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冒険者登録1

書いてる途中で電源おちて書き直し( ;∀;)

「すみませーーん!」

クラナに引きずりながら…いやそろそろ恥ずかしいから離して!


ギルドの中は役所のような造りで手前にはカウンターが3つ、壁のボードには依頼と思われる紙が張り付けてある。奥には軽食がとれるようなスペースがあるが余り人はいないようだ。


「はい、どうなさいました?」

カウンターの女性がクラナに声をかける。

「冒険者登録したいんですけど?」

「登録には銀貨5枚が必要ですがご用意は?」

「大丈夫です!」

カウンターの下から2枚の紙を取り出す。

「ではこちらに記入をお願いします。」

文字か…言語は通訳システムが勝手に変換してくれるが文字はデータが集まるまでは使用できない…

「代筆は必要でしょうか?」

(代筆なんてものがあるのか…)

まあこの国の文化レベルからして識字率は余り高くは無いのだろう…

「え?」

「どうかしましたか?」

「…いやなんでもない」

なんでもないわけなど無い!なんで連邦の共通語(・・・・・・)で書かれている!

(あのマスター…)

(どうした?)

(マスターはこの世界に来てから通訳システムは使ってませんよ?)

(は?)

(マスターが起動していないので発動していません)

(…普通に通じてるから起動しているものと思ってた)

(ポラリスの乗組員はこの国に言語を教えたのか?)

(色々条約違反な気がしますが…)

まあ戻れなかったのだから関係無いのだろう…


登録用紙には名前、年齢、特技の書く欄しか無かった。

これだけでいいのか?

名前はケインズ…年齢は…あれ俺は幾つだっけ?

(141歳ですね)

(サンキューナナ!)

1…ってちょっとまて!!

(普通141でこの見た目は無いよな?)

(そうですね…マスターは老化防止薬の力で見た目16歳から変わってませんからね)

とりあえず16歳にしとこう…

「特技…剣術かな…?」

書き終わりクラナを見ると特技の欄に薬物調合と書いている。

「はい、では確認させてもらいます。」

「クラナ様とケインズ様ですね」

ではこちらの水晶に触れて下さい。

「水晶?」

バレーボール位の水晶が運ばれてくる。

「ではクラナ様から」

「はい!」

クラナが触れると赤、青、緑に光点が現れる。

「クラナ様は火、水、風の素養がありますね」

サラサラと登録用紙に書き込んでいく。

どうやら魔法の素養を測る装置のようだ。

「ではケインズ様どうぞ」

おそるおそる手で触れると…中心に黒い点が現れる。

黒?闇?

「え?」

受付嬢の手が止まる。

「ん?」

「少々お待ちください…」

そういうと奥の方に引っ込んでいった。

「どうしたんですかね?」

「さあ?」

数分後白い髭を生やしたお爺さんを連れて来た。

「こいつか?」

「はいそうです」

こいつって…多分俺の方が年上だぞ

「ケインズ様もう一度触れていただけますか?」

「はいよ」

触るとまた黒い点が現れる。

「…間違いないようじゃ」

「では…」

「魔法適正無しじゃ…」

「え?」

「滅多におらんワシもまだ数回しか見たことが無い」

「…」

(魔法使えないのか…俺…)

「あれ?でもケインズさん魔法使っ…」

「あれは魔法じゃないから」

(あれは科学だ…一応)

受付嬢が俺の登録用紙書き足している。

「…はい後は実技テストをしたら登録完了です。テストはいつ行いますか?」



「「テスト?」」

(そんなの聞いてないがナナ?)

(マスターなら問題ないかと…)

(…報告しろよ!)

通訳システムは音声から感情等を読み取り伝えるシステム

言語の形式からある程度文書を予測し意志疎通ををはかるシステム

何百万というデータサンプルから言語を予想することも可能

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