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取り敢えず冒険者編は数話続きます


フラグをうまく回収しないとね

 さて私は今どこにいるでしょうか?

 正解は辺境伯領の最大都市の城門前です。


 いやー本当に全行程、二週間歩かされました。8歳の少女にする事じゃありませんね。


 最初は酷かったんですよ。筋肉痛もありますが、なんせ体力がないので距離が稼げず力尽きて倒れるんです。

 その後はマッサージと回復魔法を使って回復。あ、この時回復魔法が2つあることを聞きました。

 傷口の時間を戻すタイプと自然治癒を加速させるタイプ。前者は腕とか吹っ飛ばされても元に戻せるが使用魔力が非常に多く必要。後者は簡単な切り傷等の回復に向いていて使用魔力が少ない代わりに傷跡が残ったりするそうです。


 私がされた治療は後者でした。さらに筋肉痛で寝れないのを強引に魔法を使って眠れるようにもしてくれてました。倒れないようになったあとで知ったのですが。


 おかげで体力回復と筋肉痛の治療にエネルギーをとられ、ご飯がとっても美味しく感じます。

 あ、もちろん美味しいと言ってもお屋敷でシェフが作った物の方が美味しいですよ?

 何というか身体が求めているって感じで質より量が欲しいって思いましたね。

 もちろんマールさんたちが作ってくれた料理の味も良かったです。乾燥野菜と干し肉を使った料理ってあんな味だったんですね。


「まずは辺境伯に手紙を渡して挨拶をする。

 宿泊させてもらうんだから失礼の無いように」


「分かってますわ」


「その後私たちが宿泊する宿で荷物を置き、道具屋で必要な物を買った後ギルドで登録する」


 時間があればその後名物を食べに行きたいです。




 辺境伯のお屋敷にに着きました。しかし街中の乗り合い馬車の揺れの少ないことは驚きました。

 貴族用の馬車とそう変わらないのですから。やはり儲かっている領地ならではの施策でしょうか、うちの家にも欲しいですね。


「あらあの馬車気に入ったの? でも買えないわよ、と言うか買ってもここ以外じゃ整備できないから意味ないわよ」


 なんでも道の方にも細工してるらしく他の土地では役に立たない。

 と、元貴族のミリアンさんに言われました。ミリアンさんはマールさんのチームでレンジャーとシーフを兼任されてる方です。


「よくこられた、マルクローネ嬢」


「しばらくお世話になりますわ辺境伯様」


「何やら大変らしいが頑張りなさい。

 あと家には同じ歳の娘がいるのだが……」


「はい、仲良くさせていただきますわ」


「いや、娘は大変な人見知りでな。ソナタときちんと出会えるかどうか……

 それに街にもいくつかすむ場所を確保しているのでめったに帰ってこんのだ」


「は?」


「あと視線を感じることが多いと思うがそれも娘なのでな気にしないでくれると助かる」


 なんでもその人と仲良くなれるか判断するために物陰から観察するそうです。


「はぁ……でも帰って来ないのは危険ではありませんか?」


「領内で娘に手を出す者はおらんよ(そんな危険な真似をするものか)

 余所者もアレには手を出せん」


 どんな令嬢なんでしょうか?

 マールさんたちは知ってるのかな? 知っていればそのうち会えると思うのですが。

 なんて事を考えながら一旦お屋敷を出る私はこの地を離れるまで彼女に出会うことが出来ないことを知りもしませんでした。


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