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謎の覆面?マスターギドル!

ガラの悪い連中に取り囲まれ最初は騒いで居なかった者も集まり始めどうしたものかとふと職員を見ると…


「サッ」


思いっきり目をそらされた…


(おい!お前ギルドの職員だろ!なんとかしろ!)

と睨むが無反応である。


(フラッシュボム使って逃げるかを?でもラトが試験中だしな…)


と悩んでいると突然笑い声が響き渡る。


「ハッ!ハッハッハッ!!」


「え?」


入口の扉がぶっ飛び覆面姿の男がギルドに突っ込んできた。


「その争い私が仕切ろう!!」


カウンターの上にのぼりポーズを決めいる。


頭は忍者のような覆面、マントをなびかせているが中はタンクトップに半ズボン…筋肉が光る。


(この声何処かで聞いたような…)


「…誰?」


思い出せなかったのでとりあえず本人に聞いてみた。


「我が名はマスターギドル!冒険者の調停者!ギルドの安寧を守る者である!」

ポーズを変えながら答えてくれた。


(ギドル…マスターギドル…ギルドマスター?)

(声紋鑑定の結果間違いないかと…)


ギルドマスター何やってんの?普通に出てくればいいじゃない…


「ではルールを説明する!」


「ん?」


ルールって何の?


話が見えないが聞いてみるか…


外に連れ出されギルドの脇の広場に直径30mほどの円を書き始めた。


「ここにいるケインズ君と君たちには円の中で戦ってもらう!」


「はぁ?」


(戦うってなんだよ!)


「円の中から出たら負け魔法武器何でもあり!」


「参加費は金貨10枚とする!ケインズが負けた時点で残っていた者が分配する事!」


(俺だけ殲滅しないと勝てないじゃないか!)


「ただし、ケインズ君が優勝したときは私から追加で金貨50枚だそう!」


(…それなら…)


円に杖を突き立て呪文を唱えると線がキラキラと輝く。


「なお結界を張っているので中で死ぬことは無いぞ?当たると痛いがな!」


(おお、安全も確保されてるのか!流石ギルドマスター!)


「やるぜ!新入りに先輩の力ってものを見せてやる!」


次々と手が上がり20人ほどの人が集まった。



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