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クラナ15歳彼氏募集中

クラナ

15歳

赤毛のショートボブ

身長160センチ

胸は年のわりには大きめ

右利き

特技

薬品調合(初級)

採取(初級)

あ、どうもクレナです。現在彼氏中のピチピチの15歳です。なんかゴブリンに追いかけられて~足怪我して~追い付かれて~もうダメだって時に白馬に乗った王子様が※白馬には乗ってません 助けに来てくれたって言う夢をみたの~

あれでもなんか足が痛いな?

変な叫び声もしてるし…何でだろう?

早く起きないと…お婆様に怒られる…


ーーーーーーーーーーーー

(ナナあいつ大丈夫か?)

≪大丈夫でしょうおそらく極度のストレスから現実逃避しているだけでしょう≫

それは大丈夫といえるのか?

まあいいとりあえずこいつをなんとかするか…

緑色の化け物が棍棒のようなものを振り上げ向かってくる。

「ギャオォォォ!」

ナナに渡された剣を抜き上段から降り下ろす。

「ギャ…」

小さな悲鳴を残し倒れた…

≪対象の沈黙を確認≫

剣を降り血を飛ばし鞘に戻す。

(ふむ…中々の業物だな)

≪いえ単純に剣の形に加工した甲板の一部で技術的には特に業物というわけでは…≫

(…)

≪…≫

(…まあそんなことは置いといてあの子に接触してみよう)


ーーーーーーーーーー

「ふふふ…ははは…」

(本当に大丈夫かこいつ?)

≪…おそらくは…≫

「おーーい?大丈夫か?」

「ふふふ…」

(もしかして言葉が通じてない?)

≪…少し荒っぽくいきますか≫

(え?)

「バチバチッ」

「ギャーー!」

(おい!なにやってる!!)

≪治療ついでに気付けを少々≫

明らかに過剰に見えるのだが?

「あれここは?」

お!気がついた!?

≪どうですか?≫

姿は見えないがどや顔が目に浮かぶ。

「大丈夫か?」

「え、えぇ?…あれ?なにしてたんだっけ?」

辺りをキョロキョロと見渡すと切り伏せられたゴブリンが目に入る。

「ゴブリン…?あ!!そうだゴブリンに追いかけられて…」

(あれはゴブリンと言うのか)

「あれ怪我が治って…?」

足に痛みが無い事に気がついたようだ。

「あ~呼び掛けても返事が無かった勝手だが直させてもらった」

治したのはナナだが

「≪魔法≫が使えるんですか!!」

…魔法?

≪魔法?≫

次回は村へと向かいます(  ̄▽ ̄)

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