トラブル
「ねぇ、前から聞きたかったんだけどあなたって二重人格者?」
突然そんなことを聞かれた。
「え?私、ですか?」
「うん、普通の時のあなたと戦っている時のあなたって気迫っていうか、雰囲気が違うような感じがしたの、それに喋り方も違う。」
うぅ〜ん……自分では分からないな…喋り方?
思い返してみる…
あ…
「あ〜…確かにそうかもしれませんね…」
確かにそうだ、今までのことを思い返しつつ、ふと、俺は二重人格者かもしれないなと思った。
「そう…なのね…やはり。」
ん?
「どうかしました?」
「ううん…なんでもないの。
気にしないで。」
「そうですか。」
と言われでになるな…。
まぁ、あまり深く考えないことにしよう。
「よし、分かったわ、それでは私は先に教室の方に戻るとしよう。」
食器の入ったお盆を返してそのまま教室の方に向かった。
もちろん喋り方も変わってる。
俺からすれば君の喋り方の方がよく変化する。
「さて…俺もそろそろ教室に戻ろうか…」
と独り言を呟いて、席を立とうとした瞬間
「おい、そこの1年生、お前、リン・フェブルムとはどういう関係だ?」
突然上級生らしき人物から話しかけられた
それも敵意丸出し。
「ぇぇ…どういう関係、と言いますと?」
とりあえずとぼけるか、まぁ、意味ないと思うが……
「とぼけるな!庶民の分際で、大貴族の娘に話しかけていいと思ってるのか?」
あぁ…そういう話しね…
「あ、いや、その…すみません……」
こういう時はとりあえず謝っとく、そうすればあとはお茶を濁して、終わり。
「ッチ、これからはリン・フェブルムに近づくんじゃねぇぞ?
俺がぶっ潰してやるからな?」
あ〜はいはい、そうですね
「はい…すみませんでした…」
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はぁ〜、めんどくさいのに絡まれたな…
かと言って約束を守ろうと思ったらどうしても近づくしかないのに…でもトラブルには巻き込まれたくないな…
くそ…とりあえず………
寝るか!
皆様大変お待たせいたしました。
お久しぶりです、meikaです、もうこの作品を忘れてしまった人もいるかもしれないぐらい期間が空いてしまいました、誠に申し訳ございません。
リアルの事情が突然重ねておしがかり、その処理に勤しんでおりましたが、つい先日処理が完了しました。
今回は短めではありますが、投稿させていただきます。
近々投稿ペースも元に戻る予定です、これからもよろしくお願いします。