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◆◆◆

 ――どうしたらいいのだろう。


 もどかしい。誰か、この状況をどうにかしてくれないか。

 ……いや、きっと大丈夫だ。あの人の言う通りにしていれば。


 信じているはずなのに。ときどき、じっとしていられなくなる。

 どうしてこんなに気持ちが焦るのだろう。


 ……死体なんて、みつかっていないのに。



 ◆・◆・◆



 ――やれやれ。今は、我慢のときというところだろうか。


 もう少し時間がたてばきっと、あの人も、自分の置かれた立場に慣れるだろう。そのあとで……。


 大丈夫。

 自分は間違っていない。


 なんといっても、死体はみつかっていないのだから。



 ◆・◆・◆



 ――もしかしたら、このままなにごともなく、今まで通りの生活に戻れるのだろうか。


 そんな甘い考えに浸りそうになるほど、表面上はなにも変わらない。


 だが、油断はできない。


 誰が、なぜ? どうして?

 わからないまま、時間が過ぎていく。


 ……いまだに、死体は見つからない。




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