懐かしのクリスマス
あまり書きなれていないので見苦しい文かもしれませんが
どうぞよろしくお願いします。
町がクリスマスということで賑わい周りにはカップルや家族連れ
友人同士が多く一人で歩いてる人はほとんどいない。
そんな中一人だけ歩いてる男性がいた。
服装は少し気遣っているのか、洒落ている。
服装とは裏腹に表情はひどく沈んでいる。
携帯を開き少し操作してからじっと見つめて、ハァと深い溜め息をつく。
そのままパチンと携帯を閉じ、ポケットの中にしまう。
そして小さな星が綺麗に輝く空を眺める。
「なんなんだよ・・・。いきなり別れようとか・・・」
彼は、小声でつぶやく。
足元にあった小石をカツンと靴の先で蹴る。
(俺はあいつのために全力で尽くした・・・。なのに・・・)
叫びたかった。とにかく大声でこの怒りを声に出したかった。
そう考えた彼はいきなりたくさんの人で賑わう大通りから横道に逸れた。
ただただ彼は歩いた。
自分一人で他に誰もいないような場所へ行きたかった。
そのまま時間は流れ、都市部から外れた小さな町に来ていた。
人は全くいない。
何となく懐かしい雰囲気があるこの町は彼が望んだような静けさがあった
彼は少し町を歩く。
やっぱりどこか懐かしい感じがした。
「もしかして・・・、子供のころ住んでた町か・・・?」
心当たりはいくつかあった。
何とな見覚えのある、小学校、駄菓子屋、民家・・・。
そして自分の住んでいた家に酷似した家・・・。
彼は今までの怒りが徐々に薄れていくのが分かった。
「さ、帰るか」
少し弾んだ口調で言ってから彼は元来た道を戻って行った。
白い雪がチラチラと舞っていた。
少し読みにくいかもしれません。
もうすぐでクリスマスなので書いてみました。
感想またはアドバイスがいただけると嬉しいです。
それでは憂月朱音を今後ともよろしくお願いします。