無価値な人生~自殺未遂~
私は自分の人生に何の価値があり、何のために生きているのか分からなくなった。たぶんこの疑問に簡潔な答えなどないのであろ
う。生物学的に答えるなら、子孫を残すためなどの答えになるのだろうが、こんな答えで本当に納得出来るわけがない。しかし大抵の人がこんな疑問気にすることなく生きていける。たぶんそんな人たちは夢や目標を持っているから何のために生きているのか。という疑問を考えるほど、余裕はないのだと思う。自分は夢も目標もなくただ時間を過ごしているからこんな事考えてしまうのだろう。そして全ての事がどうでもいいと思ったとき自分は自身の手首をカッターで刺し自殺を図った。結果的にはすぐに病院に運ばれだいじにはいたらず、自殺未遂という結果で終わった。病院検査的に精神の安定もかねて、数ヶ月入院をすることになった。だが、入院生活になれずすぐに病院から抜け出そう病室から出たとき、目の前にいた女の子がいきなり発作を起こして倒れてしまった。自分は訳の分からないまま看護師を呼びに走った。そのかいもあり、女の子も無事意識を取り戻した。看護師さんに聞くと年は自分と同じだが重い心臓の病気のため病院からあまり出たことがなく、同世代の友達がいないから彼女の話し相手になってはくれないかとおねがいされてしまった。自分は断ろうにも断りきれずに引き受けてしまった。