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最初の難敵

ディスさんが宿を用意してくれたので今回は宿に泊まる事になった。


翌日思わぬ難敵と相対する事となるそれは…


「キモチワルイッス…」

「うっ…」


車酔い(馬車酔い)である…


そもそも現代の乗り物(AUを含む)は|G(重力)制御により反動をほとんど受ける事が無い

直で戦闘するAUは多少震動するが近接格闘以外は微々たるもの、生まれて初めて感じる震動に二人はダウンした。

俺?俺は超近接戦闘ばっかりだし相棒がかなりピーキーな機体なので特に問題は無かった。


「大丈夫ですかお二人さん?」

クラナが御者台から覗き込む。


「大丈…うっ…」


完全に戦力外だな…


「俺だけでやるから大人しくしてろ…」


(マスター前方300mほどに魔物と思われる一団を確認)


「止めてくれ近くに魔物がいる」


「え?」


ディスさんは半信半疑だが馬車を止め様子を伺う。


「来た!」

前方から土煙を上げながら狼の群が襲って来ようとしていた。

荷台から飛び降りると一団に向かい手をかざし魔法を使う素振りをする。


(ファイアバースト)


ボォーン!!!

と音がしたかと思うと一団を含め辺りが焼失する。


「…相変わらずすごいですねケインズさんのソレ…」

魔法では無いと言われているのでソレとしか言えなかった。


(素材の回収しました)


(え!?焼失したんじゃ無いのか?)


(爆発で目眩ましされている間に殺害と回収はしています。)


(この威力の目眩ましってなんだそれ)


(それはそうと…)


(AIがことばを濁すって)


(アースウルフの来た後方からこちらをうかがっている者がいます。)


なんだと?

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