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MATERIAL FRONTIER ONLINE:スタイリッシュパーリィーの冒険活劇  作者: クマ将軍
『MFO』ダイブスタート! 準備編
1/62

第1話 ゲーム購入!

息抜きに書いてみました、クマ将軍です。

 VR時代と呼ばれたのは、今から約二百年前の出来事。事の始まりは、全てのゲーム会社が合同でVRシステムを制作し発表した事からだった。


 ここで言うVRとは謂わばヴァーチャルリアリティ、つまり仮想世界の事である。ゴーグルを通して擬似的なリアル体験とは違う、全ての五感を使った本当の体験がこの世界でのVRだ。

 当初はゲーム業界で使われる予定だったそのVRシステムは、その高度なシミュレーション技術に目を付けた他の業界でも使われることとなった。


 医療業界では仮想世界を通じて様々な難病の対策ができた。

 軍事関係では仮想世界を通じ仮想戦争で決着をつけるという解決が実現した。

 音楽業界では家にいても仮想世界でライブコンサートの体験が出来た。

 その他にも、様々な分野が仮想世界を通じて今まで出来なかった実験が行える事が出来るようになり、世界はより豊かに発展し、俗に言うVR時代と呼ばれるようになったのだ。


 さて、ここで肝心要のゲーム業界はどうなのか。


 囲碁や将棋、果てはスポーツなどといった他者と競う物も広義的にはゲームと呼ばれる。だがこの場合のゲームの意味とは空想上の光景を体験する事だ。現実ではありえない空想の中での出来事を体験をするために様々な試みが行われ、TRPGから始まり今ではコンピューターゲーム、テレピゲーム、オンラインゲームと発達していったのだ。

 想像して欲しい。ドラゴンの群れが空を飛び回る光景を。物理法則を超越する魔法が戦場を飛び交う光景を。宇宙では数多の戦艦が砲撃を放ち、宇宙を照らす夢のような光景を。そのような光景を、VRでリアルに体験出来るのだ。


 しかしそこには欠点があった。VRシステムで得られる体験は現実と遜色のないものだ。当然そのような世界で戦闘などが起こればどうなるのか。


 圧倒的な力を持つドラゴンが群れで飛んでいたら?

 絶望的な戦力差に恐怖して逃げるしかない。


 戦場で人体を滅茶苦茶に出来る魔法が飛び交っていたら?

 臓物を撒き散らしながら人が死んでいく戦場を見て絶望するしかない。


 宇宙を照らすような戦艦の戦いを見て綺麗であると認識出来るか?

 現実逃避をするな。目の前の光景は戦争の最中だぞ。


 つまり――、


『超コワイ』

『超グロい』

『超ハード』


 そう、空想は空想であるからこそ楽しめるのだ。

 残酷で現実的な描写は余程のゲーマーか特殊な価値観を持つ人々しか受け入れられない物だったのだ。なのでVRシステムが発明されてからのゲーム業界はそれほど発達したとは言い難かった。

 勿論、一般人向けに作られたゲームもあり、好感触な反応を示してくれた物もあった。だがゲーマーには合わなかった事も多々あった。


 一般人とゲーマー、双方にウケるゲームはどのような物か、ゲーム業界はVRシステムを開発してもこの問題に対し長年付き合うこととなる。

 そして現在。

 小粒だがそれなりに双方に認められるゲームが増えてきた中、ある有名なゲーム会社がとあるオンラインゲームを発表した。

 マテリアルフロンティアオンライン通称『MFO』。

 ジャンルは近年流行り始めた、仮想現実大規模多人数オンラインRPG通称『VRMMORPG』に類するオンラインゲームで、現在世間で最も注目されているオンラインゲームである。


 そのようなゲームが何故今最も注目されているのか。

 つまりはこうだ。一般層にもゲーマー層にも受け入れられるゲームとは、一般層にウケるシステムとゲーマー層にウケるシステムを破綻無く組み込み、それを極端にする事だ。


 より詳しく言えば、このゲームはグラフィックはまるでイラストが動いているかのような二次元的表現(トゥーンシェーダ)で尚且つ風景は有名なイラストレーター達のイラストを再現。近年のVRゲームに標準搭載されている現実的な自由度の高さは勿論完備。流行に乗るため実況しやすいようゲーム内のコンテンツも充実させて、やり込み要素も極端に増やした謂わばこれまで発売されたゲームの集大成のような物だ。

 更にはそこらの大企業でさえも躊躇する程、過剰に宣伝に力を入れれば、万人に注目されるゲームの完成だ。


 さて、ここまで長々と説明してしまったが、これこそがこの世界とその世界にあるVRシステムの歴史だ。そしてこれは、そのゲームに魅入られた一人の男と世界の命運にまで発展してしまったゲームの物語である。




 ◇




 いつ終わりが来るのか。

 そう俺こと葉月鏡也はづききょうやは思った。


 目の前には蛇のように並ぶ長蛇の列。

 そこに俺は並んでいたのた。


 別に有名なレストランに並んでいるわけではない。

 それもこれもこの場に並んでいる皆はとあるゲームを買うためである。

 何せ今日は待ちに待った超話題作である『MFO』の発売日なのだ。


 だがこれは流石に長すぎる。


 妹二人を含めた俺達はかれこれ二時間ぐらい並んでいた。

 だが一歩進むのに胃がキリキリする程の時間が経つ。

 そしてようやく一歩進めたのにまた待つことに、イライラと緊張をない交ぜにした嫌な感覚に襲われる。


 一体いつ終わりが来るのか。

 誰か俺に良き終末を齎して下さいお願いします。


「に、兄さん? 大丈夫ですか……?」


 俺の様子に心配したのか妹の一人である葉月朱里はづきあかりが声を掛ける。


「ああ、大丈夫大丈夫。ただちょっと腹が痛くなってきただけだから。大丈夫だよ一歩進めば治るから、ゲームを手にしたら治るから!」

「兄ちゃん、目が血走ってるよー」


 いらん指摘をしてくるこの語尾を伸ばす癖の妹、葉月七海はづきななみはイライラと緊張で胃を痛めてる俺とは対照的に軽い調子で言ってきた。


「血走ってないよ、ただ興奮してるだけだよ!」


 変なテンションで叫ぶ俺だがこれには訳がある。


 実は俺がこのゲームを見つけた時既にαテストは始まっていた頃だった。

 そして次に開催されたβテスターの応募に俺は落ちた。


 αテストで既に二年の歳月が経っていたのにこれである。

 それはもう魂が冥界に落ちる勢いで死にそうになった。


 だが俺の不幸はここで終わらなかったのだ。


 実は俺の親友が先にβテストに受かりやがったのだ。

 しかも毎日毎日俺達にゲームの自慢をしやがった。

 俺は悶々とした日々を製品版の発表が来るまでの三年間、送るようになった。


 分かりますか?

 俺は興味を持ったゲーム相手にプレイするまで計五年の月日を待ったのだ。

 通常ならばもう長年の月日が経過したゲームなんて興味なんぞ風化するものだが……。


 運営会社の野郎、ユーザー相手に姑息な(上手い)宣伝しやがって……お陰で興味を持ち続けたまま五年待ち続けたじゃないかチクショウ!


 もう早く来てくれ、俺をこの苦しみから解放してくれ。

 おい頼むよ本当に何でもしますからこの無間地獄から俺を救ってくれよ。


「あっ兄さんお弁当食べますか?」

「お茶もあるぜよー」


 なぁマイシスターズ、何故のんきにお弁当食べてるんですか。

 ってか何故にお弁当用意してるんですか!?


「備えあれば憂いなしということです。ね?」

「ねー」


 妹のジャイアントメンタルが眩しいなぁ……。


 そして一時間後。


「あーもう駄目。俺もう駄目」


 長い、長すぎるよ。

 俺の胃が天元突破しそうだよ。

 もうゴールしてもいいよね?

 多分そこはゴールじゃなくて三途の川だけど別にいいよね?


 意識が……俺の意識が徐々に暗くなっていく。

 この欲しい物が手に入りそうで入らない苦しみで死ぬような人間がいるのだろうか。

 恐らくここに一人いる。そう、俺だ!


 精神が狂いそうになる苦しみで、俺の意識が消えかかっていく。

 やがて俺の意識は消えてなくなり……。


「はいこちらがゲームのパッケージになります。是非楽しんでくださいね!」


 気付けば見知らぬ女性が立っていた。

 そして手元には夢にまで出た念願のゲームがあった。


「…………」


 目を見開く。

 口を呆然と開ける。

 そしてヨダレは垂れる。 


「ほらエンディングだぞ、泣けよー」

「兄さん?」


 妹達の声が聞こえる。

 もしかして俺は手に入れたのか。

 遠距離恋愛の末に結婚した人並みにゴールインしたのか。


「ね……」

『ね?』

「念願のマテリアルフロンティアオンラインを手に入れたぞーっ!!!」


 つい叫んでしまったがどこもおかしくはない。


 叫んでたのは俺だけじゃないはずだ。

 ここに並んでいる皆は、俺と同じように五年の月日を待って並んだ同じ同志ではないか。


 俺は覚えている。消えかかっていた意識の中で聞こえた。

 先に並んでいた人達はゲームを手にした瞬間、叫んでいたのだ。

 やっと手にした物に、人は心の底から声を張り上げるのだ。


 その証拠に叫んでも目の前にいるお姉さんは何も言わない。

 それどころか、ああブルータスお前もかと言いたげな目をしていた。

 俺はブルータスではないが。


 だがそんな人生で絶好調の俺に、アイツ等はやってきた。


「おっと待ちなそこの兄ちゃん」

「大人しくそこのパッケージを渡してもらおうか」


 列から離れ、強引に割り込んだDQNもとい不良共が俺を脅し始めたのだ。


「あ、貴方達なんですか!? 早く元の列に戻りなさい!」


 この異常事態にいち早く復帰したお姉さんが注意をするも不良共は意に介さない。

 それどころか周りを脅し始めて遠ざけ始めようとしていた。


「俺の彼女がな? めっちゃ可愛いグラフィックの『MFO』とやらをやりたいつってな……そこで俺は一肌を脱ごうとしたんだよ。どうだ兄ちゃん? 人助けだと思ってその手にしてるゲーム、こっちに渡さないか?」


 なら列に並んで買えばいいだろうと思うのはおかしいのだろうか。

 文脈からはゲームが欲しいということは分かる。分かるが何故人の物を強奪しようと思考を跳躍させるのか分からない。


「あちゃー、ゲームを手にして興奮してる兄ちゃんに喧嘩を売るとか運が無いねー」

「今の内に通報しましょう、彼らのためにも」


 妹たちが何を言ってるのかは分かる。

 通常の俺だったら愛想笑いを浮かべてまともに対応しようとするだろう。


 決していきなり売り言葉に買い言葉で問答無用パンチなんて食らわせない。


 だが仕方が無いのだ。

 俺は今、興奮・・が抑えきれない。

 唯一つあの不良共に言える事、それは。


「やらねーよ、バァーカ!」




 ◇




 全身複雑骨折の全治何年か分からないと診断され、気まずい状況のまま俺達は一旦家に帰った。


 ん?いや診断されたのは俺じゃないぞ。

 喧嘩売ってきた不良共の方だ。


 見事、売られた喧嘩を買った俺はそのまま不良共を過剰にボコった(・・・・)。一応前科ありの相手だし、周囲にも証言者がいたから正当防衛ということで済んだのだ。


 ……いや、嘘は良くないな。

 俺達は説教だけで済んだんだ。だが俺にボコられた不良共は全身複雑骨折で一部PTSDになったりで……いや、この話は止めよう。


 あれは悲しい事件だった。


 事件があったものの無事に開放され、俺達は自分達の家に帰ってきた。そして俺達の手には今、以前からやりたかった『MFO』のパッケージがある。


 早くやりたいという気持ちを抑え、俺は目の前にいる妹達とゲームの中で再会しようと話をしていた。


「それでは兄さん。ゲームの中でまた会いましょう」

「おう、それじゃまたな」

「その様子だと元の性格に戻った様子だし心配ないねー」

「うぐっ……」


 俺は興奮すると手が付けられないぐらい暴走するという持病みたいな物あった。

 別に多重人格ではない。

 単なる理性のタガが外れた状態だと医者が言っていた。


 その際、あまりにも通常の性格とかけ離れていている事から親友はこの状態の俺を『暴走状態(バーサクモード)』と名付けたほどだ。

 俺の自信の無い返答から朱里はため息をついた。


「駄目みたいですね……心配になって来ました」

「朱里ちゃんは相変わらずの過保護っぷりですなー」

「なっ!? ち、違います!」

「どうどうー。それじゃお兄ちゃんまたねー」

「お、おう……」


 そう言って朱里を連れて行く七海。その様子を見守りながら部屋に戻ろうとすると微かに二人の声が聞こえ、思わず立ち止まってしまった。


『それじゃ賭けようかー』

『何をですか?』

『お兄ちゃんが『暴走状態』になるかならないかをねー』

『それなら決まってます。兄さんは必ず『暴走状態』になるでしょう』

『あちゃーそれじゃ賭けにならないじゃまいかー』

『七海ちゃんだってそっちに賭けてるじゃないですか』


「……あいつら好き放題に言うなぁ」


 別に俺は好きで暴走してるわけじゃないのだ。

 ただ興奮した結果『つい』みたいな感じで……。


 だが今はその賭けの話は流そう。

 ゲームを買ったからってすぐには出来ない。だからこれから俺は自室に戻ってゲームをVRPCにインストールしなくちゃいけないのだ。


「えーと、先ずはこのゲームデータが入ってるカードをVRPCにインストールっと」


 そう言って俺はVRPCにあるカードスキャナーに『MFO』のデータカードをスキャンした。

 そうすると俺のVRPCに『MFO』の基盤データがインストールされ、『MFO』を開発した会社のサーバーから本体データのインストールが開始された。


 そして本体データがインストール完了するとVRPCの隣に置いてあるカチューシャ型VRヘッドに『MFO』専用の脳波処理情報が送られ、今度こそ全てのインストールが完了した。

 ここまで約一分という早さである。流石の技術力だな。


「あとはやる前に次は説明書を読んで予習を……ってなんだデジタル式なのか」


 俺は先ず始めに説明書を読む人間である。

 それも紙媒体の様なアナログ式であれば尚良い。


 理由としては、俺は説明書を読んで楽しみを蓄積してゲームで一気にその楽しみを解き放つ感覚が好きだからだ。

 それに始めからやり方が分かればサクサクゲームを進めることが出来るし、序盤で行き詰まることもない。


 だが『MFO』の説明書は情報媒体のデジタル式を取っていた。


 別にデジタル式が悪いわけではない。

 持ち運びは楽チンだし本のように一々ページを捲る動作ではなくスライドでパッと切り替えができて、探したいワードを検索出来る検索機能もかなり便利だ。


 だが俺はデジタル式はあまり好きじゃない。

 なんというか読む気力が薄れるのだ。寧ろデジタル式を読むぐらいなら、ゲーム内のチュートリアルで済ますことだろう。というよりも大抵の人はそうだ。


 誰か共感できる人います?いない?そうか……。

 まぁそこはいい。感性の問題だな。


「とすると妥協してゲーム内のチュートリアルとかヘルプとか見ればいいか」


 それではお待ちかねのゲーム開始だな。

 と、その前に。


「ゲームを手に入れたことを神崎の野郎に連絡するか」


 神崎とは俺が言った先にβテストに受かり、毎日毎日自慢してくる野郎のことだ。

 今日ぐらいゲームを手に入れたことを自慢してもいいはずだ。


「あの野郎……この鬱憤を晴らさせてもらうぜ……」




『もしもし? 鏡也か?』


 俺が電話すると男の声が聞こえる。

 そうこいつこそがβテストに受かり毎日俺に自慢してくる神崎直人かんざきなおとその人である。


「やぁ神崎家の糞の方よ。長い年月を経て、私はついに『MFO』を手に入れたぞ? さぁいつものように私に自慢してくるがいい! 今ままでは現実世界でボコることでしか出来なかったが、今度は仮想世界の中でもボコってやるぞこの野郎!」

『……ゲームを購入して帰宅した頃だと思ってたが……案の定『暴走状態』で来たかぁ……』


 そして俺の『暴走状態(バーサクモード)』という名前を付けた張本人でもある。


『ってか神崎家の糞の方ってなんなんだよ!? 糞なのか俺は!?』

「そんなことはどうでもいい。重要なことじゃない」

『よくあんな暴言吐いて、重要なことじゃないって言えたなオイ!』

「さぁ俺に自慢して見ろ! お前が自慢する度にゲーム内でお前に対する罰を五倍ずつ増やしてやるから覚悟しやがれヘェェルゥットゥユー!!」

『くっ……こうなることを覚悟しても面白いから自慢続けてたのは失敗だったか!!』


 こんなやり取りをして俺がゲームを始めたのはこの二時間後だった。

 正直に言ってこんな方法で鬱憤を晴らすよりもゲームで鬱憤晴らしたほうがいいと思ったそこの方。興奮した状態の俺には、そんな考えは思いつかなかったんだすまん。


 これだから『暴走状態』は嫌なんだ。

以下用語説明。


VRシステム

 正式名称『仮想現実システム』。

 全てのゲーム会社が総力を挙げて作り上げた夢のシステム。

 メインサーバー内に巨大な仮想現実のゲームエンジンを置き、他のゲーム会社はそのゲームエンジンを基にVRゲームを作っている。

 またゲームだけではなくこのシステムを使って擬似音楽ライブ、VR映画、医療シミュレーター等幅広く使われている。

 この世界はVRシステムが発表されて既に200年の月日が経っていてどの家庭でも無料でインターネットの環境が揃っている。


VRPC

 正式名称『VRシステム搭載型パソコン』。

 家庭でも仮想現実を楽しめるように開発されたパソコン。

 これとセットでVRヘッドがないと仮想現実に入れない。

 容量は各地のサーバーで分散しているため実質無限に等しい。

 現在全世界で普及されている。


VRヘッド

 カチューチャ型の脳波信号読み取り機。

 これによって人の脳波を読み取り仮想現実世界に行くことが出来る。


カードメモリー

 現在の主流記録メディア。

 大きさ幅共にクレジットカード並みでカードのイラストは自身でデザインできる。

 容量は32PBペタバイト

 その容量ゆえにもう一つのHDDメモリとしてほぼ全員所持している。

 それでもVRシステムを使っているデータの容量は軽くカードメモリーの容量を凌駕しているため、主人公が手に入れた『MFO』等のVRゲームのシステムデータが入っているカードメモリーには基盤データしか入っていない。


Q.勢い任せでこんな設定考えたが大丈夫か?

A.大丈夫だ、問題ない。

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