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黒幕


「ディスさん誰かに命を狙われてるのか?」


「…え?」

唖然とアースウルフがいた辺りを見たまま固まっていたディスがようやくかえって来た。


「誰かがアースウルフをけしかけたようだが?」


「…うちの商会を嫌っている人が複数いるのは知ってますけどまさか命を狙ってくるだなんて…」

顔が青ざめている。


「とりあえず捕まえるか…」


(ナナよろしく♪)

丸投げである。


ファイアバーストでできた穴に先程うかがっていた奴等を転移させる。


「「ななな!」」


「この中に見覚えのある奴はいるか?」


「あ!この人カース商会の!」


慌てふためく人の中から一人を指差す。


「カース商会?」


「呪術に使うアイテムを販売しているところです!私と市場も違うのにいったい何の怨みが!?」


「何の怨みだと…!?」


「お前が…」


「お前が…イズアを奪ったからだろうが!!!」


「イズア?」


「イズアは私の家内です。何をいっているんですか!私は小さい頃から付き合ってたんですよ!!」

ディスさんは真っ赤になりながら怒っている。


「違う!イズアは私と結婚の約束を…そうだ…お前が無理矢理…」

なんかこの雰囲気懐かしい気が…


レナを見ると目を逸らせれた。ああ一番ひどかった時のこいつに似てる、つまり…


「この人…」

女性陣が口を揃えて


「「「ストーカーですね(っすね)」」」

うん!商会全然関係無かった。


「とりあえず一度町に引き返してこいつらを引き渡そう!」

と言うとラトとレナの二人の顔が青ざめた。


「…そのうち慣れるさ」

と気休めしか言えなかった。



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