ひすとりある・ぷれぃ? 激唱のプルチネッラ!?
ヒストリアル・プレー=時代劇
デミえもん、それはデミウルゴスの万能性を示す上で造られた言葉。
通常ならば、某未来型ロボットのような想像となるのだろうが、また別のアプローチも考えられる。
プルチネッラが歌うとしたら、こんな感じになるのだろう。
広大なナザリック地下大墳墓では、アインズが関知していない、小規模なイベントが様々に執り行われている。
アインズが主導しない限りは、その他のイベントはすべて、お手を煩わせることのない、独立した小規模プロジェクトとして、各々独自の裁量での企画運営が許されている。
これはそんな1つ。
NUGT化妖劇場?
「挑戦者No.37564! プルチネッラ! ああ人間に苦悩あれ!」
ぷるっぷるぷるっ、ぷるっぷるぷるっ、ぷるっぷるぷるぷるぷるぷるぷるぅ~♪
「ぷぅ~るぷっるぷっるぷ~るぷ~るぷ~るぷ~るぅ♪
ぷるぷるぷぅるぅぷ~るぷるぷ~る♪
ぷぅ~るぅ~ぷぅ~るぅ~ぷ~るぅう~る~♪
ぷるぷるぷぅるぅ~、ぷ~るぷるぅうぅ~♪」
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デミウルゴス牧場
牧歌:ああ人間に【苦悶】あれ
演奏:擦弦楽団
改詞:デミウルゴス
歌手:プルチネッラ
1 人間、楽にぃわゎ逃ぃがさ~なぁいぃ~
涙の後にわゎ、夢虚し~
走ってぇ、逃げぇろぉやぁしぃ~っかぁりぃとぉ~
他人の命わ、踏みしぃめぇてぇ~~
2 人間勇気が必要だ~
くじけろぉ誰かを囮としぃ~
あぁ~とかぁ~ら~、来ぃたぁのも~囮としぃ~
悲鳴を背にしてぇ、逃げ~切ぃ~れ~よ~~
3 人生一度ぉきぃ~りなっのさぁ~
背後にぃ悪魔が迫って~る~
明日をぉ~も~しぃれぇえ~ぬ、命の火ぃを~
護りきれるか、俯ぅいぃてぇ~~
4 人間涙と苦悶あぁりぃ~
とにかく酷くあぁるだっけぇにぃ~
なぁんにぃも~、し~なぁい~で死ぃぬよ~り~は~
希望を求めて、逃ぃげ続け~
アベリオン羊皮紙問屋【否髏散屋】の【隠居】
隠居名:亜笑門
引き継ぎ:後継者プルチネッラ
スキル:外の舌 黄金色の菓子ではなく、肌色の揚げ菓子。
勧善懲悪・・・ではなく、完全超悪の世界征服の視察へ出る!
ナザリック地下大墳墓の大将軍=アルベド
ナザリック地下大墳墓の【副将軍】=デミウルゴス
キャスト
助さんエントマ 補助系
格さんユリ 格闘家
うっかりルプスレギナ 性格
陽炎ソリュシャン 不定形
歯車のシズΔ 自動人形
弐月兎のナーベラル? 二兎を負う者=二役
地獄の隠魎 (印籠ではない)
辺り一帯に隠れ潜む魍魎を強制的に引き寄せる。
=ウルベルト・アレイン・オードルを象った紋章。
掲示すると、最終戦争・悪が発動。
ワールド・ディザスター級
=情け容赦無用、敵味方の区別はしない、問答無用の悪辣非道が開始される。
=ぺんぺん草しか生えない荒野の更地と化す。
プルチネッラ流:外の舌
ぷるる、ぷぷる、ぷるるぷぷる。
ぷるるっぷ、ぷるぷるぷっるっぷ~。
ぷるるぷっぷ~、るっぷっぷ~、るっぷるっぷるぷるぷる~。
ぷるぷっるぷ~、るぷるっぷる~。
ぷっるっぷっる、ぷるぷるぷ~る。
「プルチネッラの惨奮クッキング~!
本日の罪料わ、チキンを使った悪菓子を作りたいと思います。この悪菓子わ本当わ梅山豚=別名:パナソレイの方が良いと思うのですが、希少で手に入らなかったために変更デス★」
極可愛いフリル付きの【鬼嫁の殺法着】を付けたプルチネッラ。純魔風の袖付き前掛けが危険な程に似合っている。嘴の先には、赤いルージュ。
【鬼嫁の殺法着】
効果:装着者の周囲を薄闇なオーラで包み、しゃ~、こ~、しゃ~、こ~、と包丁を研ぐ様な効果音が反響する前掛け。実際に背後のフキダシ文字は、しゃ~、こ~、しゃ~、こ~、の文字が踊る。ときおり「うひぃひひ、ひぃっひっひっひ」と文字が変わる醜い場合もある。
蘇材を長持ちさせる=潰して調理しても、時間が経つと元通りになる。=亡者限定
特定領域にてザコ素材稼ぎ御用達アイテム。経験値は・・・熟達のみ=手際が良くなるだけ。
領域:地獄限定
装着条件:業【凶悪】以上で再生 【善】寄りだと、即死効果が伴う=復活なし
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いろいろ毟られ、鶏ガラのようになったそれに、柄長のナイフでもって、一度に広く効率良く剥がす範囲を見定め。鳥肌にサクリ、と突き立て、つつぅ~、つつつぅ~、つつぅ~、つつつつぅ~と、一連なりになるように撫で描く。べり、べりべりべりっ! と首から下げていた閻魔で挟んだそれを本身から引き剥がすと、滴り落ちる液体をもったいなさそうに受け皿で受け止める。
赤い胴着=チョッキ状にキレイに剥がせたことを、殊の外満足気にうなずくプルチネッラ。
その間、原罪料は叫び暴れるわけだが、暴れるがままにしたまま問答無用で捌かれる。
「まず、生皮を乾かし、幾分か水分を抜きます」
背後から聞こえる、耳触りの良い叫声を名残惜しそうにしながら、アシスタントの拷問の悪魔が差し出した板状に伸ばされたそれを手に、話を次の段階へと。
「こちらが前もって乾かしておいた、水分が幾らか抜けた皮です。これを、皮を剥いだ際に取り除いた脂肪を熱し、油分を抽出した揚げ油(鶏脂)でこんがりサックリとなるまでよぉ~く揚げます」
パチパチ、じゅわゎ~あぁ、と油で揚がる音を余所に、ナザリックの男性使用人にバトンタッチして、既に揚がった完成品を手に話を続ける。
「こちらがこんがりサックリ揚げた皮となりますが、お味の方わ、いかがですかな」
「サクサクしててぇ~、ボリュ~ム感があってぇ美味しぃ~。幾らでも食べられそうですぅ。でもぉ、こんなに美味しいからぁ、つぃつい食べすぎてぇ、太っちゃったらぁどうしましょぅ~」
「凄く元気に暴れていて、とっても楽しく頂きました」
「うぅ~ん、もうちょっとそのままにして、ちょっとずつ回復しておいたほうが楽しいと思ったっすね~」
「でわ、今回のクッキングを終わりとします」
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「こちらわ、今回の悪土産でございます」
いかにも軽そうな折り箱を、重々しそうにそっと差し出すと。
「【否髏散屋】、お主も邪悪よのぅ」
そう言いつつ、見た目よりも軽い折り箱を揺すり、カサコソと軽い音を出しながら中身を確かめると、中には肌色をした揚げ菓子が僅かな隙間を埋めるようにギッシリと詰まっているのを確かめ、ほくそ笑む。
「いえいえ、悪大漢様であらせられる魔皇ヤルダバオト様にわとてもとても、敵う筈も御座いませんとも」
「この度の賂(=賄賂)、確かに受け取った。これさえ在れば、先日牧場を視察しにきた蟲魔使いの口封じも容易いものよ。ふふ、わぁっはっはっは!」
「これわ笑いが止まりませぬな。ふぅっふほっほ、ふぅっふほっほ!」
こんなふうになりそう・・・という妄想です。
実際にある、あれこれとは無関係のフィクションデス★
次回:ふたりはぷるにゅろ!? Mix OUT!?
黒い方=ニューロニスト
白い方=プルチネッラ
語感が似ていたからか、つい連想してしまった。