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11.この世界のこと

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この人魔法使えるのか!!

「教えてください!!」

「へ?何をですか?」

あっ。いかんいかん。魔法というものに気持ちが動きすぎた。


「魔法のことを教えてほしいんです。」

「魔法…ですか。」

彼女は少し困ったような顔を浮かべて、何かを考えていた。


「困らせてしまってすいません。でもどうにかお願いします!」

僕が勢いよく土下座をする。ジャパニーズ土下座だ。でもしたのは生まれて初めてかもしれない。土下座なんて普段からするものじゃないしね。

魔法だけは覚えておかないとダンジョンを守ることすらできない。どうにかして魔法を彼女から教えてもらわなければ。


「すみません。私から教えることはできないんです。」

顔を上げると、申し訳なさそうな顔をしながら顔をそらしている彼女がいた。

「魔法は魔法認証を受けなければ使えないんです。魔法認証は大陸中央にあるアステリズムで試験に合格しないといけないんです。」


魔法には資格みたいなものが必要なのかな?あとアステリズムってなんだよ。おそらく魔法という存在を管理したい奴らがいるんだろうな。

だとしたら国家体制がしっかりしている世界なんだろうか。はたまたその大陸中央ってとこの独裁政権みたいな感じなのかな?魔法があるんだったら独裁政権でも成立するかもしれないしな。


「じゃ、じゃあ。次は私から質問をしてもよろしいでしょうか。」

あぁ。考え込んでしまっていたみたいだ。気を使わせてしまった。

「わかりました。何でも質問してください。」

「では…。なぜあなたはダンジョンの前にいたのですか?」


へっ?ダンジョンの前にいたことがばれてる!?

「ダンジョン、ですか。」

「はい。私たちはそのダンジョンの捜査で派遣されてきたものなんです。」

わっ。よかった。僕がダンジョンマスターだってことはばれてない。それにしても、ダンジョンの捜査…?前の僕が何かしたんだろうか。


「なぜダンジョンの捜査を?」

「まぁ。それにはいろいろと事情がありまして。それより、まだ質問に答えてもらっていないですよ。」

「そうですね…。僕はあのダンジョンに住んでいました。」

よかったら

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やべぇ。現代に進めない…。

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