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未知の力

ケインズ ポラリス

身長178cm

両利き

髪 茶

目 右黒 左赤 ※左目が赤いのは因子が原因

宙軍大佐

対ジャシンジュウ決戦兵器感性がポーラスター第七番艦艦長

ポラリス艦七番艦の子孫でジャシンジュウの因子を保有

特技

料理(サバイバル特、通常中級)

細工(特)

工業(特)

剣術(特)

銃撃(上)

etc.

「魔法ってなんだ?」

魔法って単語は知っている、ゲームや物語に登場する超能力?の一種という認識だ。現実には存在しない…

「え?魔法知らないんですか!?」

なんかめっちゃ驚いてる。

「あ、ああ…」

そこまで引かなくても…

「こういうやつですよЯΥ!・Υ≪ファイアーボール≫」

小さな火の玉がひょろひょろと飛んでいき2m先位でポンという音を出して弾けた。

「おお!」

規模は小さいとはいえ空中に小さな火の玉が現れた!

「私はあんまり上手く無いんですけどね…」

頭を掻きながら照れ臭そうに呟く。

(ナナ原理はわかるか?)

≪…原理はわかりませんが、空中のエネルギーが収束し火の玉を形成推進力を得て飛行したようですが…≫

なるほど、何をしているかはわからないが現象としては理解できると…

(これ再現は可能か?)

≪…私に実行可能な手段で似たようなものなら再現は可能です≫

(ちょっとやってみてくれ)

≪了解発生させたい場所を指定してください≫

(こうか?)

クラナと同じように手をかざす。


≪コマンド ファイアーボール(仮)≫


「ボォォォンッ!!」

着弾と同時に半径3m程度が消失し爆風が巻き起こる。

「「…え?」」

ナニコレ?

≪プラズマで表現してみました≫

(これはもう完全に別物だろう…)

≪では名称は?≫

(もう好きにしろ…)

≪ではコマンド ファイアバースト 命名します以後発動の時はファイアバーストと発言して下さい≫

(…)

もうあきれて声も出ない…

「ま、魔法使えるんじゃないですか!!!」

ようやく動き出したクラナが詰め寄る。

「いやこれは魔法じゃないよ…」

亜空間で形成したプラズマを転移と同時に爆発させただけでけして魔法なんていうファンタジーなものではない。


「え、え?」

じゃあ何?と言いたそうだッたがスルーすることにした。

「それよりもそろそろ日が傾きそうだけど大丈夫なの?」

まだ明るいがあと一時間もすれば暗くなるだろう。

「あーそうだった!!早く薬草集めて帰らないと!!!」

転倒した時に散らばった薬草を集め何処かに走っていく。

「あ、助けてくれてありがとうございました。」

一回振り向くちょこんと頭を下げてまた走り出した。

「え、あ、うん」

その後ろ姿に軽く手を振る。

(ナナ偵察機をあの子につけて)

≪了解です≫

光学迷彩を起動した小型飛行物体がクラナの上空を飛んでいく。

(これで人里の情報が入るだろう)

≪あと4機飛ばして周囲の情況を偵察します≫

(ああ頼む。)



≪マスター、彼女が村に着いたようです。≫


(早いな距離は?)


≪普通の人間が歩いて三時間位です≫


「あいつ足早すぎないか?」

まだ一時間もたってない気がするが…


(ナナその村近郊へのワープは可能か?)

≪実験中……確認、可能です≫

この世界でもワープは可能なのか。


「ん?」

足下に何か光ものがある。

これはペンダント?

真ん中に竜の顔が彫られているが十字架のようにも見える。

「なんだこれ?」

≪クラナが落としたものだと推察します≫


「…口実もできたし村に行ってみるか?」

≪了解ですワープシークエンス始動…≫


ーーーーーーーーー

「おお!」

畑 畑 田んぼ 果樹園 家がまばら

これが古き良きザ・村!!!

≪マスターの感性がよく分からないです…≫

(データでしかみたこと無いんだからしょうがないだろ!)



次回はこの世界の英雄話(  ̄▽ ̄)

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