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ワタシが魔女になった理由
ワタシが魔女になった理由
「おいっコイツの目、みどりだぜっ!!キモチワリィ」
「おまえキモいんだよ!!どっかいっちゃえよ!!」
「あんたさ、ほんとムカつくんだけど、死ねば?」
「マジさ、うざいんだよね」
「あの子、何考えてるのかしら・・・。」
「本当、気持ち悪い子よねえ。」
・・・ダイジョウブ、ワタシハマダダイジョウブ・・・・・・・
いつもつまはじきものだった。
出来過ぎるた勉強、すこしやったらすぐにコンクールで優勝したピアノやその他楽器
嫉妬と憎悪に彩られた周りの目
アァ・・・、メンドクサイ・・・
8歳にしてたいていのことは一人でできた。
親は知らない、私生児で生活費だけは振り込んでくる父親と、
距離をおく使用人たち。
たまに訪ねてくる親戚はゴマをするか嫌みを言うか。
・・・とてもわずらわしい・・・
こっちはアンタ達につきあうほど暇じゃないと言いたい。
世界はまだまだ広い。
高校生の範囲は勉強したから次は大学だ。
でもふつうの勉強は飽きてきたから暇つぶしに占いでも勉強しようかとおもっていたある日、
ワタシはあの人達に出会った。