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Romyの短編集

『グラタン』

作者: Suzuki-Romy

 (わたし)(ふゆ)()き、


 お(かあ)さんがグラタンを(つく)ってくれるから。



 お母さんのグラタンはいい(にお)い、


 私のお(なか)(むし)大合唱(だいがっしょう)



 こんがり()けたチーズを()ると、


 (なか)にはとろりとしたホワイトソースが(あふ)れ、


 もちもちとしたマカロニと(あま)いたまねぎが()っている。



 お母さんのグラタンは黄色(きいろ)(しあわ)せの宝石箱(ほうせきばこ)


 一口(ひとくち)たべればほっぺたが幸せで、


 二口(ふたくち)たべればお(かお)が幸せになる。


 全部(ぜんぶ)たべたらお腹が幸せ。



 お母さんのグラタンはあったかくて、


 たべたら私はいつもポカポカ。



 (はや)く冬が()ないかなぁ……

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― 新着の感想 ―
[良い点] グラタンたべたい。
2017/11/03 18:45 退会済み
管理
[一言] 母の味の優しさ、グラタンの温かさにほっこりとさせられる作品でした。母を亡くして数十年たちますが、今なお、母の味は忘れられないし、母の味を越えることはなかなかできそうにありませんね。すてきな余…
[良い点]  母の味は忘れられないものですね。  妻の味にならされようと、母が亡くなった今もなおです。  ほんわか心まで温かくなりました。
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