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15.ドラゴンさん

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「力…?」

『あぁ。正確には根源力というのだがな。我々を我々足らしめるための力だ。』

なんか複雑だな。物体を構成する力、創造力的な感じかな?

『根源力は基本的にどんなものにも存在している。我ら生物はもちろんのこと、そこらの石からこの世界、挙句神までもだ。』

神!?この世界は神様がいるのか。前の世界では紙なんているかどうかもわからない存在だったしな。この世界では仲よくしたほうがよさそうだ。

『故に根源力によって与える攻撃は、神をも殺しうるのだ。我々には必要な力だろう。』

へー。神様に通用する力かー。すごそうだな。って、え?神を殺すための力が僕たちには必要?ってことはもしかして…

「あのー。お話し中すいません。僕たちってもしかして、神様に敵対してます?」

『…神様、か。』

うわー。これはまずい奴だ。絶対敵対してるじゃん!

神様と敵対してるってなかなかやばいんじゃないの?ほらっ、前の世界でも…あれ?そういえば前の世界で神様ってなにもしてなくない?

神様が存在しない説もあるけど、存在しないなら存在しないで、神様は僕たち生物と同じ尺度の存在ってことになるよな。

それにここは前とは全く異なる世界。神という名前が違う存在にあてられているかの可能性もある。

「神ってどんな存在なんでしょう?」

『ん?なんだ知らないのか?まるで知っているかのような物言いだったが。』

なんか怪しまれてんな。やっぱ急に話し換えたからかな。説明しないと。

「あぁ。いえ。僕が知っている神様と話していた神が違うかもなぁと思いまして。」

『そんなことはないと思うが…。小僧はこちらの言語がわかるだろう?根源力にはそう書かれておる。』

えぇっ。根源力ってそんなこともわかるのか。すごい便利だな。

って、そういう話じゃなくて。今の話を聞くに、僕の知ってる神様と言われていた神はおんなじだと思っていいんだろうな。

「わかりました。ありがとうございます。では、どうぞお話を続けてください。」

『ふーん。まぁよい。あと小僧。』

「はいっ何でしょうか。」

『さっきから気になっていたが、その方ぐるしい口調はやめるとよい。我が友の姿でそんな口調をされるとむず痒い。』

僕は本当にこのドラゴンと知り合いだったんだ、と再認識した。

「わかったよ。ドラゴン。」

『アークトゥルスだ。アースとでも呼ぶとよい。』

「じゃあ。改めて、よろしく。アーク!」

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