表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/42

試験前

「さてと行くか!」

身支度を整えギルドに向かう。

しばらくはここを拠点にするつもりなので宿は引き続き部屋を押さえている。

お金が少なく成ってきたな…


「灰デス…」

…クラナは燃え尽きてる


「…ごめん…やり過ぎたか?」

一晩で基本を叩き込むのに少々無茶したからな…


(…少々?)

そこ疑問符つけない!


「クラナちょっとこれでも飲め」

亜空間から取り出した瓶をクラナに渡す。


「灰…」

どうでもいいがさっきから返事が灰に聞こえる気がする。


渡したのは俗に言う栄養ドリンク、軍人が24時間戦う為の特別仕様である。


「ぐびぐび」

腰に手を当て一息で飲み干した。


「…」

そしてそのままの姿で固まる。


「…?どうした?」


「…ヒャッハーー!!」

「ビクっ」

いきなり大声を上げると飛び跳ねる。


「殺るぜ 殺るぜ 殺るぜ!!」

いや殺ったらダメだから!


「これ興奮剤とか入ってたのか?」

クラナが元に戻るまで10分ほどかかった。


ーーーーーーーーーーーーーーー

「ギロッ」

ギルドに入ると昨日は居なかった冒険者らしき一団に睨まれた。

依頼は朝更新されるようで朝ここに集まる人が多いようだ。


(なんで見られてるんだ?)

(おそらく見かけない人物の値踏みでしょう)

(暇なのかあいつら…)


二人は昨日受付した所に並ぶ。

「あ、いらっしゃいませ。」

ペコリと頭を下げるが少し緊張しているように見える。


「ではこちらへ…」

隣にいる職員に何か話しかけると受付の人が交代し外へと案内される。


ついていくとリンクと小さな小屋があった。


「こちらへ」

小屋の鍵を開け中に入ると木でできた長剣、短剣、槍、斧、杖が入っていた。

「武器はこちらからお選び下さい」


そこから俺は長剣クラナは短剣を3つ選んだ。


「では試験官を呼んで来ますので少々お待ちください」


さてとどうなることやら…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ