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61話 あらあら、反響定位? 反動定位? ですって

 昨日は本当にいろいろあった1日だったわ。

 でも1番の問題は、私の忘れ物なの。


 今回のバカンスの目的は、ベルネ様の違法製造の罪と娘のマナスに従魔を与える事にあるのよ。

 まぁ、マナスの従魔に関しては、やってみないと何とも言えないんだけれどね。

 でも、その前にベルネ様が抱いていた障がい者への想いが顕になったわ。

 ベルネ様は……目の見えない娘を表に出すのは恥ずかしい……ハッキリと言いましたの。

 もちろん、キレたのは私ですわ。

 直ぐ様、ホゼに真実を話してもらいました。

 そうなの、マナスは風属性の魔力を使い風を起こし、反響した風を感じ取り物事を認識していたの。

 着替えるのも、歩くのも、ご飯を食べるのも、1人で出来るらしいわ。

 その事を知ったベルネ様がご家族を紹介してくれて、楽しいお茶会をしたの。

 本当に楽しかったわ。


 朝陽が優しく窓から差し込み、鳥のさえずりが私を起こした……うん? 朝陽? 鳥のさえずり? ?

 あれ、ココはメースロア城の中。

 洞窟の中、カッパドキアのはずよ。


 コンコン、コンコン。


「ナナ様。朝食の準備が整いましたので、お迎えに上がりました」

「え! ちょっと、待って」

「はい、準備が終わり次第、声をかけて下さい」

「分かったわ」


 フゥ〜、驚いた。

 突然、声をかけるんですもの。

 朝陽は白属性の魔石、真珠で照らされた明かりだったし、鳥のさえずりも風が抜ける音だったわ。

 上手い具合に、チュンチュン鳴いているように聴こえたのよ。

 はぁ〜、とりあえず着替えね。

 私はマジックバック改を開いて、赤い花の刺繍が襟首を華やかにしている藍色のスモックを着たわ。

 後、白のプリーツキュロットスカートを履いたの。

 このスカートは私のお気に入りなのよ。

 動くたびにフレアースカートが、可愛く揺れるの。

 ちょっと子供すぎるかしら?

 まぁ、6歳なんだから当然と言えば、その通りよね。


「いいわよ。今から行くわ」

「はい。では、こちらです」


 案内してくれたのは、晩餐会が開かれた食堂。

 長いテーブルの左側にエディ、私、ホゼ、青ちゃん、マノア、ユント先生が席に着き。

 右側にはベルネ様、リンドー様、ロキア、マナス、ハンナの5人が座ったわ。

 何より驚いたのが、マナスなの。

 彼女が入って来るなり、優しい微風が走り去ったわ。

 ……1分後……。

 マナスが見えているかの様にスタスタ歩き、自分の席に着席したの。


「マナスちゃん! 大丈夫なの?」

「青ちゃんねぇ。平気よ」

「だったら何故、歩けるの?」

「この声は、マノア。それはねぇ〜。さっきの風で位置を把握したのよ。さらに、みんなの匂いを記憶していたから、どこに誰がいるかも判るわ。そんな事より、珍しくわぁ! お米! ご飯じゃないの! いつもはパンなのに?」


 イタズラが成功したかの様な笑顔で話し出したわ。

 本当に楽しそう。


「エディとナナと青が、日本人だからね。和食にしたのよ」

「そうなんだ! 美味しそうな、匂いだわ! 食べるの楽しみ」

「マナス! いい加減にしなさい! 端ないでしょう。座りなさい!」

「は〜い。お姉様」

「もう! 口が減らないんだから」

「ウフ、ウフフ。仲が良いわね」


 照れてしまった姉妹に対して、思わず笑ってしまったのは、みんなよ。

 姉妹って良いものね。


「さぁ、食べましょう!」

「はい。……いただきます」

「「「「「いただきます」」」」」


 声を揃えて、日本風に食べる挨拶をしたわ。

 割合的に多いからね。

 それにしても、完璧な和食にビックリだわ。

 ここのシェフは、フレンチから和食まで幅広い腕を持っているのね。

 ベルネ様に会えるの打診をしてみると……自分は表に出れる人間ではないので……だって。

 いぶし銀ね。

 渋すぎるわ。


 さて、朝食も食べ終わったし本腰を入れてマナスの魔術考査を始めたわ。

 私達はメースロア城の前広場を使わせてもらう事にしたの。

 ベルネ様とリンドー様は、仕事がある為に欠席したわ。

 リンドー様は泣く泣くね。

 何かあればすぐ来れる様に、広場が見える窓際に陣取っているのが見えたわ。

 ある意味、1番必死だったのはこの人かも知れないわね。


「まず、さぁ〜。マナスの風の魔術がどんなんか確かめようぜ!」

「「「『オウ』」」」

「……エディ……実は……これだけ広いと、跳ね返りが消えちゃうのよね」


 申し訳なさそうに下を向いてしまったマナス。

 慰めるロキア。

 あらあら、風の反響定位は室内向きだったのね。

 はてさて、どうしたものかしら?


『ナナ。やっぱり風に声を乗せたらどうワン?』

「それだと、一々煩いよね。それより、触手みたいに風を使えないかしら?」

「「「「え!」」」」

「「ゲ!」」


 男女で反応が違うけれど、内容は一緒よね。


「駄目だったかしら?」

『触手は面白い案だけれど、実現するには難しいワン。黒か白の属性で魔術“ザイル”なら……何とか……なるワン? でも、風の反響定位が使えるならそれを利用した方がいいワン』

「だから、それが難しいって話じゃないの!」

『反響では無くて反動ワン』

「はぁ? 反動ってアノ反動? ? 押した時に返ってくる力の事よね」

『そうワン。魔術で一定量の風を起こし、返って来た風を感じ取るのがマナスの反響定位ワン。でもコレって、反響では無くて反動ワン。だったら、室内でする風より大きな風を起こし、返って来た風を感じ取る方がいいワン。感覚的に室内と同じワンね』

「なるほどね……って! それが駄目だから、みんなで話し合っているんでしょう?」

『だからワン。やって見なければ分からないのにワン。……やってみるワンね! ナナ、マナスを僕に乗せてワン。いつもやっている反響定位かどうか確かめてほしいワン』

「分かったわ。マナス……」


 私は、ハチが話した内容を掻い摘んで話したわ。

 そして、マナスに乗ってもらったの。

 もちろん私の前によ。


「大丈夫?」

「うん、大丈夫よ。それにしても気持ちいい毛並みね。乗ってみて凄いのは、この安定感と安心感。ナナちゃん……イイなぁ〜〜」

『あたしも凄いニャ!』


 と、ロクがハチの影から飛び出したの!

 あ! っと思った私の目の端から、白い手が伸びロクを捕まえたわ。


「ロクちゃん! 邪魔しては駄目でしょう! ヨシヨシ……そうだわ! 私がブラッシングしてあげる。ウフフ、ロクちゃんを初めて見たときからしたかったのよね。ナナちゃん! イイよね?」

「青ちゃん。もちろんよ! ロク、大人しくしていなさい」

『分かったニャ〜ゴロゴロ〜』


 あらあら、本当にブラッシングされてるわ。

 しかも、気持よさげにね。


『ナナ、室内に入っていいワンかぁ? 僕のやり方で合っているか確認する為にも、室内で確かめてたいワン』

「そうね。マナス、ハチが自分のやり方で合っているか確かめたいから室内に入っていいか聞いているわ? いいよね?」

「もちろんよ。ワクワク、ドキドキ! あら、イヤだ! ワクワクしすぎて、思いが口から出ちゃった! 恥ずかしい〜」

「大丈夫。私も、ワクワク、ドキドキよ」


 思わず2人で笑い合ってしまったの。

 ハチもスキップしながら、玄関ロビーに入ったわ。

 でも不思議なのが、私の後ろにエディが座っているの?

 その為、ハチがふた周りほど大きくなっているのね。


「何で、エディが乗っているの?」

「オレだって、感じたい! ハチなんだから良いだろう?」

『大丈夫ワン』

「まぁ、ハチが平気ならいいんだけれど。さぁ、中に入りましょう」


 中に入ると、ハチが目を瞑ったわ。

 もちろん、私達も静かに瞳を閉じた。

 そして、優しい風が吹き抜けた。

 不思議よねぇ。

 私にはサッパリ分からないわ。

 だって、ただ風が吹き抜けただけだもの。


「面白いぜ! 感じると言うより、風が教えてくれると言った方がピンとくる。マナスが見ている世界……スゲェ」

「エディ、何も感じないわ。やはり風の魔力が無いと無理なのね」

『おそらくそうワン。ナナ、聞いて見てよ。合ってる?』

「了解! マナス、どんな感じ? ……マナス? マナス! !」


 マナスったら、ボ〜〜としていて反応が無かったんですもの。

 思いっきりど突いたわ。

 すると、弾かれた様にしていつものマナスに戻ったの。


「ナナ! 凄い! ハチが凄い! 本当に凄い!」


 凄いを連呼しているのは大興奮している表れよね。

 少し落ち着かせないといけないわ。

 私は両手でマナスの腕を掴み揺すったの。


「落ち着いて!」

「え! あ……ごめんなさい。あまりにも完璧な再現にビックリしちゃったわ。本当にハチは凄いのね!」

「うふふ、ありがとう。ハチ、聞いていたかしら?」

『もちろんワン。コレだったら何とかなる。それに……エディが面白い事を言ったワン』

「はぁ? エディが?」

「俺?」

「そうなのよ。ハチがね。貴方が面白い事を言った、と話したの」

「お〜れ〜?……なんか言ったけぇ?」

『風が教えてくれる、と言ったワン。まさにその言葉が、これからマナスがする事を示しているワン。ナナ、これから外に出て考査開始ワン! と、言ってもある程度纏まっているけどね。うふふワン』

「た、た、楽しそうね」


 ハチは元いた広場に移動したわ。

 もちろんみんなもね。

 そして、当たり前のようにいる方が……。


「今のはハチがしたのかい? 凄いね!」

「お父様……」

「ロ、ロキア! 休憩だよ! そうだよ! 一休みしていたんだ」

「お父様……」

「わ、わ、分かったよ! 行くから! 仕事をするから! ……そんな目で見ないでくれよ〜」

「はぁ〜。お父様、行きましょう。マナスと言うより、ハチちゃんの魔術が気になるのでしょう」

「え! いいのかい?」

「さぁ、行きますわよ」


 玄関から出てきた最後に、そんな会話が漏れ聞こえてきたの。

 セラ家の中で、1番の大人はロキアなのかも知れないわね。

 冷静でみんなを俯瞰して見ているわ。

 この家の柱かもね。


 さて、元の広場に戻ったハチは軽く説明してくれたわ。

 でも、これがなかなか難しいの。

 そこで、ハチの言葉をそのまま伝える事にしたわ。


「ハチ、もう一度言ってくれる? そのまま言うわ。私では理解不能よ」

『分かったワン。じゃ、もう少し簡潔にわかり易く言うワン』

「了解。お願いするわ。……マナスがこれまでしていた事でいいよ。反響定位と言う言葉を使っていたけれど、正確には違う。音の反響では無くて、風の反動で周囲の状況を把握している。コレは反動で今いる位置を理解しているから、反動定位が正しい。このやり方で間違い無いと思う。ただ、マナスは自分の魔力を、風の力を、信じていない。風がちゃんと教えてくれるよ。家族を信じる様に、自分の力を、風の力を、信じるんだ! マナスなら出来るワン……あ! 最後の最後にワンって言ったわね! まんま言っちゃったじゃないの!」

「ナナちゃん、可愛いから大丈夫よ」

「そうね。うふふ、可愛いわ」

「もう! 青ちゃんもロキアも、ニヤニヤしながら言わないで! 恥ずかしいわ」


 と、照れているのは私だけで、ニヤニヤしているのは青ちゃんとロキア。

 吟味しているのがマノアとホゼ。


「反動定位なんて言葉、知ってる?」

「……無いね。でもナナが言ったことが正解なら、反響では無くて反動だと思うよ」


 スルーされるのも哀しいわね。

 さて、当のマナスはと言うと。


「風が教えてくれる。風の力を信じる。自分の魔力を信じる。家族を信じている様に……お姉ちゃん! お父さん! お母さん! 私、みんなを信じてる! !」

「もちろんよ!」

「あぁ、信じているとも!」

「私もよ!」

「お母さん! !」


 なぜかベルネ様も居るのよね。

 どこから沸いたのやら。

 ハチから降りたマナスに、家族が駆け寄り泣いているわ。

 私はそっと離れ、エディ達の下へと移動した。

 抱き合いながら泣いている家族、この光景を見て1番に感じた事は……家族同士でも信じる事は難しい……この一言ね。

 この家族は、1番大切な事をすでに会得していたよ。

 考査の手応え無し! だったと思うわ。


「マナス! チャレンジよ!」

「ちょっと待った!」


 私がマナスに話しかけたのを、遮った人がいたの。


「なぜよ! エディ!」

「ホゼが言っただろう。反動定位なんて言葉は無いって。でも、名前が無いのもしっくりこない……ナナなら良い言葉を捻りだせるだろう。名前だよ! 呼び名!」

「え! 私が?」

『確かに名前は大事だワン』

「もう〜、あなた達ねぇ。でも、確かに……そうねぇ〜。……ウインドリアクションは? リアクションには、反応・応答・反作用・反響. 意義. 力が物体に働くときに生じる同等で逆の力、という意味があるのね。ぴったりと思わない。でも少し長いかしら?」

『そんな事ないワン!』

「はんぱねぇ〜、カッコイイぜ!」


 お目目キラキラのエディは置いといて、マナスに話しかけたわ。


「思いっきり、やって見てよ。貴女なら出来る。だって、こんなにも愛されているんだもの。何だって出来るわ」

「うん! やってみる!」


 元気に返事をしてくれたわ。

 それにしても、アレでは私でも前が見えないわね。

 だって、涙で溢れているんですもの。

 マナスったら、拭もしないで家族に抱き締めたてもらっていたまま、風の魔力を発動させたわ。


「ウインドリアクション!」


 その瞬間、風が吹き抜けた。

 強風でも、微風でもない、優しい風が私達を通って行ったわ。

 そして、マナスに向かって風が戻って来た。

 コレが反動?


「ねぇ、ハチ。この風が反動なの?」

『違うワン。吹いた風と同じ力で、マナスに向かって吹いたワン。そうする事で、散った風の情報を集める事が出来るワン』

「大丈夫なの?」

『平気ワン! 風は味方だよ』


 何だか、胸が温かくなるのを感じたわ。

 この世界も、前の世界も、障がい者には厳しい環境だった。

 私は、この世界で障がい者になったけれど、前の世界でも従業員が事故に巻き込まれ車椅子生活をした人がいたの。

 華ちゃん……元気にしているかしら?

 結婚を控えていたのにねぇ。

 破談になるわ、働けなくなるわ、退社するとき泣いていたのよね。

 あの涙は、忘れることが出来ないわ。

 今思うと、もう少しなんか出来たのかもしれないわね。

 後悔ばかりだわ。

 でも、この世界には味方が沢山いるのよ!

 優しくはないけれど、優しい世界。

 前の世界の人達に言いたいわ。

 ほんの少しの優しさが、世界を変えるのよ! とね。

 物思いに浸っている私の耳に、これまでに聞いたことがない歓喜が聞こえた。


「お姉ちゃん! 凄い! ! 城の中にいる人から洞窟の門番まで……分かるの! 人の気配や話し声、匂いや物音。全ての事が分かるの! 風って私の味方なのね」

『よしよし、成功ワン。もう少し使い慣れると、精度も速度も上がるワン』

「そうなのね。マナス、ハチがね。訓練あるのみ! 精度も速度も上がるんですって」

「ナナ! ハチ! エディ! ホゼ! 青ちゃん! マノア! みんな……みんな……ありがとう!」


 私達なところに走って来たマナス。

 転びもせずに、真っ直ぐに、走って来た彼女。

 ハチに抱き付き泣いていたわ。

 もちろん、私も青ちゃんもマノアも、泣いたわよね。

 エディとホゼの目にも、キラキラと光る物が見えたわ。

 みんな優しいわね。


「お腹が減ったでしょう! 少し早いけれど、お昼にしましょう。用意させるわ」


 もう、そんな時間なの! て、ベルネ様はお昼にする為にここにいたのね。

 子供達のことを信用して、自分のやるべき事を優先していたようね。

 さすが、女だてらに城主をしていないわ。

 感服するわね。


 さぁ、お昼は何かしら?

 昼からは……うふふ、探検よね!

 素晴らしいお城が聳え立っているんですもの。

 探検、発見、僕の街〜。

 あれ?

 このフレーズ……どこで聞いたのかしら? ? ?

何とか書き上げる方が出来ました。

仕事が忙しく書ける時間を押してしまいバタバタと大変でした。


次回予告

「それにしても、マナスの魔術は凄かったわね」

「確かに凄かったね。青ちゃんは白属性だから、朝起きるのが早いの?」

「え? だったら、マノアは黒属性だから、夜更かしするの?」

「え?」

「「そんな訳ない……よね! あははは!」」

「マノアったら、可笑しいわ。私が予告するわね」

「シクヨロ!」

「次回予告。

マナスの魔術を完成させたナナ達。バカンスはこれからが本番! 探検する彼女達。その先に広がる景色とは? ! 予想に通りに、ワクワクドキドキの展開にハラハラしっぱなし! ナナ達の水着姿にも大注目の62話を見逃すな! ……はぁ? 水着って……」

「イヤ〜〜〜〜!」

「マノアちゃん! 待って!」


マノアと青ちゃんに次回予告をしてもらいました。

とんでもない予告が入りましたね。

水着かぁ〜。

そんな物があったなぁ〜。

遠い、遠い、遥か彼方の昔に……忘れましたね。


それでは、また来週会いましょう!


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