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48話 あらあら、迷路ですって

 異世界人校舎が懐かしいわ。

 などと言っても、私は1回しか行ったことがないのだけれどね。

 でも、そう思いたくなる様な儀式があったのよ。

 馬鹿みたい。

 儀式自体はいいと思うのよ。

 場が和むし、クラスメイトとも話すきっかけになるからアリだと思うわ。

 それなのに!

 先生では無くて勇者クラスのチンピラが居たのよ。

 水に濡れた私達を笑い者にする気満々で、黒板の前に並んでいたわ。

 でも!

 ウフフ、実際に濡れたのは勇者クラスのクラーネルだけ。

 さらに、水濡れした床でズルーと転んだルバー様にも笑ったけれどね。

 その後は自習になったけど、個人的、爆笑だったわ。

 自習時間になって、青ちゃんの特殊魔術について話し合った。

 そして分かった事があったわ。

 実は青ちゃんは双子で、産まれる前に吸収されてしまい1人の個体として世の中に出て来たみたいなの。

 と、言う事は、青ちゃんの中にもう1人の青ちゃんが居た事になるわね。

 こちらの次元に来るとき、魔術の割り振りでそのもう1人の青ちゃんにも魔術が授かったの。

 その子をそのまましておける訳にもいかずに、マノアの意見を採用したわ。

 要は、その子を認識し名前を付ける事。

 まさか、本当に一件落着するとは思わなかったけれど、したのよね。

 ウフフ、その名前と言うのが、青ちゃんの名前から森ちゃんと名付けたの。

 安易な思考だったけれど、喜んでくれたみたい。

 特殊魔術も“変身・憑依”と変化したの、驚いたけれど解決できてよかったわ。

 親密度アップ! てぇな感じね。

 後は……そう! そうだったわ!



 本日は晴天なり!



「ナナちゃん、準備できた?」

「青ちゃん、もう少し待って。後は髪を結ぶだけだから」

「私がしてあげる。妹達によくしてやっていたのよ」

「ありがとう。お願いするわ」


 私達は、歓迎遠足に行く為の準備をしているわ。

 本来なら4月の中頃に行く予定を組んでいたらしいのだけれど、行方不明だった皇太子が発見されあまつさえ異世界人だったり、貴族の娘が異世界人だったり、だったり、だったり……で行けずに。

 延期を重ねてようやく日取りが決まったわ。

 その日付とは、6月17日の木曜日。

 今日の良き日に遠足となった分けよ。


「ちょっと青ちゃん! 何でツインテールなの? は、は、恥ずかしい~」

「え! とても似合うわよ。マノアどうかしら?」

「キャー! 萌よ! 萌え萌え美少女降臨! ナナ、変身してみてよ。月に変わって、お仕置きされた〜い」

「もう! マノア! 変なこと言わないでちょうだい。確かに娘が観ていたアニメのキャラ、そのものだけれど……青ちゃん、髪型変えて! !」

「え! 似合うのに! 仕方ないわね。えっと…………はい、出来上がり! うん、とても似合うわ」

「さっきの方が萌えてたぁ〜」

「マノアの発言、無視! 青ちゃん、ありがとう。これなら完璧だわ」


 私の髪型は、馬の尻尾と言う意味のポニーテール。

 キリリと結んだ頭から下がる尻尾はハチとお揃い。

 意味も無く、頭を振って揺らしてしまったわ。

 服装は……どこで開発したのか知りたいわね……そう思わせてしまう程の服。

 小豆色のジャージ。

 これまで、この世界に来た異世界人に感謝しないと行けないわ。

 素晴らしいアイテムを再現しているだもの。

 まさに神そのものね。

 ただ、少しだけ文句を言いたいのが胸の刺繍なの。

 左には王家のエンブレムで右は貴族のエンブレムが、金糸で施してあったわ。

 貴族出身でなければ、左胸だけしか無いのに私は両方。

 まぁ〜、エディよりマシだったから少しは溜飲が下がったけれどね。

 ウフフ、エディだけ両胸とも同じエンブレムなんだもの。

 とっても変だった。

 私達は落ち合い、ギルドの食堂で朝ご飯を食べて登校したわ。

 そうそう、昨日の一件以来、視線の嵐は巻き起こらなくなったの。

 魔獣に恐れをなしたのか、ルバー様が手を回したのかは分からないけれど、平穏な食堂風景だったわ。

 チョットだけ、拍子抜けね。

 一悶着あるかと思ってワクワクしちゃったじゃ無いの。

 校舎へと向かう道すがらでも、何も事も無く到着。

 さては、教室ね! と思ってみたけれど、こちらも空振りだった。

 勇者どもは何をしているのかしらね?

 お昼寝かしら?

 まだ日が高いから二度寝ね。

 埒もない事を考えているうちに教室へと到着。

 行き先の説明を受けたわ。


「ホームルームを始めます。起立、気を付け、礼」

「「「「「先生。おはようございます。皆様もおはようございます」」」」」

「着席」


 青ちゃんの号令で、朝の会が始まったわ。

 今はホームルームって言うのね。

 さて、遠足の行き先だけれど、以外に遠かったので驚いたわ。

 どうも、勇者としての体力測定も兼ねているみたい。

 場所は、メースロア地方へと続く街道を塞ぐように大きな山が存在しているの。

 その名前もヒコモンターニュですって微妙だわ。

 まだヒコマウンテンの方がしっくり来るわね。

 道は2つ。

 1つは馬車ルート。

 魔獣化したハチが楽々で通れるほどの、大きな、大きなトンネルがあるみたい。

 上手く掘削したものね。

 山を壊さずに道を作ってしまうなんて驚きだわ。

 早く見て見たいわね。

 このルートはメースロアへと続く道。

 まっすぐ進むと到着するようね。

 もう1つはダンジョンルート。

 おそらくだけれど、ダンジョンと名前を付けたかっただけの道みたい。

 青ちゃん曰く、巨大な迷路と言う方が正しいみたいね。

 細やかな道が沢山あるらしいのだけれど、少し大きな道を進むと運動公園に到着するみたい。

 そこが本日の目的地。

 今から行くのが楽しみ!


「それでは出発します! 忘れ物はありませんか? ハンカチ、ちり紙を持ちましたか? 指定された物以外、マジックバックから出さないで下さい。それでは、私にしっかりついて来て下さい。具合が悪くなった子は私かハンナ先生に言って下さいね」

「「「「「はい!」」」」」


 元気の良い返事だったけれど、実際に歩き出せてのは45分後。

 上級生から出発して私達の順番が来たのが、1時間目の終了を告げる鐘が鳴ってからだったからね。

 ゆっくりしすぎよ。

 普通は6年生が1年生の手を引いて、近場の公園に行くのが歓迎遠足だと思うのよね。

 まぁ~、そこは勇者だから魔力も体力も有ると見越しての、ヒコモンターニュ運動公園だとは思うのどけれど……アリかぁ! と思っちゃうわ。

 私はいいのよハチに乗っているだけだし楽チンだもの。

 でも他のみんなは、行くだけでクタクタになりそうね。

 現にマノアは、恨めしそうに私を見ているわ。

 ダメよ! ダメ!

 確かにハチなら全員乗れるわよ。

 でも、それをしてまうと体力測定の意味合いが無くなってしまうわ!

 などと1人で苦悶していると、マノアがリタイアしたの。

 私が手を伸ばすより先に、ユント先生が彼女を抱えたわ。


「毎年、リタイアする子が出てくるのよ。その為の先生たちなの。それでも今年は優秀だわ。マノアさんだけですし、さらに行程の半分以上は歩いていますよ。貴女は私が背負って行きますね。先頭のナナさん! もうすぐ入口が見えますから、前の勇者様の後をしっかりついて行ってくださいね」

「「「「「は〜い!」」」」」


 と返事はしたものの、前を行く勇者どもは……どこよ! あのチンピラめぇ! 歩くの速すぎるでしょうが!

 でも私には力強い味方がいるのよ。


「忠大。この道であっている?」

『はっ。このまま真っ直ぐでございます』


 5分もしないうちにホゼだダウン。

 隊列に変化が生じたわ。

 初めはユント先生、青ちゃん、マノア、私、エディ、ホゼ、ハンナの順番だったの。

 そこから、マノアがリタイヤした事でハンナ、私、青ちゃん、エディ、ホゼ、マノアを背負ったユント先生へと変わった。

 そして今は私、青ちゃん、エディ、マノアを背負ったユント先生、ホゼを背負ったハンナに変化したの。

 何故、私が先頭に立ったのか?

 それは……。


「ナナさん。ごめんなさいね。私とハンナしか道が分からないのに、案内をさせてしまって……」

「ユント先生。大丈夫です。忠大が分かっていますから、安心して下さい。それより、キツくありませんか? ハチが魔獣化できれば、マノアやホゼを乗せられるのに。う〜ん、少し大きくなってみる?」

「ナナ様! ダメですよ! 大きくなるのもいけませんよ! それ以上魔力が上がれば制約対象になります。今はまだ魔獣化だけですが、あまりに頻発されますと……」

「もう! ハンナ。分かっているわよ!」


 そうなのよ!

 実は昨日、半日でお役御免だったのね。

 約束を守って、みんなでギルドへと足を運んだわ。

 みんなでね。

 するとそこは、蜂をつついたような騒ぎになっていたの。

 私達を目ざとく見つけたセジルが慌てて近寄り、近くの部屋へと隔離されたわ。

 なんか悪い事をして、納屋に閉じ込められた時を思い出したわね。

 少しだけノスタルジックに浸っていると、大きな音を立てて勢いよく入って来た。

 その人は、ルバー様とハンナと……お父様?

 もぉ〜驚いたの何の!

 そして、怒られたわ。

 流石に鉄拳制裁では無かったけれど、説教制裁は頂いたわね。

 たっぷりと。

 その間に青ちゃんがルバー様に説明をしていたわ。

 包み隠さずね。

 ガミガミ、クドクド、ネチネチとお父様から有難い教示を受け流しなら聞いていたのよ。

 私って器用な人だったのね。

 でも、青ちゃんの特殊魔術が“変身・憑依”となった事を告げた時の、ルバー様の間抜け面に思わず笑ってしまったのよ。

 その時だけは、拳骨が飛んで来たわ。

 痛かったわ。

 そもそも、何故、お父様がここに居たのか!

 はぁ〜、ため息しか出ないわ。

 どうも私はやり過ぎたみたいなの。

 円卓会議でロクが魔獣化して、翌日の朝にハチも魔獣化したわ。

 私としては迫り来る脅威を理解して欲しかったと言うのと、私達に手を出せば……の意味を込めての魔獣化だったのに、そこが問題だったみたい。

 恐れをなした人が王様やお父様、ルバー様に詰め寄った結果。

 制約をかける事で、みんなを落ち着かせたのよ。

 その制約とは、ハチ達が勝手に魔獣化をしない事。

 私の声による許可で可能となるわ。

 ギルドカードに細工されてしまったのよ。

 全く余計なことよね。


『姫様。あちらが、ヒコモンターニュの入り口でございます』

「忠大。ありがとう」


 5分ほど行った先に人集りが見えたわ。

 更にその先には、全てを飲み込んでしまうかの如く大きな穴が開いていたの。

 本当に驚くわね。

 入り口の前で、上級生らしき子供達が並んでいたわ。

 その左端に整列したの。


「これはこれは、全員リタイヤしたのかと思っていたよ。もう、帰った方がいいんじゃないかぁ。異世界人のクセに、勇者に混じるなよ。迷惑だろうが! とっとと……」

「あら! ごめんなさい。クラーネルさんでしたのね。また迷っていらっしゃるかと思いましたわ。それとも、水風船でも被りますか? ……減らず口を叩く間があるのなら、精進しなさい。魔力が有るだけで勇者を名乗れているのです。名に恥じぬように励んでみてはいかがですか。まぁ、それが出来無いからこそ、私達に突っ掛かるのでしょう。それとも今ここで……」

「ナナちゃん! 先生が呼んでいるわ!」

「クラーネル様! 先生が呼んでいます。行きましょう」


 私には青ちゃんが、クラーネルには標準体型秘書のバザが割って入りバトルにはならなかったわ。

 鼻が高いお坊ちゃんには、へし折るのが1番効くのにね。

 まぁ〜、そのうちチャンスはあるでしょう。

 列が動き出した事で、私の思考も終わりを告げたわ。

 ウフフ、迷路ですって楽しみ。


「犬に跨った異世界人めぇ。僕を、勇者様を、馬鹿にしやがって……」

「クラーネルさん。入りますよ」

「あぁ……テデシア。今、行く。そうかぁ! コレをこうしてやろう。お前らが迷え」


 本当に迷路ね。

 ダンジョンルートなのに、モンスターが出現しないなんて詐欺の様な気がするわ。

 でも、安心して歩けるから楽しいんだけれどね。

 私、アレを思い出すわ。

 アレよ! アレ!

 夏になると、どの地方でもある、向日葵畑を利用したの迷路。

 又は天然の洞窟を利用した、なんちゃって探検隊みたいなヤツね。

 それと言うのも、入る前にユント先生が私に注釈を付けたの。


「ナナさん。このダンジョンルートには、獣も魔獣も出てきません。安全な道なのです。ただ広く細やかな道が多いので、迷えばなかなか出て来れ無い迷路になっています。ここは、みなさんの力で進みましょう。ネズミ隊さん達の力を借りずに、ヒコモンターニュ運動公園まで行って下さい。さぁ、マノアさんにホゼッヒさんも歩けるでしょう。私とハンナ先生は少し離れた後ろから付いて行きます。何かあれば大声をあげて下さい。私達が駆け付けます。みんなの力を合わせてゴールまで進んでみて下さい。いいですか?」

「「「「「はい!先生!」」」」」


 私達は元気よく返事をしたわ。

 そして、すぐに揉めたのよ。

 どうして揉めてしまったのか!

 それは……こんな面白い事を先頭に立って歩きたい……じゃない。

 戦隊モノだって赤色がリーダーだし、探検隊も番組に名前が付いた人が隊長だわ。

 だったら、私が! ってなるでしょう。

 でも、赤色を目指した人がいたのよ。

 もちろんエディ、さらにマノアまで。

 しっちゃかめっちゃかの様相を呈し始めたのよ。

 その時、忠大が割って入ったわ。


『姫様。ここは、公平にじゃん拳なるモノで決められたらいかがでしょうか。ここに居ますのは、異世界人のみです。ご存知なのではないのですか?』

「あら! 良いこと言うじゃないの! それで行きましょう」


 私はみんなに話して、じゃん拳で公平に並び順を決めたわ。

 その結果、先頭は私、次に青ちゃん、次にマノア、次にホゼ、最後にエディの順番になったの。

 少し可哀想だったのよね。

 だって、エディったら、グーしか出さ無いんだもの。

 気の毒に思ったから、ロクを出して一緒に歩いてもらう事にしたわ。

 この子達なら魔獣化をしなくても、チンピラ勇者なんかより強いからね。

 ロウも楽しそうにエディと歩いているわ。

 さて、中に突入して驚いた事は、暗かった事。

 そして、道幅は小型の軽自動車がギリギリで通るくらいで、高さは電話ボックスぐらい。

 あら!

 今時、電話ボックスなんて知ら無いわね。

 えっと、2メートルちょいってとこかしら?

 まぁ、意外に狭いのね。

 そこに、矢印看板が等間隔で設置されているわ。

 しかも明かり付きでね。

 まさしく街灯よ。

 その周りだけ、明るく照らしているわ。

 なんとも言え無い不思議な空間よね。

 でも、道標もしっかりしているし、狭いけれど歩け無いわけではないわ。

 そんな時こそ、事件が起こるのよ。

 単調な道のりに飽き始めていた私達。

 矢印に従い、曲がったわ。

 そして、ハチの足が沈み始めた。


『ナナ! 僕から離れて!』

「え! 嘘! 沈んでるの? はっ! みんな来ないで! !」

「ナナちゃん!」

「ナナ! !」

『ナナ!』

「ロク! 貴女はみんなを守ってゴールまで行ってちょうだい! 私は大丈夫だから。ハチも居るし、ネズミ隊も呼び出せるわ。だから、だから! ! 貴女はみんなを守って! ! ロク、魔獣化を許可……」

『ナナ! ! ! !』


 矢印通り曲がったら、蟻地獄のようなモノに嵌ってしまい、アレヨアレヨと言う間に私とハチは砂の中。

 よくよく考えると変なのよね。

 このダンジョンルートは、曲がり道など無い1本道。

 なのに私は曲がってしまったの。

 誰の仕業が火を見るよりも明らかよね。

 あのチンピラ勇者よ!

 しょうもない事をしやがって!

 外に出たら折檻じゃ! !


 でも私達は……どこまで……落ちるのかしら? ?

ナナ達が歓迎遠足へと行く話です。

本来なら6年生が1年生の手を繋いで、近くの公園へが正解ですがナナちゃん以外は魔力がある勇者や異世界人なので、張り切って歩いてもらいました!


次回予告


『姫様! !』

『忠大! 来週の予告をしなくてもいいのかぁ?』

『忠吉! そんな事どうでもいいわ!姫様が、姫様が、姫様が! !』

『忠大が壊れたので僕がさせてもらいます。次回予告。クラーネルの仕業で、ナナとハチが蟻地獄に飲み込まれてしまった。無事にヒコモンターニュ運動公園までたどり着く事が出来るのかぁ! ハチの運命が変わる!ナナの決意が試されらる! ハチとナナの想いを刮目せよ!』

『『姫様! !』』


忙しい忠大と忠吉に予告を頼みました。

姫様が! しか言っていない忠大にちょっとだけウケますね。

本日はgoに邁進する日なので……頑張ります!


それではまた来週会いましょう。

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