番外編 登場人物紹介
本日二話目の投稿です。
主要登場人物のみの紹介です。若干ネタバレがあります。
NAME:キョウ
RANK:E-
ROLE:アタッカー
TRIBE:ヒューマン
HC:グリーン
MC:ブルー
STR:SS-
DEX:C-
VIT:B
INT:C+
AGI:A+
MND:C-
LUK:D+
【流派】
《我流・変幻爆砕》
変化の能力を持つハンマーを使い敵を理不尽に叩き潰す流派。
プレイヤーネームキョウが生み出した。
【流派スキル】
《幻惑の槌》
フェイントに引っかかった相手に強烈な《フルスイング》をかます技術。
フェイントに引っかかった相手に対して攻撃に補正をかける。
【称号】
《初心者》《ハンマービギナー》《案内人を泣かせた男》
《インファイトルーキー》《スラム街の救世主》
《億万長者》《カジノの頂点》《精霊遺産ゲッター》
《真面目の証拠》《ジェノサイダー》《流派開祖》
《ウィザードアパランティス》
【パッシブスタイル】
《ハンマースタイル:S+》
《インファイタースタイル:S-》
《ウィザードスタイル:C+》
【スキル】
『パッシブ』
《パルクール:B-》
《センスマジック:C+》
『アクティブ』
《ハンマースロー:S+》《アイアンフォール:S-》《ドラムハンマー:E-》
《威圧:S》《フルスイング:A》《挑発:A》《サラマンドラの業火:D+》
『ユニークスキル:???』
【装備】
右手:ナガレ特注ピコピコハンマー
左手:ロキの鉄槌
防具:皮装備一式
装飾:-
【所持金:50,000,002,100G】
本作の主人公。本名は葉月鏡也。αテスト二年、βテスト三年の計五年の月日を待って漸く『MFO』を遊ぶことが出来た。性格は至って普通で外見は中の上。しかし興奮すると『暴走状態』という人間離れな能力を発揮することが出来る体質を持っている。『暴走状態』になると普段の性格から変わり、激しい性格になる。だが本人は昔からこの『暴走状態』に振り回されたためあまり良く思っていない。
ナガレからピコピコハンマーを貰い、その後カジノの景品からロキの鉄槌を手に入れたことから流れでハンマーを使っている。右手のピコハンで相手を牽制して左手の鉄槌で叩き潰すスタイルを取っていて、パーティ内では主に近距離戦闘役を担当している。また『暴走状態』になると全ステータスが十段階アップし、リアルラックがバグる。具体的に説明すると、あらゆる行動の裏で無意識の内に常に乱数調整のような現象が起きており、直感によってあらゆる行動が望んだ結果に繋がるというのが強運の秘密。その他にスキルや魔法を見ただけで再現できるなど途轍もない能力を持っている。
【ナガレ特注ピコピコハンマー】
チュートリアルガイドのナガレから貰った武器。形状も性能もおもちゃのピコピコハンマーと同じ。そのため武器としての攻撃性能は無く、当たると軽快な音が鳴る。しかしこのピコハンに当たった相手は付与されている高い《挑発》のスキルにより理性を失うという効果を持つ。
【ロキの鉄槌】
カジノで千億チップ稼いだキョウが五百億使って交換した武器。実は『精霊遺産』と呼ばれる今では消えた精霊が作った武器でハンマーという特徴から逸脱しない程度に様々な形状に変化することが出来るという性能を持つ。柄は両手で持てるほど長く、打撃部分はキョウの身体に合わせて上半身とほぼ同じ大きさで色は全体的に銀色。ただし使われた素材は不明。『伸びろ、鉄槌』でハンマーの柄の部分が延び、『爆ぜろ、鉄槌』で爆発するように打撃部分が大きくなる。
NAME:ライカ
RANK:D+
ROLE:ディフェンダー
TRIBE:ドワーフ
ヒロインの一人。キョウこと葉月鏡也の妹の一人で本名は葉月朱里。ブラコン。性格は真面目で誰とでも敬語で話す。兄が五年も貧乏揺すりするほどのゲームに次第に興味を持ち、正式サービスの日にゲームを手に入れる。それまではあまりゲーム自体に興味がなかった。パーティ内では主にツッコミ役を担当する。『MFO』ではドワーフという種族。外見はオレンジに近い赤色のポニーテールでドワーフ特有の健康的な小麦色の肌になっている。ただしロリ体型ではない。
正式サービスが開始されてゲーム内時間僅か三日でカンレーク国内にある防御系の流派を網羅している。このことから彼女自身も驚異的なラーニング能力を持っていることが分かり、やはりあの兄にしてこの妹である。パーティ内での役割は防御特化役で防御系流派の良い所取りした技術を駆使して相手の動きを封じるスタイルを取っている。
【ナガレ特注ツインバックラー】
チュートリアルガイドのナガレから貰った武装。バックラーと手甲が一体になっていてこの状態の時は双楯状態と呼ぶ。また『双楯変形・堅牢形態』という掛け声により二つのバックラーが一つのタワーシールドに変形し、通称堅牢状態になる。
【双楯守護・流派複合受け流しの型】
ツインバックラーが双楯状態になっている時に使用出来る奥義の構え。その構えの状態で相手が攻撃すると『流水・無害陣』の奥義が発動し、問答無用で相手の攻撃を受け流すことが出来る。ライカはこれを相手の動きを柔の力で封じることから『流水の技』と呼んでいる。
【堅牢守護・流派複合防御の型】
ツインバックラーが堅牢状態になっている時に使用出来る奥義の構え。相手の攻撃を問答無用で受け止める『激波・不動壁』が発動できるようになる。ライカはこれを相手の動きを剛の力で封じることから『激波の技』と呼んでいる。
NAME:ナナ
RANK:D+
ROLE:シューター
TRIBE:エルフ
ヒロインの一人。キョウこと葉月鏡也の妹の一人で本名は葉月七海。ブラコン?。性格は軽く、何故か語尾を伸ばす話し方をする。思考が『暴走状態』時のキョウと同じぐらいネジがぶっ飛んでいる。兄の親友が毎日毎日『MFO』の自慢をするため兄と一緒に悔しい思いをしながら正式サービスを待った。ゲームは『MFO』をやる前ではシューティングゲームばかりやっていた。パーティ内では主にボケ担当。『MFO』ではエルフという種族。エルフという特性から耳が長くなり、元来整っていた外見に補正が掛かっている。しかしキョウ曰く「性格が性格なためあまり変わっていないように見える」とのこと。
もはや葉月家特有の能力なのか彼女自身も人間離れした狙撃能力を持つ。その能力は一秒に何発も放たれる弾丸一つ一つを正確に的に当てることが出来るほど。パーティ内では豊富な性能を持った弾丸を使いパーティを援護する遠距離狙撃役。何故か遠距離狙撃にこだわりがある。
【ナガレ特注ツインバレット】
チュートリアルガイドのナガレから貰った二挺拳銃。プロローグでは対して出番が無かったがナガレ特注という点から何やらこの武器にも秘密が……?
NAME:ゴッドストレートスマッシュ
RANK:S
ROLE:アシスタント
TRIBE:ヒューマン
キョウこと葉月鏡也とは昔とある事件により『暴走状態』のキョウに助けられて以来の親友で幼馴染。本名は神崎直人。運よくβテストに受かり、三年間キョウ達に自慢し続けたことがありそのことからキョウとナナに愚痴られる事がある。外見はイケメンの部類に入るが性格は残念。ネーミングセンスが壊滅的。βテスターでありランクSのトッププレイヤーの一人。後から参加するキョウ達のために広範囲支援役を選び、カンレーク周辺の情報を集めた結果何故か初心者支援ギルドのサブマスターになっていた。因みにそのギルドのマスターは自身の姉で、二人揃って何故か掲示板のスレッドを誰よりも早く立てている。
かなりの金好き。ただし守銭奴でもなく浪費家でもないただ金を集めるのが好きなだけである。その性格を認識したのかは分からないがナガレは彼に三分間だけ存在する金を無限に取り出せる金袋を渡した。彼は何やら秘密を持っており、大臣との戦いでその片鱗を披露する。一体その秘密とは……?
【無限財宝アンリミテッド・マネークリエイト】
チュートリアルガイドのナガレから貰ったアイテム。外見は青い金袋で、中から三分間だけ存在する金貨を無制限に取り出せることが出来る。
【我流・金剛金塊】
ゴッドストレートスマッシュが生み出した我流の流派。金の枚数によって発動する技が変わる。上記の『無限財宝』と合わせる事で三分間だけの制限を付けられるが気兼ねなく使用することが出来るようになった。
これでプロローグが終わりました。
次、第一章の始まりです。




