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この前更新出来なかったので2話目です

――――――え?



成功?なにが…?


「困惑してるね、ごめんねアンリ君。

これはおにぃも知らない事なんだけど、

ヘブンズ・〇アーで君の記憶を見させてもらってたんだよ。 あ、ヘ〇ンズ・ドアーって言っても"今の君では"わかんないよね……」


ヘブンズ・ドア〇??? それがこの女 シャルルの能力なのか??


ぐ…ぎぎ…ぐぎがが…

頭が痛い…

オモイダスナ ナニモオモイダスナ オモイダシテハイケナイ

頭部に違和感を感じた俺ではない何かが喋っている


「"それ"が見えるの?アンリ君?」


なんだこれは… 機械の蜘蛛のようなものが頭に憑いてる…


「な、なんなんですかこれ!」


「それはね…… 記〇の盗掘者(イ〇ーガルディガー)だよ 元は、ね? "前の世界の記憶の一部"を奪っておいたんだよ」


「記憶の一部…?」


「まだ何を奪ったか分かってないみたいだね」


シャルルがパチンと指を鳴らした

ただの演出だったのかもしれないけど、記憶〇盗掘者と呼ばれるものは消えていた…


「そ、その剣はっ!?」


「思い出したみたいだね、君の知識から『前の世界のアニメ 漫画』を奪っておいたんだよ」


なぜそんな事を…?

そもそもなんでアニメ 漫画の知識を?


情報量が多くて頭がおかしくなりそうだ


「ずっと探ってたようだけど、私の『能力』は、アニメ 漫画 小説 二次創作に至るまで 全てのキャラクターが使ったことある能力を使えるようになる能力。 試してみたら武器も生成可能 能力同士の掛け合わせも可能」


声が出なかった…絶望なんてレベルじゃない

いくらチート並みのスキルを沢山もらったって勝てっこない…

殺しても死なない相手、一撃でこちらを屠る力 そんな相手にどう勝てばいいのだ……


「な、なんで僕を生かしたんですか?」


「ん?生かしているのは私たちのケジメ。私の能力の一部で村に飛竜種を呼んでしまった。 子供が取り残されてる 助けて母親の元へ無事送り届ける。それだけだった、だけど、君が転生者で私たちのカウンター役っていう事は予想外だったの。 でも最後までやり遂げ、母親の元へ送り届ける。 そういうケジメ。 でもそれももうすぐ終わり。 母親の元へ届けたらみんなの記憶から君の存在を『なかったこと』にして、君を殺すこともできる。

君が私と、おにぃの邪魔をするなら」


恐らくここで誤魔化したりしたら首が飛ぶ。

だから本当のことを言う


「た、頼むっ!僕を……いや、俺を旅の仲間として一緒に学校へ連れて行ってくれ!

俺は気づいたら一人だった… 親はいたがあくまでも"この世界での"親だ… 役割は世界のバランスを保つこと らしいが、あんたらにかないっこない! 役割を失って また一人に戻るのは嫌だ!!」


本音をぶちまけた


「うん。 いいよ。 とりあえずこの事態をおにぃに話そうか」


シャルはあっさりしていた。

ディーに事のてん末を話したら絶句され、シャルは怒られていた。


森の入口でこの世界の母親に別れを言って

俺はこの二人と学校を目指し旅へ出た

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