72話 あらあら、謎の転校生ですって
「龍王接近!」
「龍王が現れました!」
「王!退避!王族、貴族様は速やかに退避!」
「元スラム街に現れました!」
「あの姿は龍王です!」
呉牛喘月とはまさにこの事ね。
ほんの少し、龍王の姿が見えたからって騒ぎすぎよ。
蜂の巣を突いたような慌てぶりに、ガッカリだわ。
でもまぁ〜、あの半壊した闘技場を見れば、呉牛喘月ではなく枕戈待旦かもね。
そんな、知ったかぶりの知識をひけらかした所で事態は好転しないわ。
はぁ〜。
私とハチは、元スラム街で待ち合わせをしたの。
紅蓮の龍王こと鐡竜一をね。
私の……前の世界での……初孫。
愛して止まない孫だったわ。
その子が、この世界に居るんですもの。
混乱もするわよね。
落ち着いて話をする内に色々見えて来たわ。
そして、疑問もね。
何はともあれ、竜坊の経緯を聞くことにしたの。
勿論、私の事を全て話した後にね。
何より驚いたのは、私の孫が紅蓮の龍王様だったことよ。
渡来者だった彼は、能力、暴食之王の持ち主だった。
そこに目を付けたのが、前龍王だったトッシュ。
幼かった孫を育て、自分の後釜に据えるつもりだった。
が! 目測を誤ったのね。
龍王は指名制なの。
捕食する事で、龍の魔力と記憶と名前を受け継ぐのね。
でも、竜坊の持っている能力で丸呑みしたらしいの。
何が作用してそうなったのかは、今にして思うと解らないわね。
前龍王の話では、竜坊の質量と前龍王トッシュの質量とで違いがあり、トッシュの方が大きかった。
その為、暴食之王の中で前龍王トッシュとして人格そのままに、1種の精神体として存在してしまった訳。
何とも不思議な話よね。
そんな事を、トッシュから聞いていると竜坊がとんでも無い事を宣言したの。
「ばあちゃん! 僕、ばあちゃんの配下魔獣になるよ」
この台詞には度肝をぬかされたわ。
何故そんな事を言い出したのか。
その訳を聞くと、納得する気持ちになれたし……敵の姿が見えた気がしたわ。
竜坊の王位継承の儀が終わり、祭りが開催されている時に奴らは現れた。
龍王の懐に入り込み、恋心を利用して目的を果たした。
……龍族の捕食……。
仲間を見捨てて恋心を優先した竜坊は、その彼女から瀕死の重傷を受けた。
命からがら、山を越えたわ。
そして、メースロア地方の極寒の大地にある火山に飛び込み、マグマで傷を癒していたみたいなの。
それが、あの地震だったみたい。
それにしても、気になるわね。
……5人組……。
忠大も同意見なんだけれど、ロクのご主人様を襲った5人組と同一人物だと考えるわ。
私の目の前に居る、紅蓮の龍王は強くなりたかった様なの。
恋に溺れ、失った仲間の命。
仇討ちをしなければ気が収まらないみたいね。
実を言うと、私もなの。
私の家族が受けた哀しみは、私が晴らすのよ。
まぁ〜、卒業後だけれどね。
その事を言うと竜坊も納得してくれたわ。
そして、私の仲間になるべく“恭順の首輪”を付ける事にしたの。
私だけが、反対したわ。
だって、愛して止まない孫だもの。
するとトッシュが……。
『ナナ、それは違うぜ。こいつはあんたの孫の、鐡竜一でも無ければ、渡来者でも無い。すでに人族ですら無い。こいつは……こいつは……魔獣を統べる王!龍王トッシュなんだよ。今は俺がトッシュと名乗ってはいるが、厳密に言えば俺じゃ無い。鐡竜一こそが、紅蓮の龍王トッシュなんだ。この世でただの柱の龍王だ』
その言葉で私自身が納得するしかなかったわ。
ウフフ、仕方がないわね。
私も鐡ナナ(くろがねなな)ではないもの。
ルジーゼ・ロタ・ナナだわ。
ここまでは良かったのよ。
意外な脳筋馬鹿トッシュのせいで、スキル“闘気功”を実戦したかったらしいの。
ハチと話したくて獣の姿に変わったの。
選りに選って、龍王の姿にならなくても良いじゃない。
確かに、魔獣化では無いわよ。
ただ、あの姿を見れば上記の様な騒ぎになるでしょうが!
「トッシュ! 元の姿に戻って! 私の影に入って頂戴! 早く! !」
『お、おう』
「忠大、お父様とルバー様の居場所は分かる?」
『お待ち下さい。……はっ。ここより真上、最上階より3段下の会議室にございます』
「ハチ! 分かった? 行ける?」
『もちろん! “スプリングボート”』
ハチは手馴れたもので、飛び石状に出現させた。
魔術の上を、華麗に飛び上がっていったわ。
コンコン……コンコン……ドンドン……ガシャガシャ! !
初めは、淑女らしいノックだったわよ。
でもね!
中が騒々しくて聞こえないんですもの。
最後は窓枠を掴んで、揺すってやりましたわ。
開けてくれたのは、イヴァン様でした。
「ナナ君ではないか! ! どうして君がここに居るんだ?」
「これはイヴァン様。開けて頂きありがとうございます。取り急ぎ、父とルバー様にお話がございます。取り次いでいただけませんか?」
「え? 今はそれどころでは無い。すぐに入りなさい」
魔術“スプリングボート”から、室内へと入れたわ。
すると、真っ先に飛び込んで来たのはロクだった。
『ナナ! トカゲ野郎になんかされなかったかい?』
「大丈夫よ。貴女にも話があるんだけれど……。それどころでは無いわね」
右往左往の大騒ぎ。
誰も私の話を聞いてくれないわね。
ロクを抱きながら、どうしたものかしら? と、悩んでいると事態は好転的に動き出したの。
「ナナ。お前がここにいては行けない。すぐに、みんなの所に行きなさい」
「お父様! お話があります」
「後にしなさい。龍王が来たようだ」
「その事で……」
「ガロス! ナナくんはここにいてもらう」
「ルバー! 何故だ!」
「龍王だ! あの龍王が来るんだ。僕1人では、守れない。ナナくんの力がいるんだ! ガロス! お前も分かるだろう! 理解しているだろう! !」
「……だったら、俺も残る!」
「はぁ? ロタ家、当主が残ってどうする!」
「もうじき、長男が生まれる。案ずるな」
「守れる保証はどこにも無いぞ!」
「見くびらないでもらおう。これでも、王直属の近衛師団を率いていた。龍王などに遅れを取るかぁ! !」
「分かった。ナナくん、すまないがロクくんをもう少し借りたい」
「え? あ! ……はぁ」
『チェ、またあたしかニャ。ナナ行って来るニャ』
「あ! ……はぁ〜」
もうどうにでもなれ! ですわ。
でも都合よく、お父様とルバー様と私の3人だけの構図となりましたわね。
ただ、ロクがいないのが問題だけれど、後からでいいでしょう。
「ハチ、“ヘルシャフト”を使ってくれる? 魔力と音声と気配と……とりあえず、誰にも中を分からないように遮断して」
『はいワン。……“ヘルシャフト”……とりあえず“断”』
ハチの魔術は、完璧な仕事をしたわ。
突然の“ヘルシャフト”に戸惑いながらも、警戒を解かなかったのは流石よね。
「お父様、ルバー様。落ち着いて私の話を聞いて下さい」
無反応だわ。
「はぁ〜。竜、出て来てくれるかしら?」
《「いいよ」》
私の影から現れたのは……紅蓮の龍王竜一バージョン。
「紹介しますわ。紅蓮の龍王様の鐡竜一です」
「「……?」」
『姫様。そのお姿ではお分かりになられ無いのではないでしょうか?』
「忠大……なぜ? まぁ、いいわ。竜、トッシュに代わってもらえるかしら?」
「いいけど」
竜の姿が一瞬ボヤけた。
ハッキリした時には、美味しそうな……では無く、ダンディな姿のトッシュへと代わっていたわ。
その姿を見た瞬間、ルバー様の腰を抜かした姿に大ウケしたわね。
勿論! 顔は平常心よ。
鉄の微笑みで我慢したわ。
「ガ、ガ、ガロス! 龍王だ! ! こいつが龍王なんだ! ! !」
「なぁ、なぁ、なんだとぉぉぉぉ!」
その言葉を聞いたらお父様の反応は素晴らしかった。
赤みがかった焦茶のジャケットの襟を瞬時に掴み投げてしまったの。
確か、柔道の技で……右組の場合、引き手(袖を持った左手)は釣り手側に袖を釣り上げ、釣り手(襟を持った右手)で相手の体前方に崩し、左前回りさばきで踏み込んで体を沈め、肩越しに投げる……そう、袖釣込腰。
ある意味メジャーな技名よね。
お父様は投げ飛ばさずに、そのまま押さえ込んでしまったの。
慌てたのは私よね。
「お父様! 話を聞いて下さいと言いましたよね? ハチ! 色々遮断したんじゃなかったの?」
『ナナ、無理ワン。僕でもあの速さでは避けきれ無いよ』
「もう! お父様! 退いてください! 確かに、この方は龍王です。でも、よく見て下さい。“恭順の首輪”をしていますわ。私の仲間になったのです。私の家族ですわ! お父様! !」
「ナナくん……今、君は何を言ったのか理解しているのか?」
「ルバー様?」
トッシュを解放してもらうべくお父様に話していたのに、答えたのはルバー様。
さらに、ルバー様は私がしでかした事の重大さを語ってくれた。
「君は……君は何を口走ったのか、理解できているのかぁ?」
「え?」
「勿論、僕だって文献でしか知ら無い。その文献だって、正しいかすら分から無い様な代物だ。それでも、僕は読んだ。何故だか、分かるかい? ……知ら無いことが怖いからだよ。
その文献には……神龍が生まれし刻、星もまた生まれる。原始の刻を生き、神の住まいを構築する者。その者こそ龍なり……もしコレが正しくてナナくんの言っている事を信用したら。ガロスの下にいるその男が、神の住まいを構築する者という事になる。神龍を捕えた事になる……のか?」
最後の疑問形に、私も首を傾げてしまったわ。
ルバー様の言っている事が、今一理解できなかったから。
そんな、私とルバー様を見て大笑いした人が居たの。
「あははは! 竜! 人族とはこれ程、愉快な生き物だったんだなぁ!」
《「僕は体が痛いよ」》
「あははは! そいつは済まなかった。しかし、魔力の発動も今得たばかりのスキルの発動も叶わぬ。この白属性の魔術の所為だろう。本当に面白い!
それに、懐かしい話だなぁ。……神龍が生まれし刻、星もまた生まれる。原始の刻を生き、神の住まいを構築する者……間違っちゃいないが、正しくないぞ。正確に言うなら……神龍が生まれし刻、星もまた生まれる。原始の刻を生き、神龍に使える者……だなぁ。ナナ、こいつをどかしてくれ」
「分かったわ。お父様もルバー様も、冷静になって私の話を聞いて下さい。ここはハチの“ヘルシャフト”内です。龍王とて、魔術を発動できませんでした。ルバー様も出来ませんよね。お父様、解放して下さい」
お父様はルバー様を見た。
大きく頷き、床に組み敷いていたトッシュを解放したわ。
そして、これまでの事を話したの。
勿論、あらましよ。
私の卒業後の事や、5人組の事は触れなかったわ。
私達でケリを付けたいものね。
例えお父様でも、邪魔されたくはありません。
ただ、黙って聞いていたお2人。
次の瞬間2人共同じ様に、頭を抱え蹲み込んで仕舞われましたわ。
なぜ?
「「はぁ〜、ナナ(くん)とんでも無い事をしでかしたなぁ」」
ピッタリ合った言葉に、2人して笑っていたわ。
それをキッカケに、ルバー様は気持ちを切り替えた様ね。
お父様も同じみたい。
そこは、似ているのよね、この2人。
「エディ、おはよう」
「おぅ、青、おはよう。なぁ、また転校生だって。なんか聞いてねェのかよ」
「ごめんなさい。何も聞いてないわ」
「ナナなら……なんか知ってそうだけどね」
「ホゼハナニヲイッテイルノカナァ?」
私は知らぬ存ぜぬを貫き通したわ。
だってあの後、ある意味大変だったのよ。
お父様とトッシュが意気投合して、その場でスキル“闘気功”の講習会が始まるし。
ルバー様はミーハー根性丸出しで、ソワソワしているし。
私は、スキル“完全偽装”で小さくなった竜を見て、赤い涙を鼻から流してしまうし。
はぁ〜、で、どうなったのかぁ?
それは……。
「今日から、新しいクラスメイトを紹介しますね。鐡竜一くんです。自己紹介をして下さい」
「はい。僕は、鐡竜一です。渡来者で、今は紅蓮の龍王をしています。僕の中にもう1人居ます。僕の能力じゃ無くて、特殊スキル“暴食之王”を持っています。もう1人を紹介します」
「トッシュだ。夜・路・死・苦」
「「「「「ブッ! !」」」」」
はぁ〜。
なんでトッシュの姿に代わってすぐヤンキー座りをするのよ。
あまつさえの名台詞って、その知識どこから仕入れたの。
まぁ、大体わかるんだけれどね。
はぁ〜。
ため息しか出ないわ。
実は、昨晩も大変だったの。
みんなに竜を紹介したのね。
ロクもネズミ隊も、帰って来たから。
そしたら……。
「ナナ! なぜ? シャルルがここにいるんだ! ! よくも、よくも! 僕を騙したなぁ!」
《「竜! 落ち着け! 確かに、あの女の魔力を感じるが、違うぞ。よくよく見て見ろよ。人じゃない、魔獣だ。竜、竜、竜一! 聞いてるかぁ?」》
「はぁ〜、はぁ〜、はぁ〜……ご、ごめん。確かにそうだね。ナナ、ごめん。えっと、ごめん」
そうなの。
お父様とルバー様に話が通り、竜を5歳児姿で異世界人クラスへと編入させる事で、丸く収まったわ。
なぜ、そんな暴挙が成立したのか!
それは、竜よりトッシュの方が賢かった、と言うことね。
自分達の事を隠しながら、スキルや魔術を学びたい!
その対価として、山の向こう側、魔族領の事を話す。
要は、自分の知り得る情報を売るから強くなるためにここで学びたい、そんなトコなの。
勿論、お父様にしろルバー様にしろ、悩まれましたわ。
それでも、龍王から齎されるであろう情報は、どんな事をしてでも欲しいと考えたルバー様。
そしてお父様は、もし魔族と戦う事になるのなら、世界最強の魔獣を仲間にしておく事の有用性を考えての、承諾だったみたい。
こんな時のお父様は、計算高いのよね。
そんな理由で編入が決まったの。
そして、王様の側にいる必要のないロクを返してもらったわ。
だって、攻めて来るはずの龍王は今目の前に居るんですもの。
仲間としてね。
帰還を許されたロクは魔獣化のまま、会議室へと入って来たの。
この時、魔術“ヘルシャフト”内だったからまだ良かったのかもしれない。
でも、解除して帰る準備をしている最中の事だったの。
さらに、売り言葉に買い言葉。
ロクが1つの単語に反応してしまったの。
『今なんて言った! あぁ! このヒョッ子が言ったんだなぁ? シャルルだと? 何でテメェがその名前を知ってんだ!』
言うのが早いか、仕掛けるのが早いか。
ロクは竜へと、スキル“闘気功・纏”で強化した爪を繰り出したの。
あ! と、思った瞬間、竜からトッシュへと代わり襲って来た爪をバックステップで躱したの。
体が流れたロクの首根っこを抑え込む事に成功したわ。
すぐさま、駆け寄りロクに説明をした。
「ロク、私の話を聞いてちょうだい。この子は、私達と同じ敵を追っているわ。少しだけ、落ち着いて! きっと貴女の力になれるはずよ。お願い、私の話を聞いて」
『……分かった。でも、その前に何でシャルルの名前が出て来たのを教えて』
「……」
私はトッシュを見たわ。
少しだけ、押し黙った。
そして話した内容に、目の前が真っ赤に染まるのを感じた。
「トッシュ。何でシャルルの名前が出て来るのよ」
「それは……竜を色仕掛けで迫って来た女がシャルルという名前で、こいつと同じ魔力を持っていた。竜にしちゃ、初恋の相手だ。同時に、もっとも憎むべき相手だ。なぜ、その事を聞く」
「答えは簡単よ。黒猫だった時、愛して止まない飼い主だった人の名前なの」
「そうかぁ。チェ、竜のヤツ。マジで拗ねやがった。表に出てこねぇ。ロクだったっけ。同じ敵を持つ者同士。切磋琢磨しょうやぁ」
『分かったニャ。“解”』
「おっとっと。なるほど、さっきのヤツが魔獣化と言うのかぁ。で、今が……確かに黒猫にしか見えねぇ。魔力にしても、動物並みだ。よく考えてやがるぜ」
黒豹の大きさから、黒猫サイズへと変わったロク。
抑えていた物が無くなった事で、倒れそうになってしまったトッシュ。
たたらを踏んでしまったの。
落ち着きを取り戻した所で、ネズミ隊による講義の時間へと突入したわ。
会議室が勉強部屋へと変貌を遂げたのね。
まぁ〜、ロクと竜の事は明日にでも考えるわ。
今の私は眠たいの。
心は100歳でも、身体は5歳。
そして、今日は心身ともに疲れたわ。
「忠大。後の事を頼んだわよ。ロク、竜、貴方達のことは後でゆっくり話しましょう。これから仲間として過ごすの。話し合う時間はいくらでもあるわ。いいわね! くれぐれも、暴れたりしないでよ」
『は〜いニャ』
《「分かった」》
「うん、良い返事ね。それでは、お父様、ルバー様、おやすみなさい」
「お、おやすみ」
「ナナくんが1番の大物だね」
「「「だなぁ」」」
3人のオヤジが声を揃えたわ。
変ね?
私、何かしたかしら? ? ?
謎の転校生は竜の事でした。
あくまでも鐡竜一ですよ。
トッシュのオジ様では無くて、可愛い竜坊ですよ。
次回予告
「ふっふっ……ふふふふ、予告はいただいた!」
〈「トッシュ。来週も出るのに、取っちゃダメだよ」〉
「竜、五月蝿い!前々からやりたかったんだ。
次回予告。龍王の尋問が始まる。彼から齎される情報とは? 思いもしない事実が突き付けられる。ナナ達はその事実をどう受け止めるのかぁ? そして……謎は残される。
どうダァ! なかなかのものだろう」
〈「ちょっと短くない?」〉
「そ、そうかぁ? こんなもんだろう?」
〈「さぁ?」〉
トッシュと竜に予告をしてもらいました。
確かに、来週もほぼ主役ですね。
まぁ〜、基本彼はワガママキャラなので良いでしょう。
それではまた来週会いましょう!
ちなみに、私の肺炎は完治いたしました。
完治する前にバイトに行ってしまったので、再発を心配したのですが。
綺麗に治っておりました。
ナナちゃんもバイトも、バリバリ進んで行くのでお楽しみに!!
色々すいませんでした。




