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2.夢

学校の教室にいた。放課後なのだろうか。5人の高校生ぐらいの少年少女がはしゃいでいるだけだ。

少年少女の中、ひと際キレイな女の子が、僕に近づいてきた。

黒髪ロングの大和撫子然とした少女だ。ぷっくらとした唇。完璧なバランスの鼻。きりっとした目は僕の心を覗いているようだ。出るとこは出ていて、引っ込むところは引っ込んでいる完璧なスタイル。町に出れば10人中8人ぐらいは振り向くんじゃないだろうか。少なくとも僕は二度見する。そんなキレイな少女。

そして、なぜだろうか。そんな彼女を見ていると心がムズムズする。これは…恋?いや、違うな。これは例えるなら…

「」

少女が口を開く。何と言っているのだろう。僕に話しているはずなのにもかかわらず、少女の声が聞こえない。

少年少女の反応を見る限り口パクというわけではないようだ。というか、少年少女の声が聞き取れない?なんだろう、これは。

何かを話し終えたキレイな少女は、少年少女のグループに戻ってしまった。

場面が変わる。なるほど。これは夢みたいなものか。

ここは…学校の裏側だろうか。僕の目の前には先ほどのキレイな少女が立っていた。

奥の方にはわかりずらいが、先ほどの少年少女がいた。隠れているのだろうか。

キレイな少女は僕に笑顔で手を差し出す。何だろう?

少し考えていたら、奥から隠れていた少年少女がぞろぞろ出てきた。

顔ぶれは変わっていないようだった。少年少女は笑いながら、きれいな少女と話し始めた。

少年の一人が急に僕の方を見ると、肩を組もうとしてきた。

なんとなく嫌な感じがして、その手をはねのけると、少年たちの顔が変わった。その顔は、僕を責めているようだった。

場面が変わる。次は何だろうか。

ここは、部屋の中か。

部屋には一台のパソコンとVR機器、ベットだけしかない簡素な部屋だった。

だが、床にも壁にも何かが書かれた紙が散乱していた。書かれているのは、ゲームなどで出てくるモンスターのようなものばかりだった。

その中には僕の見たドラゴンの絵もあって。なんだか懐かしさを感じた。

意識が浮き上がるような感覚になる。

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