表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いいえ、ただの転生です。  作者: プラム
6/9

6  宿屋に来てみました。

遅れて申し訳ない(・ω・* )

PU〇Gとかレインボーシックス〇ージとか楽しすぎたんや。許してください何でもしますから。(何でもするとは言っていない)

 私は、何かわめいている集団を横目に宿屋のカウンターまで来た。


「一泊いくらですか?」


「ん?ご飯付きで15セルだよ。」


 カウンターにいた、おばさんが教えてくれる。


 私は105セルを出しながら。


「じゃぁ、1週間分お願いします。」


 といった。ちなみにこの世界にも曜日というのは存在する。1年360日で1週間は7日。


「はいよ。嬢ちゃんは女の子だから、4階だね。408号室ならあいてるよ。風呂は4階にあるのを使ってね。2・3回は男衆用の階層だからね。朝飯は7から10時の間に来てくれ。夕飯は17から22時だ。風呂は19時から翌朝の7時まで空いてるから好きな時に入っとくれ。」


 と簡単に説明を受けてカギを受け取る。

 それにしても男性と女性で階層を分けているのか。冒険者の男性には血の気の多いものも多い。だから分けているのだろう。確かに地上に近い層のほうが問題があったときの対処はしやすいのだろう。などと考えながら私は階段を上がる。

 4階は最上階だった。男性が2階層分割り当てられているのに対し女性は1階層なのは、女性の冒険者が少ないからだろうか。


 そうこうしてる内に私は案内された部屋についた。

 といっても、冒険者用の一人部屋だ。何か特別なものがあるわけでもない。

 私はすぐ荷物を整えて食堂に行くことにした。


 食堂はいくつもの丸テーブルを椅子で囲んだような、まさに公衆食堂といった感じだ。

 私は適当に粥とステーキを頼んだ。

 奥のほうではまださっきのグループが騒いでいる。どうやら部屋の設備を壊してしまい、弁償がまだなされていないらしい。

 女将が「あんたたちが壊したものの代金もらうまでは飯は出さないって言ったでしょうが!」と吠えていた。


 しばらく待っていると、頼んだ粥とステーキが出てきた。

 ステーキは何というか薄味なのだが、さっぱり系というか…とにかくまずくはなかった。おーけー?

 

 その後私はお風呂に行って、今部屋にいる。

 これからどうするか考えるためにだ。まず冒険者で稼ぐ方法だが受付嬢は討伐系のクエストは12歳以上じゃないと受けられないと言っていた。なので、自然と採取かお助け系のものになる。採取じゃぁもらえる金額もたかが知れてるしなぁ。お助け系のものかな…

 私はそんなことを考えながら眠りについた。


 翌朝。早く目が覚めた私は。創造魔法の練習をして見ることにした。といってもどんな事が出来るのかわからないから手探り状態からだ。

 まずは、創造魔法というくらいだから何か想像してみよう…

 手近にあった宿屋の枕を想像してみた。すると、薄く魔法陣が出てそこから枕が出てきた。解析してみると。


【名前】高級枕


 羽毛が詰められた枕。ふかふか故快眠できること間違いなし。



 …おかしい。この宿屋の枕といえば、中にビーズのようなものを詰め込んだものだ。

 きちんと想像しないとだめなのかな…?

 試しに次はビーズのようなものを詰め込んだ枕を創造する。

 できた。


【名前】宿屋の枕


 ビーズの詰め込まれた枕。宿屋や平民の家でよく使われている。


 やはり、きちんと想像しないとおかしなことになりそうだ。

 …あれ、これを使えば大儲けできるのでは…

 だめだ、無理に物価を下げるわけにはいかないし。たまに作って市場に流す程度にできれば… 


 とりあえずご飯を食べに行くことにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ