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トレインエンカウント

前回のあらすじ

ちっさい子怖いちっさい子怖いちっさい子怖い…

次の日ケインズたちは冒険者ギルドにやって来ていた。


この町に来て一週間ほどたつのにケインズは二つ他の二人は一つもクエストを受けてないのはさすがに怪しいだろうと1度にクリアできそうなクエストを複数受けることにした。


「えー、ゴブリン5体にトロル1体後は薬草、に毒消し草か…」


ナナが偵察機で索敵してくれるので楽々とクリアしていった。


「はあー!」

と最後の依頼だったトロルラトが大剣で両断し今日の依頼は全てクリアとなった。


素材を収納し町に戻るため街道を歩いていると町とは反対の方から馬車が凄い勢いで走ってきた。


「危ない!」

とレナとラトを道の外へと抱き寄せた。


「あんたら!早く逃げろ!!」

馬車の荷台から男が叫ぶ。


「逃げろ?」

後ろを振り向くと数十体の狼の群れがやって来た。


「アイツら!」

押し付けていきやがった!


「二人とも構えろ!?」

このままでは町に入ってしまう。いざとなれば転送すればいいと武器を構えた。


だが二人は動かない。よく見ると…

「お腹…空いた…」

「ケインズ様に抱かれたケインズ様に抱かれたケインズ様に抱かれたケインズ様に抱かれたケインズ様に抱かれたケインズ様に抱かれた…」


「おい!」

そんなこと言ってる場合か!?


二人を少し離れた場所に転送し刀を構える。


「霞流抜刀術…朧!」

朧は抜刀で発生した鎌鼬により相手を切り裂く技…であるが、本気を出せば振るっただけででも鎌鼬を起こせるので余り技の意味は無い。


「どりゃりゃりゃりゃ!!」

律儀に納刀抜刀を繰り返し次から次へと倒していく。


狼が半数を切った辺りで敵わないと思ったのか後ずさりをし逃走し始めた。


「ふぅ…なんとかなったな…」


「おーい!大丈夫か!?」

町の方から声と多数の足音がした。

どうやらさっきの連中は一応救援要請はしたらしい。

全然間に合ってないがな…


「ああ大丈夫だ!」

近づいて来た守備隊に手を振るった。


「これ…一人でやったのか!?」

焦っていて気がつかなかったが辺りには30匹程の狼の死骸が転がっていた。


「あ、ああー夢中で気がつかなかった…」

と正直に返した。


「これCクラスのアースウルフだろう?」

アース?何かそんな要素あったか?


「さあな?俺は魔物に詳しく無いし、いきなり押し付けられただけだからな」

持っていって調べてもらえばいいか。と死骸を収納する。


「はぁー異空間収納持ちかい!アースウルフ単独でこんだけ倒せるたああんた凄いね!!」


「そうでも無いさ、まだEランクだしな」

と謙遜して言った。


「それはそうとこれを押し付けてった連中はどうした?」


「あー、あの商人達か…」

いつも入り口で見かける守衛が答えてくれた。


「アイツらも悪気があったわけじゃ無いんだ、途中で魔物に襲われて護衛が大怪我したらしくてな…町に急いで向かってる途中で奴等に血の臭いを嗅ぎ付けりて追いかけられたらしいんだ」


「人命救助ならしょうがないか…」

俺たちは無事だったんだし…


「ただ町を危険に晒したということで色々罰則金を取られる事になった恐らくお前にも支払われるぞ!」


まあ貰える物は貰っとこう。



ラトの大剣※グラビティブレード

能力

重力操作(刀の重さの増減)


刀身解放

刀身部分が二つに割れ中から大型のフォトンソードを発生させる。


レナのクロスボウ

レーザーポインタ

オートリロード※亜空間収納を使って発射後に再装填される

レーザーガン

熱線を照射する

矢にも爆発 スタン等の付属あり

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