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第2話:世界観

あれから何年か経った。

どうやら俺は本当に転生したらしい。

ちなみに今の俺の名前はレーン・ウォーリィビエ

今年で15歳になる予定だ。

今は父と稽古中だ。

父とは剣技の稽古。母とは魔法の勉強を進めている。


「おいおい、それどこから出したんだよ?!」


「まあ、父上に勝つためには少しでも奇策使わないと行けませんから、っね!」


今俺がしたのは、単にアイテムボックスから武器を出しただけで、別段すごい事でもない。


「いきますよ!父上!」


地面を蹴って、間合いを詰める。

フッ!

力を込めて、木刀を振るう。

が、もちろん防がれてしまう。


「お、今の攻撃はなかなかのものだったぞ。

土魔法を使って、距離を縮めたのかなかなか考えたな、今までは俺の間合いにも入れなかったのにな、お前ならではの攻撃だな、やっぱり、ハイブリット型ってのはなかなか便利なものだな!今の攻撃は褒めてやるよ。」


そう、俺はハイブリット型だ、つまり、剣術と魔法の両方を極める可能性あるいは両方を極めている人のことをハイブリット型というのだ。

ちなみに名付けたのは、俺の父上だったりする。

話によると、人族は剣術か魔法か、そのどちらかにしか才能が育たず、両方ともということはありえないだそうだ、だが、現に俺は両方を使える。


つまり、俺最強!


ということだ、


「だが、まだまだ爪が甘いな、我が息子よ!」


「なに?!」


父上は防いでいた剣をものすごい力で弾き、俺はのけぞってしまう。

だが、正直ここまでは予想通りだ。

力ではもちろん俺は父上には勝つことはできない

だから俺はあえてのけぞったのだ、油断させるために、この油断は俺が父上に勝つための唯一の機会だ、見逃すわけには行かない。


俺はアイテムボックスから、短剣を取り出し、それを父上に向けて投げた、実はこの技はこっそり練習していた、この瞬間のためだけに、

そして、父上は短剣を躱すために体勢を崩すそこに俺はすかさず剣をつけ、チェックメイト……。


「残念だったな、まさかまだ隠し持っていたとは、だが今までで一番よかったぞ、さすが我が息子!」


そう、気づいたら俺が持っていた剣が消えていた。

いや、弾き飛ばされたのだ、あまりにも自然な流れで弾かれたため、俺は弾かれたことにすら気づくことが出来なかった。


「まだまだだな!」


このクソ親父、子供に対して本気出すとか大人気ねぇ!


「っ!なんだよその目は!負けたからってそんな目を俺を見つめんなよ!悔しかったらリベンジしてみろ!まあ、む・り!だろうけどな!!

ハハハハハハハハ」


ウッザ!


「あらあら、稽古は終わりました?」


とそこに母上がやってきた。

銀色の髪に、ルビー色の瞳、正直この人が俺の親だなんて信じられないぐらいに、信じられない。


何言っているのかわからないと思うが俺も何が言いたいのかわからない。


「終わったのでしたら、次は魔法のお勉強をしましょう。」


「はい。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は部屋の中に入って、庭のところに立ててある書斎に向かった。


「さあ、魔法のお勉強ですよ。」


俺の母上がニッコリにながら、俺に魔法について教えてくれている。


魔法とは、生物の体内にある力のことを指す、俺たちはそれを自由自在に操っていろんな現象を起こすことが出来る。

魔法を使うには魔力、つまり、マナが必要で、そのマナにはいろんな色がある。

色によって使える魔法で使えない魔法がある。

例えば、マナの色が赤なら、炎魔法が使えたり、青なら水魔法が使える、つまり、イメージカラーとなっているのだ、そして、生物には希に複数のマナの色を持つものもいる、それらは《トレイラー》と呼ばれる。

二種類のマナを扱えるのなら《セカントトレイラー》、三種類なら《サードトレイラー》と呼ばれる。

ちなみに、マナの色は今までで発見された色は、それぞれ[赤][青][緑][黄][白][黒]の六種類だ、このマナの色は、自分で見ることは出来ず、鑑定してもらわないとわからない、ちなみに鑑定できるのは15歳からである。

ちなみに俺は、六色全部使えるぞ!母上の遺伝子を色濃く受け継いでいるからな!それゆえが俺の髪も銀色だ、だが、瞳の色はそうそう上手くいかないみたいだ、というのも、瞳の色は、父上の赤色を受け継いでいる。まあ、別段としてどうもしないがな!

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