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77話 あらあら、迫り来る脅威ですって

 はぁ〜。

 なんで、こんな事になったのかしら?

 私はただ、具合が悪かっただけなの。

 1週間前、私は頑張ったわ。

 お父様から、自分の身ぐらい自分で守らないといけない! と、言われ頑張ったの。

 お父様は、スキル“闘気功”を身体に纏わせる防御の仕方を、私に教えてくれようとしたのね。

 ところが、私にはハードルが高かった。

 発動そのものが、私にとっての壁だったの。

 それでも、頑張って、頑張って、頑張り通して、編み出したのが、般若心経発動方法。

 要は、集中して無心になり流れを感じやすくする方法なの。

 私の場合、無心になれるのが般若心経だったのよ。

 しかも、リズムもいいしね。

 一石二鳥。

 でも、頑張り過ぎが仇となり、今朝から発熱に倦怠感。

 正直、怠い。

 ……あぁ! 気持ちい! ヒンヤリしてる!


「ナナ。今から熱を計るから。そのまま……」

「ナナ。大丈夫……」


 この時の記憶は無いわね。

 だって、私は熱に浮かされている状態だったんですもの。

 後で忠大から聞いたわ。

 本日は土曜日。

 もちろん学園はお休み。

 私は、自室のベッドで寝ていたのね。

 青とマノアは、私を気遣ってリビングで勉強をしているわ。

 そこに、ホゼが入って来たらしいの。

 彼は私の熱を計ろうと、お互いの額を付けで確認したそうね。

 その光景をホゼの後ろから、見てしまった人がいたの。

 誰あろう、ホゼの婚約者メースロア・サラ・ロキアその人だった。

 また、タイミングも最悪。

 先ごろ、大々的に婚約を発表した2人。

 そうしたら……大騒ぎ!

 当たり前と言えば、当たり前なよね。

 よくよく考えてよ。

 4代貴族の1つ。

 セラ家の長女と異世界人の婚姻は、ある意味、核弾頭ミサイルと同等の衝撃があったみたい。

 あまりの騒動に会うのを避けるほどなの。

 そんな時、女子寮にはいないはずのホゼがいて、戸口から見たら私に覆いかぶさる彼氏を目撃したわけで。しかも、見たのは……。


「お姉ちゃん。どうしたの?」

「……な、なんでも無いわ。行きましょう」

「お、お姉ちゃん? ?」


 話を聞いた私は、思わず叫んだわ!

 ホゼ! 後ろ後ろ! とね。

 この些細な出来事を私が知ったのは、 翌日の事。

 ホゼが作り出した薬で、熱も下がり怠さも無くなり完治した後に話を聞いたのね。

 すぐにでも誤解を解かないといけないわ。

 私はロキアを探しにリビングへと急いだ。

 実はこの姉妹、特別に異世界人寮で暮らしているの。

 まぁ~、ある意味、特別待遇ね。

 貴族の特権とも言うわ。

 だから、この時間ならリビングで、朝食の準備をしているはずよ!


「ハチ! 急いでちょうだい」

『はいワン』


 部屋を出て廊下を進み、突き当たりの扉を開けると……。


「なんなの! ……ド、ド、ドロボウ?」

「あ! ナナさん。今朝起きてきたら、すでにこの状態だったわ」

「ノジルさん。大丈夫ですか!」

「大丈夫よ。でも、酷い有り様ね」


 清潔で、掃除が行き届いている空間。

 居心地がよく、みんなが集うには最高の場所だった。

 なのに今は、人が暮らせるスペースはどこにも無いわ。

 ご飯を食べていたテーブルも、座っていた椅子も、食器たちも、全てが壊れ跡形も無いのよ。

 目も当てられないとは、この事ね。

 惚けてしまった私をよそに、テキパキと働く人を発見したわ。


「ロキア! 話があるの」

「ナナ。後からにして、今は後片付けが先です」

「でも……」

「ナナ、後からにしなさい」

「お父様!」

「この現場は、ルバーと一緒に検証済みだ。みんなも怪我がない様に! 気が付いた事があれば何でもいい、教えてくれ」

「「「「「「はい」」」」」」

「マナスはダメよ! 眼鏡かけてないでしょう。大人しくしていなさい!」

「お姉ちゃん。……アイザックお願い」

『承知した』


 何だか、ロキアが怖いわ。

 私のせいね。

 早く誤解を解かないとマズイ!

 でも! その隙間……無し! !

 どうしましょう〜。


「みんな、ありがとうね。怪我しなかった?」

「「「「「「はい」」」」」」

『ウム』


 リビングは綺麗な姿を取り戻したわ。

 テーブルも椅子も食器も、同じ物ではないにしろ似た様な物が並んだ。

 何だか、寂しさがこみ上げてきたわ。

 初めてここに来た時、みんなの緊張が伝染してしまい、出された林檎ジュースを盛大にこぼした。

 ホゼと青が、持っていたグラスごと落としたものだから、大きなキズを作ってしまったの。

 うふふ、派手な音と粉々になったガラスの破片に驚いたわね。

 怒られると身構えた私達に、優しく怪我が無いか聞いてくれたのがノジル様で、片付けてくれたのがシュード様。

 変な話だけれど、緊張が一気に解けた瞬間だったわ。

 いけない事をしたのに、リラックスするなんて変でしょう。

 でも、怒られなかった事が安心できる材料になったの。

 そうそう、マノアったら寝惚け眼でリビングに来るものだから、椅子にぶつかり背もたれの一部を壊したわね。

 その椅子はマノア専用になったのよ。

 どれもこれも、ここで暮らして来た証だわ。

 それが、綺麗に無くなってしまった。

 キズが増えるたびに、私達の家になっていたのに!

 私達が帰る場所なのに!

 絶対に、許せないわ!

 犯人を捕まえてやるんだから!

 首を洗って待ってなさい!


「すまないが、みんなの昨夜の行動を教えてもらいたい。もちろん、王様とノジル様もです。あちらの部屋で1人ずつ聞いていきます。まずはナナから、来てくれ」

「私からですね。ハチ、行きましょう」

『はいワン』


 私はお父様に促されながら、隣の部屋へと入ったわ。

 そこには、小さなテーブルと3脚の椅子。

 そして、どこから持って来たのか謎のデスクライト。

 ここはどこぞの取調室かぁ! とツッコミを入れてしまったのはご愛嬌よね。


「さて、ナナは終日寝ていたなぁ」

「はい、そうですわ。お父様」

「その際、物音や話し声などを聴かなかったかぁ」

「……ごめんなさい。何も聴かなかったわ。そもそも、起きていた記憶が無いです。ボンヤリしていてよく分からないですわ。ごめんなさい」

「そうかぁ。仕方ない。ハチやロクはどうかなぁ?」


 お父様は、お座りをしているハチと射し込む窓辺で寝ているロクに目を向けたわ。


『知らないワン』

『……』

「ちょっとロク! 聞いてるの? ロク! !」

『え! あ、あぁ、聞こえているニャ。何も知らないニャ』

「もぉ! ロクったら! お父様、ごめんなさい。ロクもハチも何も知らないみたい」


 本当にどうしたのかしら?

 ロクったら、また寝ちゃったわ。

 苦笑いのお父様をよそに、ルバー様が冷静に話し始めたの。


「ナナくん、すまないがネズミ隊にも話を聞いてくれないか」

「それが……今日に限って現れないんです。今朝、忠大が私に昨日の事を教えに来てくれただけで、何処かへと行ってしまって……それっきりですわ」

「そうかぁ。ナナくん。ココに残って君も話を聞いてくれないか」

「私が、ですかぁ?」

「おじさん2人だけでは、話しづらいと思うからね」

「そういう事なら、引き受けました。ロク! そんなに眠いなら、私の影に入ってなさい!」

『……はいニャ。もうだめニャ……眠いニャ……』

「はいはい、好きなだけ寝て下さい」


 あらあら、無言のままで私の影に入っちゃったわ。


 コンコン。


「失礼します。ルジーゼ・ホゼッヒです」

「入りなさい」


 初めに入室したのはホゼだったわ。


「ナナが何故ここに居るんですか?」

「仲間がいた方が話し易いと思ってね。ナナくんは終日、寝ていた事は皆が知って居る事だから。さて、ホゼッヒくん。君は何をしていたのかね」

「僕は、ナナの様子を見てから薬を作りをしていました。その時、マノアも一緒でした。夕食後、夜にもう一度ナナの様子を確認してから、早々に寝ました。薬作りをすると、眠たくなるので、朝まで起きませんでした」

「そうかぁ。ありがとう」

「最後に、昨日の事を誰かに話したかい?」

「昨日の事を、ですか?」

「そうだ」

「……誰にも話していません」

「そうかぁ。ここでの事も、昨日の事も、話さないでもらえるかい?」

「はい、分かりました」

「ホゼッヒくん、ありがとう」

「失礼します」


 次に入って来たのは、エディだったわ。


「失礼します!」

「相変わらず、元気だね。席に着きなさい」

「はい! それだけが取り柄です。ガロス様」


 無駄に元気、と言いたいわね。

 対応したのはお父さま。

 ホゼの時は、ルバー様が聞き役でお父様がメモを取る役でしたわ。

 今回は反対ね。


「さて、昨日は何をしていた?」

「昨日は……朝飯……宿題……お昼……昼寝……予習……晩飯……明日の準備……夜食……寝る。だったと思います!」

「あははは! 夜食が無ければ完璧な1日だったね」

「エヘヘ〜」

「夜食の時、物音や不審人物を見なかったかい?」

「み、見てません! 俺、何も見てません!」


 これは私でも分かるわ。

 嘘ついてる。

 バレバレね。


「エディ。嘘は良くないわ。見たものを話して」

「ナナ……分かったよ。おにぎりを台所から2個、見つけて食べならがリビングへと行ったんだ。そしたら、俺らの寮の入り口に……ロキアを見た。扉を少し開けて、廊下を覗いていたんだ。俺がいることに気が付いて、慌てて反対側へと移動したんだ」

「そうかぁ。最後に昨日の事を誰かに話したかい?」

「誰にも行ってないです。お父さんにもお母さんにも、俺しゃべってないです!」

「なるほど。少しの間でいいから、ここでの事も昨日の事も話さないでもらえるかい?」

「はい! もちろんです!」

「あははは! 元気だね」

「取り柄っス!」


 エディらしいと言えばらしいわね。

 元気一杯だったわ。

 でも、ロキアがなぜ男子寮を覗いていたのかしら?

 その事を確かめるためにも、次はロキアね。


 コンコン。


「ど、どうぞ」

「ナ、ナナ?」


 そうなの!

 入って来たのはもちろんロキア。

 で、聞き役は私でメモ係はルバー様。

 お父様は席を外しているわ。


「何で、ナナが居るのですか?」


 真っ直ぐ見つめている先は、ルバー様。


「仲間がいる方が話しやすいと思ってね。それに、話したい事があったのでは?」

「私にはありません!」

「落ち着いて座りなさい」

「……はい」


 ルバー様が、私を見ましたわ。

 お話をして良い合図ね。


「ロキア! まずは、私の話を聞いて。私とホゼとは、何にも無いわ」

「そんな事、言われなくても知っているわ! ナナが具合が悪い事も、彼が看病していた事も、薬を作っていた事も、全部知ってる。私は……私は……自分が許せないだけよ。全部理解していたはずなのに、疑ってしまったの。ホゼとナナがって。ホゼとマノアがって。そう思ってしまったら、止まらなくて……醜くなって行く自分が、悲しくて……グスン」


 泣き出してしまったロキア。

 私は、何をどんな風に言えば良いのか分からずに、オロオロしてしまったわ。


 コンコン。


 誰よ! こんな忙しい時に! とは思っても、口に出せるほど余裕が無い私。

 ルバー様がフォローしてくれたわ。


「どうぞ」

「ルバー邪魔するぞ」


 そう言いながら、ゾロゾロ入って来たのは、王様と王妃様、ベルネ様夫妻、ホゼ、お父様の6人。

 この部屋にいたのは、ルバー様、私、ロキアの3人だから……9人。

 あ! ハチも入れると……10人ね。

 たいして広くない空間に多人数。

 そして、涙が止まらないロキア、オロオロしている私、少し呆れ顔のルバー様。

 正直ツライわ。

 私が泣きたい!


「泣くのをやめなさい。セラ家の娘なら泣く事を許しません。聞いていますか? ロキア!」

「グスン、ヒィク、ヒィク。お、お母様? どうして、ヒィク、ここに?」

「貴女の様子が気になったからです。それに、外野が煩いので黙らせる事にしました。王様、本当に宜しいのですか?」

「あぁ、構わない。エディにも兄弟は必要だ」

「少しだけ宜しいですか?」


 私は恐る恐る手を上げたわ。


「ナナ君かぁ。どうぞ」

「王様、ありがとうございます。どうも、これから話される内容を知らないのは、私とロキアだけのようです。詳しくお聞かせ下さい」


 私は王様へ話しかけたのに、答えてくれたのはベルネ様。


「私から話します。ナナは知ってるかしら?」

「何をです?」

「先ごろ、ロキアとホゼの婚約を発表したわ。そしたら何よ、この騒ぎ! 平民だから何? 異世界人だから何? 何が悪いのよ! 頭にくるわ。ホゼは良い子よ。顔だって申し分ないわ。ロキアだってまんざらでもないし。何の不満があるのよ!」

「ベルネ。話が逸れてるぞ」

「貴方、ごめんなさい。あまりにも頭にきたものですから、エキサイトしてしまいましたわ」

「はぁ〜。そこで、僕たちは考えたんだよ。ナナくん、ロキア。君の気持ちも分かっていたし、僕達もホゼを気に入っている。家族に迎え入れるのに何の不満もない。ただ、僕達は貴族なんだ。対面もまた、大切なんだよ」

「そうね。いらないけれど大切だわ。そこで、私達はルバーに相談したの」

「あぁ、相談されたね。本当にくだらない。2人が思い合っていれば、何の問題もない! はぁ〜」

「ルバー様! で、どうしたんです?」

「ナナくん。すまない。要は平民で無くなればいい。異世界人は変えられなくても、平民を変える事は可能だよね」

「まさか……貴族の養子に迎え入れる?」

「ナナくんは鋭いね。その通りだよ。ただ、貴族ではない。王族だよ」

「はぁ?」


 思わず間抜けな声を上げてしまったわ。

 ロキアの涙は止まり、今は目を見開いてベルネ様、ルバー様、私を忙しなく見ているわ。

 混乱している顔ね。


「ロキア、落ち着きなさい。婚姻が結べる12歳になるまで、ルジーゼ・ホゼッヒからスアノース・シド・ホゼッヒと名前を変えます。シュード様とノジル様の養子として受け入れてもらいます。コレなら誰にも、文句は言わないでしょう」

「お、お、お、お、お、お母様! そ、そ、そ、そ、そんな事できるのですか?」

「俺たちは構わないぞ。エディの良きクラスメイトであり、最初の友達だろう。一緒に暮らして見て、友達想いの優しい子だと理解したし。何の不満も不安も無い」


 ここで、やっと発言する事が出来たのが当事者なの。


「ロキア、大丈夫かい。ストレスは病気の元だよ。僕は肉体が7歳でも、精神年齢は22歳なんだ。前の世界で、結婚を考えてつきあった経験もある。それでも、ここまで大切に想った女性はいないよ。僕は、病気を治せるスキルを持っていて本当によかった。あまり無理してはダメだよ。誰に何を言われても構わない。僕にとって、ロキアの健康だけが心配事なんだ」

「ホゼ。ごめんなさい。私……」

「泣かないで」


 ホゼがそっとロキアの肩に手をやり、優しく抱きしめた。

 涙をハンカチで拭ってやりながら、椅子に座らせたの。

 紳士だ!

 そして、フェミニストだ!


「ホオン! 邪魔者は消えるとしょう」

「そうですわね」

「ちょっと待って下さい。ロキア! エディから聞いたんだけれど、夜中に男子寮へと続く扉を覗いていたわね。アレは……」

「ホゼと話がしたかったの。ナナの事やマノアの事では無くて、普通の話が……声が聞きたかったの」

「ロキア」


 クラクラするわね。

 それでも、聞かなければいけない事を聞かないと!

 私は歯を食いしばって、質問を続けたわ。


「そ、そうなのね。その時、不審な物音や人物など見なかった?」

「見てないわ。そう言えば、気になることが1つあるの。冷蔵庫で冷やしていた、ケーキが無くなっているわ。青と私とノジルさんでケーキを作ったの。2ホール。1つはラム酒たっぷりのケーキで、もう1つはチーズケーキ。それが無くなっていたの」

「確かに、そうね。すっかり忘れていたわ」

「ノジル〜」

「貴方、だってロキアが元気が無かったから、励ます意味も込めてのケーキ作りだったの。出来たら終わり! で、頭から消去してしまったわ。ごめんなさい」

「ガロス、他にも無くなっているものがないかもう一度確認してくれ。ここはナナとルバーに任せてもいいだろう」

「はっ。ルバー、ナナ、頼むぞ」

「分かりましたわ」


 ルバー様は手を上げて答えていましたわ。


「ロキア! 他言無用よ!」

「分かっているわ。ナナ……ごめんなさい」

「うふふ、いいのよ。気にしないで」


 みんなが部屋を出て行ったわ。

 残ったのは、私とルバー様とハチの3人だけ。

 次は青なんだけれど……一度整理しないと先へ進めないわね。

 はぁ〜、犯人って誰なのかしら? ?


 コンコン。


「どうぞ」





「嘘! 私、気を失っていたの? マズイわ! 誰も殺してない? 何も食べてない?」


 私は自分の体を調べた。

 口の周りにはベットリと血糊が着き、乾き始めていた。


「何を食べたの?」


 足元には朱色に染まった小動物のカケラが、散乱していた。

 捕食したのは動物だけだったようだ。


「よかった。ウサギだけだわ。それでも、大地に触れるのは危険ね。水もダメかしら? ……あれ? あれれ? ? なんとも無いわ! そうかぁ! 山を越えたのよ! 汚染されてないのよ! 水も飲めるはずだわ! ……でもダメね。……私はもうダメね。……こんな私ではダメね。最後に逢いたい。私を、正気に戻してくれた……人……に」


 私は、愛しいあの人を想い、歩き出した。

すいません。

本当は1話完結で犯人まで到達したかったのですが、無理でした。

ラブだけは、詰め込みました。

ホゼとロキアはラブラブですね。

ただ、7歳と14歳のラブロマンス。

早すぎるわ!

羨ましい……チェ。


次回予告

「ハンナです。私だけ蚊帳の外です。予告します。

当事者からの事情聴取で犯人があぶり出される。その犯人とは! その時、ナナは崖っぷちに追いやられる。この窮地を超えることは出来るのか?

私の近況報告は……あるのかしら?

はぁ〜、寂しい。誰か私を温めて!」


ハンナよ!

私は貴女の味方だ!

誰か私も温めて〜。


それではまた来週会いましょう!

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