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80話 あらあら、覗き見ですって

 

「はぁ〜、もう! やだぁ! お父さん、お母さん、愛隣あいり……助けて……」


 私は、ただの大学生よ。

 公務員のお父さんと専業主婦のお母さん12歳離れた妹、そして私。

 家族4人で慎ましくも平和な生活の……はずだった。

 彼氏も出来て、大学ライフを楽しんでいたわ。

 そこに訪れた事故。

 そのまま死んでしまいたかった。

 こんなに苦しむならね。


「ここはどこ? はっ! ここに居てはダメね。えっと、あっち……かしら?」


 はぁ〜、この世界に来た時はある意味、楽しかったわ。

 ライトノベルなんて、読んだ事なかったけれど、ラノベって言うのよね。

 妹の愛隣が話して聞かせてくれるのを、左から右へと流しながらLINEしていたのを覚えているわ。

 なんとなくね。

 その世界観が、目の前に広がっていたんですもの。

 恐怖より、ワクワク感が勝っちゃったわよ。

 でも、それが間違っていたのよね。

 一緒に転生されたあの男のせいで……。

 イケないわ!

 このままでは彼に会えなくなる。

 どうしても、彼に会ってこの伝えないと!

 それが、私に残された使命……よね。


「ハァ〜、ハァ〜、ハァ〜。ごめんなさい。私に優しくしてくれた親子さん。……ごめんなさい。こんな私で……ごめんなさい」


 私が殺してしまった親子を最後まで食して、血で汚してしまった土を、燃やし痕跡を消したわ。

 すべての事をやり終えて思わずつぶやいてしまったの。

 独り言よね。


「私は、もうダメね。どうして、最後まで食べちゃうの? 思考回路も壊れちゃったのね。アハハハ」


 笑いながら泣いたのは、初めてだったわ。


 私は川岸を森に向かって歩き始めた。

 渓谷の様な谷底を流れる川岸を離れ、緑の濃ゆい森へと足を踏み入れたの。

 壊れたあの山の向こうと、似たような風景ね。

 あ! でも違うところがいくつか有るわ。

 最初に目に付いたのは、小動物よね。

 小鳥にウサギ、イタチや魚がいる事。

 驚いたわ。

 だって、生きているんですもの。

 向こうでは、弱肉強食の世界。

 弱い者は強い者の餌になる。

 そんな環境だもの。

 小動物なんて、おやつにもならないわ。

 次に感じた事は、魔力の無い者が存在している事。

 あの、親子には魔力を感じなかったもの。

 瞬殺で前菜よね。

 子供の方が柔らかくて美味しかった……ヤバイヤバイヤバイわ!

 思考を切り替えないと、同じ事を繰り返してしまう!

 私は、本物の愛を知って、正気を取り戻したのよ!

 最後に思ったのが、地形よね。

 簡単に言うと、山よ。山!

 もちろん、向こうにも山はあったわよ。

 でも、低いのよね。

 登山より、ハイキングが似合うぐらいの山なの。

 それに、常にどこかで誰かが、捕食行動をしていたから血生臭さが鼻についていたわね。

 人も動物も、歩いている者などいないわ。

 強い者だけね。

 はぁ〜、山の向こうにいたときは当たり前だと思っていたの。

 弱い者は死ぬしかない。

 捕食されても仕方がない。

 だって弱いんだもの。

 強くなる為には、魔力の多い人を食べるしかない……その思いに支配されていたわ。

 なんで、そんな事を考えたのかしら?


 あら?

 道よね?

 県道かしら?

 国道かしら?


「まぁ! 稲穂? !」


 私の目前に広がったのは、頭を垂れる稲穂……かな?

 黄金に輝いている稲穂が、端から端まで実った郷愁の風景だったの。

 茫然自失となり、涙がとめどなく溢れたわ。


「ここは異世界よね。イテテ! やっぱり、夢じゃないわ。……夢なら覚めないで! この光景よ! 消えないで!」


 両手広げ、自分の両肩を抱きしめた。

 景色ごと抱き寄せるかのように。

 見ることなどできないと思っていたんですもの。

 懐かしいわ。

 私の母方の祖母は秋田なの。

 広陵と広がる田畑は、私の思い出の風景。

 従兄弟の由美ちゃんと、泥んこになるまで遊んだわ。

 知っているかしら?

 田植え前の水を入れた田んぼの泥は、気持ちいいのよ。

 意外とサラサラしているのよね。

 あの頃は、遊んで、寝て、食べて、寝て、食べて、遊んで、寝て、食べての夏休み。

 由美ちゃん、元気にしているかしら?

 アハハハ!

 アハハハ!

 私って本当に懲りない人ね。

 こんな懐かしい光景を見て、思い出しちゃったのよ。

 戻ることなんて、出来ないのに……馬鹿ね。

 私は、人では無いのよ。

 悪魔に魂を渡してしまった憐れな人。

 ここに居てはいけないわ。

 ここは善良な人達が暮らす世界。

 私が居ていい世界では無いわ。

 一刻も早く彼に、紅蓮の龍王に、会わなくては!

 固く決心をして、再び歩き始めたわ。

 会える保証はどこにも無いのにね。


 県道の様な大きな道を外れ、林へと分け入った。

 人に会いたくなかったの。

 また、意識が途切れ、悪魔の私が顔を出しても困るからよ。

 私は、山を背にして県道沿いの林の道を歩いたわ。

 半日ほど歩いたかしら?

 大きなお屋敷へと、たどり着いてしまったの。

 中に入る訳にはいかないし、迂回するにしても大きすぎるし、道が分からなくなりそう。

 それにしても大きなわね。

 どこかで見たことあるのよ!

 うん〜……あ! ノイシュバンシュタイン城!

 日本で一番有名なお城。

 でも、ネズミが支配している王国の城の方は、華やかで賑やか。

 私は映画が好きだったから、映画の王国の方が好きだったわね。

 さて、どうしょう?

 今のところ、意識もハッキリしているし、お腹も減ってない。

 少しぐらいなら、ここで情報を入手するのも悪くわないわね。

 それじゃ〜、行動開始!

 まずは、飛んで。

 次は、魔力を消して。

 最後に気配も消す。

 っと、こんな感じでいいかしら?


 〈「冗談ではすまされませんわ! 何なのあの女は! わたくしのクラーネルちゃんに! 貴方! 聞いてますの?」〉

 〈「あぁ、聞いている。ウラリーヌ」〉

 〈「だったら、処罰してくださいますよね? あ・の・女・を!」〉

 〈「……何とかする」〉

 〈「頼みましたわよ」〉

「はぁ〜、まったく頼りにならない返事ですこと。お父様に言って何とかしてもらおうかしら? スユどう思う?」

「はい、ウラリーヌ様。その様になさった方が宜しいかと思います。3代財閥のお1つ、バグド家のご令嬢にして、名実ともにナンバーワン貴族、ノラ家婦人と致しましても制裁をするべきです」

「まぁ! スユ、言い過ぎよ。でも……お父様に言うべきね。忌々しいルジーゼ・ロタ・ナナ! わたくしのクラーネルちゃんにした仕打ち。忘れませんわよ!」


 貴族! !

 財閥! !

 異世界の匂いがプンプンするわ。

 うふふ、貴族なんて映画やドラマ、アニメと同じですわね。

 権威を振りかざして、立場の弱いものを食い物にする。

 も、もちろん!

 食い物って食べる物じゃないわよ。

 利己的に利用して利益を得る方の食い物よ。

 それにしても、初めの方は何を言っているのか理解できなかったわ。

 モゴモゴ口は動いているみたいだけれど、言語の一部が違うのね。

 ザマス婆のウラリーヌって人の子供と、ルジーゼ・ロタ・ナナて人の喧嘩に親が口を出す構図かしら。

 子供の喧嘩に親がしゃしゃり出るなんて、愚の骨頂よ!

 殴り合いでも何でもして、子供同士で決着をつけないと意味ないのに。

 私のときもそうだっもの。

 小学2年生のときだったわ。

 隣の席の池田梢ちゃんと、些細なことで喧嘩になったの。

 確か……新しい消しゴムを、私が先に使ったのが発端だったわね。

 梢ちゃんの母親と私の母親が呼ばれて、大騒ぎになったの。

 その時の学級主任の角井先生が。

「子供の喧嘩に親が口を出すのは如何なものかと思います。本人達で話し合い、仲直りさせないと遺恨が残るのではないでしょうか? 子供達だけにして、少しだけ様子を見ませんか」

 そう言ってくれて、母親同士は渋い顔をしたけれど学級主任の先生に言われたら従うしか仕方が無い。

 でもそのおかげで、梢ちゃんとは大の仲良しになったの。

 卒業しても手紙のやり取りは続いたわ。…

 …駄目ね。泣きそう。


 ガチャ。


「母さん。止めてくれ。何で理解してくれないんだ。僕は、恥ずかしいよ」

「クラーネルちゃん! でも、コケにされたのよ。わたくしは許せませんわ。貴族としてのプライドは無いのですか!」

「はぁ〜、母さん。僕は思い知ったんだ。負けることでも、得る事は有るんです。貴族とか勇者とか、言っている場合では無いんですよ。魔獣は強い。今の僕では、大切な者達を守る事ができません。だったら何をすべきか! 答えは1つです。持っているものを高めればいい。魔術の考査です。それに、連携です。僕はやらなければ行けない事が沢山あるんです。ルジーゼ・ロタ・ナナになど構っている時間などありません! 母さんも、貴族だなんだと言うより、ご自身で出来ることをなさった方が良いですよ。……失礼します」


 バタン。


「「……」」

「ウラリーヌ。負けることでも得る事は有る、ですって。貴方の息子は……どうしたの?」

「スユ。言葉が素に戻ってるわよ」

「あら、ごめん遊ばせ。誰もいないし良いじゃない。幼馴染なんだし。それにしても、すごい変わりようね。驚いたわ。そんなにすごいの?」

「よく知らないわよ」

「どんな子なの?」

「ナナって子でしょう。その子は両足がなくて、魔獣をマジックアイテム“恭順の首輪”で使い魔にしているみたいなの。そう言えば、大きくて真っ赤なドラゴンを見たわ。アレには恐怖したわね」

「ボンボンの言っていることは正しそうね。ウラ、そろそろ終わりなんじゃん」

「……」

「貴族ごっこも! 老いては子に従えとも言うしね」

「そんなに歳とって無い! ……分かったわよ! せっかく貴族婦人に成れたのに、少しぐらい遊んだって良いじゃない 。苦労したのよ。好きになった人が貴族だったばっかりに、お父様には無理をさせてしまったわ。お金も大分使わせてしまったし。少しくらい、美味しい思いしても罰は当たらないわ」

「知ってるわよ。おじさんには、私も世話になったし。ウラの事も頼まれたから、召使として側にいるんじゃん。でも、そろそろ限界だと思うよ。どうするの?」


 あらあら、この2人仲良しなのね。

 しかも、実家はお金持ち。

 定番なら、金の力を駆使して悪巧みをする場面なのに、この人達は良い人なのね。

 人は見かけで判断しては駄目ね。

 それにしても、気になる情報をゲットしたわ。


 真っ赤なドラゴン。


 間違いなく、龍王だわ。

 竜だわ。


 そして、ルジーゼ・ロタ・ナナ。


 魔獣を使役する力でもあるのかしら?

 聞きなれないアイテムもあったわね。

 マジックアイテム“恭順の首輪”。

 首輪とつくから“魔獣の首輪”だと思うの。

 と、言うことは……まさか……紅蓮の龍王を使役してんの? !

 いやいやいやいや! それは無いわ!

 私達でさえ、捕食できなかった龍王の力を、足が無い子供にできる訳が無い。

 その子は何処にいるのかしら?

 会いたいわね。

 当面の課題は……。

 私は自分のお腹を触ったわ。

 う〜ん……お腹さん! 平気ですか? 保ちますか?

 ……う〜ん……大丈夫そうね。

 もう少しだけ、ウロウロする事にしたわ。


 良いもの発見。

 地図を見つけたわ。

 壁一面に、山のこちら側の地図が描かれていたの。

 山にも町にも道にさえ、名前らしきものが書かれていたわ。

 へぇ~、この世界ってこんな風になっていたのね。

 ……あれ? 文字が読めるわ! 何で読める?

 私この世界に来て、初めて文字を見たのよ。

 そんな私が、この世界の文字が読めるわけないじゃないの! っと言うことは……日本語? ? ?


「なになに……。この地図の作成者、異世界人・元嶋もとじま 晃史あきふみより。原文のまま記載」


 異世界人? !

 やっぱり、私達とは別の人が居たんだ。

 しかも、日本人。

 原文のままだから私でも読めるのね。

 この赤い点が、今いる所。

 なるほどね。

 名前のルジーゼは地域名で、ロタが名字でナナが名前。

 あぁ!

 下にある町に、首都スアノースって書いてある。

 困ったわね。

 ここからなら、ルジーゼ地方へ行く方が近いわ。

 行って見るかしら?

 もう少し情報を得てから、行くべきかしら?

 ……人が集まるところの方が良いわね。

 この地図を見て、もう1つの分かった事があるの。

 地図以外の文字が全く読めないわ。

 言語なら理解できるみたい。

 話している内容が分かるもの。

 でも、文字は駄目ね。

 だったら、人が多そうな首都スアノースへ行く方が正解だわ。

 でも、気になるわね。


 ルジーゼ地方。


 魔力全開なら寄り道しても、たいし時間もかからない。

 問題は、私の悪魔よ。

 この子が目を覚ますと、止められないわ。

 少しだけ、魔力を使い辺りを探った。

 ……?……あった! コレなら何とかなるわぁ。

 って、石? ? ?

 あぁ、魔石かぁ。

 でも、どうしょう?

 私マンプクじゃないから、この状態からでは食べられないわ。

 う〜ん……うん!

 上手く行くかしら?

 でもやるしか無いわね。

 まず、魔石に穴を開けて、自分のチョーカーを外した。

 このチョーカーはね。

 マジックアイテム“魔獣の首輪”なの。

 闇の商人に頼んで、特注品をオーダーしたのよ。

 あの男「お代は結構です」とか何とか言ったの。

 タダでしてくれるかと思ったら、とんでもない物を要求されたのよ。

 爆炎の魔人ジャンバルの娘シャルルの血をよこせ、と言ってきたの。

 私は絶対に嫌だったんだけれど、要求を飲むしかなかったわ。

 で・も・ね!

 承諾したフリをして、父親のジャンバルの血を上げたわ。

 流石に小瓶に入った血だけでは、判断が出来なかったようね。

 小躍りする勢いで、私から奪って行ったわ。

 うふふ……上げるわけないじゃない。

 氷炎の魔人シャルルよ!

 魔人の中でも、最強で最高の美女。

 それがシャルルなの。

 どれだけ苦労して、手に入れたと思っているのかしら?

 さて、この特注品の首輪はね。

 魔力を与える物では無く、吸い上げる物なの。

 ココの留具を外して、針を出す。

 それを穴を開けた魔石に差し込み、巻き付けるの。

 そして、少しだけ私の魔力を注ぎ。

 後は、一気に吸い上げる。

 そうすると……あら不思議!

 魔石から魔力がチョーカーへと移動したわ。

 あらあら、魔石が砂へと姿を変えたわね。

 サラサラじゃないの。

 まぁ、いいわ。

 魔力をたっぷり含んだチョーカーを嵌めて、飲むような感じで体内に取り込むの。

 結構な味じゃないのよ! 美味ね!

 微炭酸の炭素水を飲んでいるみたいだったわ。

 以外にイケるわね。

 さて、魔力も頂いたし、ココにはもう要は無いわ。

 そのルジーゼ地方へと行ってから、首都スアノースに向かうわよ。

 私は来た時と同様に、魔力と気配を消して移動したわ。

 外へとね。


「スユ様! 何者かが侵入した様です」

「分かっているわ。私も感じたもの。不安を掻き立てる様な魔力よね。クラーネル様の確認と護衛を! 私はウラリーヌ様の元へと行くわ。その他の者は、5人人組となり辺りを警護せよ!」

「はっ」

「スユ様!」

「今度は何よ。ウラリーヌ様の所へと行かなければ行けないの! 後にしなさい」

「ですが、代々の秘宝。睡蓮の魔石が何者かの手によって破壊されました」

「はぁ? 何言ってんの! アレは壊れる代物ではないでしょう? すぐに行くから案内して!」

「はっ」


 言ってみて驚いたのなんの!

 白い砂山が出来ていたわ。


「すり替えられた、とは考えられないの?」

「それは不可能かと思います。人の手で運べる物ではありません。イヴァン様が保持しております、マジックバッグに収納する形でこちらへと運び入れた物です。その際も、バッグの中身をすべて出してからでなければ入る事が出来ぬほど、大きな魔石だったんです。そんなもの、誰が持ち出せますか?」

「そ、そうだったわね。あの時は、本当に大変だったわ。……とりあえず、警護が先よ。この事は私からイヴァン様へと報告いたします」

「はっ」


 何が起こっているの?

 ウラリーヌ様とクラーネル様は私が守ってみせる! !

 でも……不安ね。

 はぁ〜。

大変遅くなりました!

どうしても、うまく書けずにダラダラとこの時間までかかりました。

次からはもう少し、早く更新したいです……出来たらいいなぁ。


次回予告

「私がするわ! 次回予告。

彷徨う魔人マリア。行き着いた先で騒動が巻き起こる。ナナ達は知る由もなし!どうするナナ!みんなを守る事は出来るのかぁ!

私が予告するの初めて!!」

『当り前ワン』

『ナナが主役ニャ』


ナナとハチとロクにしてもらいました。

当たり前ですよね。


来週もマリアが主役です。

お楽しみに!


それではまた来週会いましょう!

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