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70話 あらあら、紅蓮の龍王ですって

 楽しい夏休みも終わり、新学期が始まったわ。

 新しい仲間は、マナス。

 同じ障がい者だし、配下の魔獣が居る以上、私と同じクラスにした方がいいだろう……と、ベルネ様がねじ伏せたみたいね。

 流石と言えば、流石だわ。

 その時の、皆様の顔が見てみたい気もするわね。

 うふふ、きっと酷い顔をしていたに違いないわ。

 そして、もう1人。

 副担任として新しい先生が来たの。

 もちろん、ロキアよ。

 彼女に魔力は無いわ。

 それでも、出来る事は沢山あるの。

 何より、目にハンデがあるマナスの支えになるものね。

 しかも、ハンナが個人的な理由で1週間もお休みしたから、ユント先生にしてみたらものすごく助かったはずよ。

 お休みした理由……勇者による勇者の為の力の大会……王様の生誕祭で執り行われた大会。

 ハンナの圧勝で幕を閉じたわ。

 問題はそこから先なの!

 ルバー様ったら、私とエキシビジョンマッチを所望したの。

 まったく、ハチとロクとネズミ隊と戦いたかっただけの話ですわ。

 でも、それどころでは無くなってしまったの。

 ハチ達の魔獣化が、試合開始の合図になるはずだった。

 そこに割って入ったのは、その場に居なかった忠凶。

 彼女は、忠中と忠末から引き継ぎを受け調べていたの。

 メースロア地方、極寒の大地の奥地にある洞窟を調査していたのよ。

 私が知らなかった事。

 もう少し早く、報告を受けていたらあんな事にはならなかったのに。

 その奥地では……紅蓮の龍王が、マグマに浸かり傷を癒していた。

 その事を知った忠大は、忠凶に追加調査をしつつ私に報告するつもりだったみたい。

 それを聞き逃した私に、責任があるわ。

 その、紅蓮の龍王が何を思ったのか、生誕祭で盛り上がっている闘技場へと姿を現した。

 ギリギリで報告を受けた私は、ルバー様にその事を告げたわ。

 王様やお父様達、もちろん集まっていた民衆の避難も終える事が出来たのは僥倖だったわね。

 そして現れた龍王を感じた瞬間、私の中で雷が落ちた。

 姿形は、凶々しい紅蓮のドラゴンの姿。

 でも……でも……その顎門から紡ぎ出された言葉に驚嘆したわ。


『ばあちゃん! ナナばあちゃん! 僕だよ! くろがね竜一りゅういちだよ! ばあちゃん!』

「竜坊! ! !」

『竜! この姿では、理解されねぇ。かと言って人型にもなれない。あの小娘で間違い無いのかぁ』

『うん!』

『犬と人族が邪魔だ。殺していいかぁ?』

『ばあちゃんには、怪我させないでほしい』

『分かった』


 この時の私は、目前の異常と驚異より、亡くした孫の気配と声にすべての意識を持っていかれていたの。

 冷静に考えたら奇矯な現象だったわ。

 だって、目の前には1匹しかドラゴンしかいないのに、その口からは2人の声が聞こえていたのよ。

 今の私が、どれほど平常心を失っていたか分かるわよね。

 そんな時こそ、冷静になれる子がいたの。


『姫様。落ち着いて下さい』

「え? ! 忠大! なんで貴方がここに居るの?」

『エディ様達は、ロク様と忠凶が護ります。王様の所に合流致しましたので、私は姫様の元に馳せ参じた次第です。ハチ様、魔獣化をいたしまして、話が聞ける様に段取る事は可能でございましょうか?』

『難しいかも。でも、魔獣化はしないと……無理だね』


 頭の上で、会話がなされていたわ。

 私は上の空だったものね。

 そんな私でも1つだけ理解できた事があるの。

 それは、魔獣の王と恐れられている龍王が、目の前にいるという事。

 ある意味、絶望的よ。

 まぁ、この時の私には関係のない事だけれど。

 ハチと忠大とルバー様は、死の崖に追い詰められていたはずよ。

 たった1回の咆哮でね。

 私とハチと忠大には話し声に聞こえていても、ルバー様には怪獣の様な鳴き声に聞こえていたはずよ。

 その声は、意識を刈り取るには十分な覇気だったみたい。

 それでも手放さなかった事は、賞賛に値するわ。


『魔獣化!』

『おっと、ポコの奴とイーガの野郎の魔力を取り込んでやがる。しかも、完璧に自分のモノにしてるぞ。スゲーじゃねぇかぁ。竜、こりゃ〜、無理だ』

『無理って?』

『風と土、そして本来の白。これだけの属性を保持していて、自分の力にしているんだ。さらに、見た感じ、それだけじゃ無さそうだしなぁ。一筋縄ではいかないっという事さぁ。……人風情が俺に刃向かうなぁ! !』


 気力を振り絞っだルバー様が、魔術“ブラックホール”を発動させるようとしていたみたい。

 敏感に察知したのは龍王は、右の翼をひとかきした。

 鞭のようにしなった翼からは、熱をはらんだ熱い風が巻き起こり、ルバー様を後方へと吹き飛ばしたの。

 身体をくの字に曲げ、激突したルバー様。

 上から崩れた瓦礫が襲ったわ。

 ハチが動き出すより速く、赤黒い影が通り過ぎた。


 その時……。


『その場を動くなよ。犬っころ』


 流石に凍りついたわ。

 でも、私だけだったみたい。

 龍王が、どこで何をするのかを理解したハチが魔術を発動させた。


『“トルネード”』


 ルバー様は瓦礫と一緒に闘技場から退場したわ。

 そうしなければ、確実に死んでいた。

 だって彼が居た場所は、ドロリと岩が融解していたもの。

 ルバー様があんな風になっていてもおかしく無かった、そう思うと震えが止まらなくなったわ。

 でも、私には心強い仲間がいるのよ!


『やるじゃねぇかぁ。あ! 犬っころ! !』

『犬っころ、じゃない! ハチって言うんだ。トカゲ野郎! !』

『はぁ? ト・カ・ゲ・野郎だ〜とぉ〜! !』

「ハチ! トカゲは言い過ぎよ」

『なぁ! ……お前、俺の言っていることが理解できんのかぁ?』

『姫様。今がチャンスです』

「忠大……そ、そうね。私は貴方の話している事が分かるわ。でも、その、えっと、もう1人、竜坊の声も聞こえているの?」

『姫様! そうではありません。今この場で、その話をするには無理があります。……龍王様。私はルジーゼ・ロタ・ナナ様の配下魔獣、忠大にございます。この姿では分かりにくいですので、魔獣化をさせて頂きます。魔獣化』


 私の肩に乗っていた忠大が、龍王の目の前で姿を変えたわ。


『ホッホォ〜。鬼鼠かぁ。珍しいなぁ。で、そのお前が俺に何を話す』

『はっ。この場で話すには、時間が御座いません。ですので、この城の裏手にございます元スラム街の最奥地、牢獄の塔で落ち合い話をする。と、言う訳には行きませんでしょうか?』

『信用できん』

『で、御座いましたなら。私がご一緒に行きましょう』

「忠大! なんて事を言うのよ! 許さないわ! 駄目よ!」

『姫様。大丈夫で御座います。龍王様の中に居られるお方は、姫様の血縁者です。私は姫様を信じております。その姫様の血縁者なら、信じるに値する者と私は理解しております。では、龍王様、参りましょう』

『……分かった』

「忠大! !」

『ばあちゃん、大丈夫だよ。僕がちゃんと守る。ばあちゃん……本当にナナばあちゃん?』

「うんうん、私だよ。ナナばあちゃんだよ。竜坊」

『行くぞ』

「竜坊! !」


 私の声をかき消し、龍王が飛翔したわ。

 忠大を左手に握ったままね。

 後に残ったのは、私とハチだけ。

 すぐさま、ルバー様へ連絡を入れた。


 〈「ルバー様! ルバー様! ! ……生きてますかぁ?」〉

 〈「ナ、ナ、ナナ……はぁ〜、はぁ〜、ナナくん? 君は無事なの? はぁ〜はぁ〜」〉

 〈「はい、無事ですわ。ルバー様こそ、大丈夫ですか?」〉

 〈「あぁ、僕は大丈夫だよ。はぁ〜、スキル“意思疎通”を使って連絡をしていると言うことは……あの怪物はどうなった。はぁ〜、はぁ〜」〉

 〈「何かを思い出したのか知りませんが、何処かへと飛び去りしたわ。今は、私とハチだけです」〉

 〈「そうかぁ。すぐに向かう。その場を動かないでくれ」〉

 〈「分かりましたわ」〉


 私はルバー様が来るまでに、お父様とハンナに連絡を入れたの。

 みな同じように心配してくれたわ。

 でも、私の頭の中は竜坊と忠大の事でいっぱいだったの。

 上の空で話をしてしまった。

 そのせいで、みんなが闘技場へと戻って来てしまったの。


「ナナ! !」

「お父様! !」

「「「「「ナナ(ちゃん)!」」」」」

「みんな!」


 そうなのよ。

 本当に全員、半壊した闘技場へと足を踏み入れたてしまったの。

 そこに、佇む私を見つけ、慌てて駆けつけて来た。

 抱き締めるお父様の腕が痛かったわ。

 でも、この状況なら仕方ないわね。

 誰でも、心配するわ。


『ナナ!』

「ロク! ありがとう……でも」

『何も言わなくても分かっている』

「ロク、どういう事?」

『忠末と忠凶も、ナナの側に行かせていたのさぁ。忠末から事のあらましを聞いたよ。ナナ……本当にそいつは孫なのかい?』


 私は大きく頷いたわ。

 そうしないと、とんでも無い事を口走りそうだったの。

 龍王が私の孫!

 深夜に落ち合う!

 忠大が獣質に取られてる!

 とか、とか、とか……。

 今の私はルジーゼ・ロタ・ナナではなく、くろがねナナになっていたの。

 涙が溢れそうだわ。

 そんな私をみんなが誤解してくれた。


「ナナちゃん。大丈夫?」

「青……大丈夫よ」


 青とマノアとマナスとロキアが、私を慰めてくれた。

 おそらくだけれど、龍王との戦いが怖かったと思ったんじゃないかしら。

 みんな口々に、怖かったわよね、私なんて声を聴いただけで震え上がったもの、などと話しをしてくれたもの。

 でも、実際には孫が生きていた! どんな姿でもいいの、生きていた事がすべてよ!

 そんな想いに、私は支配されていたわ。


 闘技場は一時閉鎖。

 1人の被害も出さずに済んだ事は、奇跡に近かったのよね。

 そして、龍王の力をまざまざと見せ付けられたルバー様は、魔術の強化を早める事を王様に進言していた。

 私は……それどころでは無かったんだけれどね。

 王様とお父様達は、会議、会議、夕食と言う名の軽食、会議、会議会議会議……の連続で姿を見なかった。

 食堂は、お通夜みたいな雰囲気が漂っていたわ。

 そりゃ〜、そうよね。

 龍王の咆哮は王様だけでは無く、闘技場へ来ていた国民や周辺の露店主に客。

 全ての国民が耳にしていたもの。

 犬の遠吠えでも、恐れ慄く人が現れるぐらい混乱をしていたわ。


 夜も更けた深夜。


 私はベッドを抜け出し、元スラム街の奥地へと向かったわ。

 ロクも連れて行く予定だったのよ。

 ところが、お父様とルバー様に待った! の声がかかったの。

 龍王が逃げた事に問題があったみたい。

 また、舞い戻るのでは無いかと不安になったお父様が、1日だけでいいからハチを貸して欲しいと懇願されて承諾したの。

 まぁ、守るならハチだけれど、私が困るからロクにお願いしたの。

 渋々、納得してくれたわ。

 本当に嫌々だったけれどね。


『ハチ! 魔獣化して行きなぁ。遅れを取るんじゃないよ。相手は龍王だ。先手必勝でガッンとやりなぁ』

『分かってる』


 出がけに、こんな過激な事を言っていなのよ。

 はぁ〜。

 私はハチもロクもネズミ隊も、みんな魔獣化を許可してから、行動を開始したわ。

 ハチは私の心の中でも覗いたのかしら?

 寝静まった室内の窓をそっと開けて、魔術“スプリングボート”を発動させた。

 階段を上がるようにいくつも使い、上へ上へと向かうハチ。

 そこで見た光景に、竜坊の事も忠大の心配も吹き飛んでしまったわ。

 だって、美しかったもの。

 星降る夜に、浮かび上がる城のシルエット。

 城には結界ならぬ、白属性の魔術“ヘルシャフト”がかかっていたの。

 ルバー様って本当に器用な人なのね。

 “ヘルシャフト”を四角ではなく城の形で成形していたの。

 その境目がダークブール色に見えていたから、城が形取られていたのね。

 何とも言えない、妖しい雰囲気と、星々の美しさが相反して、絵も言われない景色を見せてくれたわ。

 この風景のおかげで、私の頭はリセットされたようね。


 待ち合わせ場所に行くと、すでに待ち人は来ていたみたい。

 なかなかのガタイをしているわ。

 ザンバラの赤い髪が腰まであって揺れていた。

 さらに、三白眼が辺りを威嚇していたの。

 怖さ倍増ね。


「お待たせしたかしら? 紅蓮の龍王様」

「いや、たいして待ってないぜ。ルジーゼ・ロタ・ナナ、だったなぁ。……本当に1人で来たのか?」

「もちろんですわ。人質ならぬ、獣質を取られているんですもの。さらに、私の孫、くろがね竜一りゅういちの事についても知っていそうなんですものね。地の果てまでも追いかけて、話を聞いてやるわ」

「あははは! こいつは、どえらいお嬢さんだ。……まず始めにだ。龍の姿の時になぜ、言っていることが通じたんだ」

「答えは簡単ですわ。私は異世界人の転生者です。私に魔力が無くても、特殊スキルがありますの。特殊スキル“獣の声”と言います。獣とお話が出来る能力ですわ。私からも、始めに聞きたい事がありますの。よろしいですか?」

「あぁ、いいぞ」

「なぜ、貴方様の中から、私の孫の声が聞こえるのかしら?」


 私はゆっくり近づきながらも、油断なく接したわ。

 腐っても龍王ですものね。

 足元には、魔獣化のままの忠大が鎮座していた。


「こいつの事はいいのかぁ」

「あらあら、どうにかするおつもりだったんですか? 魔獣の王ともあろう方が、人質に危害を加えるのですか? 権力に溺れるバカ貴族じゃあるまいし、似合わない事は言わない方が賢明ですわよ」

「あははは! こいつは1本取られたなぁ。鬼鼠、お前の主人は肝が座っている。一体何者なんだ」

『姫様は姫様にございます』

「フゥ、フフフ。確かにね」

「なんて言っているのか分かるのかぁ」

「もちろんですわ。私は私ですものね」

「チェ、この姿だと人族以外の言葉が分かんねぇ。まぁ〜、いいや。今から現紅蓮の龍王に会わしてやる。ゆっくり話せよ」


 そこまで話すと、静かに目を閉じた。

 淡いオレンジ色の光が、龍王を包まれたかと思うと、一瞬にして姿形を変えたの。

 驚いたわ。

 でも、その姿は……。


「竜坊! あぁ、あぁ、あぁぁぁ!」

「ばあちゃん!」

「ちゃんと顔を見せてちょうだい」

「ばあちゃんは……エヘヘ、美人だね」

「そうかい、そうかい」


 私は両手を広げ、その人物に抱きついたわ。

 青年になった孫の姿。

 間違いないわ。

 顔が娘に似ているもの。

 うん!

 想像した通り、イケメンに育ったわ。


「なんでこんな所にいるんだい。お前の母さんも心配していたんだよ」

「ばあちゃん、無理だよ。川で溺れた事までは記憶してるんだ。気が付いた時には、この世界に来ていたんだよ。僕だって、帰りたかったさぁ。ママとパパに会いたかったさぁ。でも、無理だったんだ」

「そうかい、そうかい。辛かったね。哀しかったね」

「ばあちゃんこそ、なんでそんな美人の姿でこの世界に居るの?」

「私かい……」


 これまでの事を全て話したわ。

 足がない事も、ハチとロクの事も、お父様に異世界人だとバレてしまった事も、ギルドカードの事も、配下魔獣の事も、何もかも全てよ。

 隠す事も嘘偽りも無く、本当に全て。

 黙って話を聞いていた竜坊から、意外な返答が帰って来たの。


「ばあちゃんは、人族側に転生して来てラッキーだったね。僕も竜族に保護されてラッキー! と、思ったけれど、ばあちゃんの方が良かったね」

「竜坊、どう言う意味だい?」

「う〜ん、今のばあちゃんに理解出来るかなぁ? とりあえず話すよ。始めに言っておくけれど、僕は嘘ついてないからね! 脚色もしてないからね! 最後まで話を聞いてよ」

「分かったよ。話してごらん。ばあちゃんが聞いてあげる」

「ばあちゃんはやめてよ。美人の姿と可愛い声で、ばあちゃんはないよね」

「今はいいんだよ。くろがねナナなんだから。いいんだよ。いつもね。呪文の様に、私は若い私は若い若い若いと、唱えているんだよ。笑っちまうだろう」

「あははは! 確かにね」

「あははは! だろう」


 楽しい話は、ここまでだったわ。

 この世界に来た竜坊が、過酷な環境で龍王と成ったかを知ったの。

 さらに、魔族領がどんな風になっているかも知る事が出来たわ。

 この知り得た情報はどうしましょう?

 さらに、この子ったらとんでもない事を言い出したの。


「ばあちゃん! 僕、ばあちゃんの配下魔獣になるよ」

「『はぁ?』」


 私と元龍王の声がハモったわ。

 なんで、聴こえたの? 幻聴かしら?

すいません!

お待たせしました。今更な更新ですいません。

眠気に負けちゃいました。

眠気には誰も敵いませんね。


次回予告

「エディはいいよ。名前だけでも出たからさぁ。僕なんてその他大勢だよ」

「ホゼ、すまない。名前だけなら忠大以外のネズミ隊も同じだぜ」

『はっ。エディ様、ホゼ様。僕達もお喋りしたかったです』

「忠吉の言っている事が分かる?」

『ココは次回予告なのでOK! なんだそうです』

「なんでもありだなぁ」

『ホゼ様。僕は予告をした事が御座いますので、今回はお譲り致します。ホゼ様の知的な魅力で次回予告をよろしくお願いいたします』

「忠吉は上手いね。気持ち良く予告ができるよ。ありがとう」

『はっ』

「次回予告。

これまで語られる事が無かった、魔族領での事が明かされる。驚愕の事実に誰もが言葉を失う。そして、本当に紅蓮の龍王がナナの配下魔獣になれるなかぁ! アメージングな出来事が巻き起こる!

英語を入れてみた」

『流石ホゼ様です! 知的です!』

「忠中、忠末。どう思う?」

『『……エディ様。コメントを自粛致します』』

「だよね」


エディ、ホゼ、忠吉、忠中、忠末に予告をしてもらいました。

予告はなんでもアリ!

次回は午前中に更新できる様に頑張りますね。


それではまた来週会いましょう!

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