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129話 あらあら、改革ですって

 

「ハチ! 良い“ウインドアロー”だったニャ」

「ロクこそ、強い“ファイアボール”だったワン」

「「フッ、フフフフ」」


 ハァ〜。

 なに、良い汗かいたぜ〜、みたいな雰囲気を出してんのよ!

 ハチのせいで、大混乱をきたしているのに!

 それと言うのもハチが、自分の特殊スキル“フリーザ”の能力をネズミ隊に譲渡するなんて言い出すから。

 さらに、ハチは自分の特殊スキルとロクの特殊スキル・魔術“未来予想図”の事についても疑問を提示したの。


「僕にしてもロクにしてもルバーにしても、人や獣が保有して良い能力じゃない。僕の“フリーザ”は、取り込んだモノを改変する事が出来るんだ。倫理的にしてはいけないとの思いからやらない。でも、出来るんだ。

 忠大、忠吉、忠中、忠末、忠凶を取り込み、各々が保有している魔力を精選し直し、振り分け直し、元に戻す事が出来るんだ。おそらく、ネズミ隊には余力が生まれる。そこに、僕が持っている“フリーザ”の一部を移植する。考査なしでも出来るんだ。出来るんだ……こんな事が出来るなんて、神の力なんじゃないのかと、僕は思う」


 この言葉でククルとトッシュが本当の事を話してくれたわ。

 ハチとロクと私とルバー様と青と竜。

 この6人は、神の巫女として選べれたみたいなの。

 ハチとロクは魔獣で、私を含め青と竜は異世界人。

 たった1人、人属だったルバー様。

 まず、ククルはそのルバー様を労ったの。

 謝罪したわ。

 そして……。


「そなたらの言い分は正解じゃ。ハチ、ロク、ルバー、ナナ、青、竜。この者たちは、神の巫女として選ばれたんじゃよ。

 ルバー……苦労をしてきたじゃろう。そなたは、人の身。生まれた時から有り余る力に難儀しただろう。すまなかった。元々、大きな器を持って生まれたんじゃ。そこに、あやつらがスキル“全能”を持たせた。そうしたのも……妾のせいであろう。本来なら、妾が担うべき“全知全能”の力。それを受け取ってしまったんじゃ……済まない。それに、ハチとロク。そなたも、稀有な経路で神の器になったものじゃ。本来なら……」

「俺がやるべき事だな。それが、どういう訳か渡来者に渡したんだ。驚いたぜ。あいつらは何を考えてんだ……と。なんとか回収するべく動こうとしたが、タイミングが悪かった。俺の移行期に入っちまたんだ。竜を確保していたから、困ることはなかった……そのはずだった。まさか、恋仲になるとは思わなかったぜ。そのせいで、ぐちゃぐちゃになったんだ。参るぜ。人も龍神も同じなんだな。改めてそう感じたよ。

 問題は、渡来者に渡したことじゃねぇ。受け取った奴を使える様に教育すれば、良いだけだからな。無理なら、龍神の元に送ればいい。問題は……封印された龍神たちの魔力の方だ」


 どうも、龍神の祠に祀ってあた勾玉には龍の魔力が込められていて、少しづつ大地に吸収されながらこのゆる籠を形成したみたいなの。

 この魔力を取り込むには、しっかりした手順があったみたい。

 ウフフ、私がした事は間違いではなかったの。

 呼びかけ、心を繋ぎ止める。

 そんな人が居ないとダメみたい。

 刀根にもそんな人がいたのがいたのかしら?

 マリアやマンプクの記憶からも、ミッチーの想いのカケラからも、そんな人が居たなんて微塵も感じられなかったけど。

 でも、トッシュはそこを問題視していなかったの。

 問題は、別のところにあったみたい。

 マリアの保有していた特殊魔術“祈り”とマンプクが持っていた特殊スキル“冷蔵庫”は、元々トッシュが持っていなければいけなかった能力なの。

 その名も、“刻の先読み”と“豊潤の宴”。

 それが、なぜマリアとマンプクに渡ったのかは謎のままなんだけれど、もっと重要な謎はマリアがロクへと吸収されたときどうして特殊スキル・魔術“未来予想図”に変わってしまったのか? マンプクが暴走してハチに吸収されたとき、とうして特殊スキル“フリーザ”へと変質してしまったのか?

 トッシュにしてもククルにしても、頭をひねっていたのはそこよ。

 その時、ポッツリと呟いたククルの言葉がトッシュの思考を加速させたの。


「……変質している様じゃ」

「そうか! 変質かぁ! ! 納得だぜ。それだよ、それ!

 龍神の魔力と“豊潤の宴”が化合したんだ。そうとしか考査できねぇ。2種以上の元素が化学反応を起こして結合し、新しい物質を生じること。正にそのまんまだ。龍神の魔力と“豊潤の宴”が化学変化を起こし結合し、全く新しい魔術を生み出した。そんな事ってあるのか? 俺は聞いたことないぞ?」

「妾も……ない。しかし、それしか説明が付かぬであろう」

「どういうことなの?」

「ナナ。“豊潤の宴”は、大地からの実りを祝う宴の事なんじゃ。分かりやすく言うと、豊作を祝う祭りの事じゃな。その豊作に実った作物を貯蔵する役割がある。飢饉になり不毛な大地になったとき、貯蔵した作物の生命力を降り注ぎ困難に乗り越える力を与えるのが仕事なんじゃ。それが……」

「あそこまで変わってしまったのね。たしかに化合だわ。全く違うモノですものね」

「だがな、その片鱗はある。ククルの言葉を借りるなら……貯蔵した作物の生命力を降り注ぎ困難に乗り越える力を与えるのが仕事なんじゃ……ここだろう。貯蔵した作物の生命力を考査すれば、融合・混合・化合が生まれる。降り注ぎ困難に乗り越える力は、捕獲・隔離・解析に当たる考査だ。ここまで来ると神業だな」

「じゃな」


 納得してしまったのは、私とルバー様とククルとトッシュだけ。

 当のハチとロクは……。


「まだまだワン」

「言うじゃないの。行くよ!」


 思い上がったハチを諌めるために、じゃれあいと言う名の戦いを繰り広げているわ。

 今もね。

 そして、ハチの魔術の一端を譲渡すると言われたネズミ隊は、何をどうするかを揉めに揉めているわ。

 本当に、ため息しか出ないわね。


「ハァ〜………。スゥ〜ハァ〜、スゥ〜ハァ〜……いい加減んにしなさぁぁぁい! !」


 私の叫びに、ハチとロクの動きを止めたわ。

 ネズミ隊は思考を止め、私を見たの。


「みんな、もういいでしょう。話が先に進まないわ。その辺にしなさい」

「はいワン」

「……ニャ」

「「「「「ハッ」」」」」


 私の前に整列したわ。

 こうやって見ると、可愛いのに。

 ちなみに、トッシュとククルは笑いを堪えているわ。

 ルバー様はまだ、考査に溺れているみたい。


「ルバー様! 戻ってきてください。ハチの考査を聞きますよ。いつまでも、惚けないでください」

「……す、す、すみません。正気に戻ります」


 バシ!


「い、痛いです。ククル様」

「シャッキとせんか! 馬鹿者! !」


 ククルの怒りがルバー様にヒットしたの。

 全くその通りよね。

 それを見て、今度はハチとロクが笑い出したの。

 ネズミ隊は身動ぎせず、直立不動の姿勢だったわ。

 肩が震えていたのは、ご愛嬌ね。

 改めてハチが、手順を確認したわ。


「ハチ、説明してちょうだい」

「了解したワン。まず、忠大・忠吉・忠中・忠末・忠凶を魔術“フリーザ・鎖”で縛り解析するワン」

「みんな?」

「そうだよ。5本の鎖で一気に読み解くワン。その後、魔術“フリーザ”で分離・隔離・融合・混合するワン」

「分離?」

「「「そこ! !」」」


 トッシュとククルとルバー様に、思いっきりバカにされたわ。

 どうも、分離しないと物事が始まらないんですって。

 前提の話だったみたい。

 ウゥゥゥ………言ってくれたらいいのに。

 まぁ、私の特殊スキル“スル〜”を発動したわ。

 もちろん、そんなスキルは無いわね。

 でも、効果絶大なのよ。

 なんと言っても、無かった事にして話を進める技術なの。

 難しいんだからね!


「どのくらい時間がかかるの?」

「「「………」」」


 ウッ!

 トッシュとククルとルバー様の視線が痛いわ。

 め、め、めげない!


「そ、そ、そんなに! かかるの?」

「ナナ、苦しいぞ」

「ウッ!」

「アハハハ、ナナはどこか抜けているな」

「もぉ! 抜け作なのは、知っているわよ。ククルもトッシュも言い過ぎじゃない? ルバー様は笑い過ぎです」


 そうなの。

 これまで、難しい顔をしていたルバー様が下を向いて肩を震わせ、笑いを噛み殺していたのよ。

 全く失礼しちゃうわ。


「どうでもいいから、話を進めてよ! !」

「「「アハハハ」」」

「そうじゃのぉ。すまない、すまない。ハチ、考査は?」


 このやり取りを、クスクス笑顔で見ていたハチとロク。

 何も聞いてません、見てませんを貫き通したネズミ隊。

 あなた達も十分、失礼よ。


「ハチ、いいから貴方の考査を聞かせて」

「了解ワン。さっき話した通り。本当なら、捕食して隔離して解析なんだけれど。これだと、僕の魔術“フリーザ”で取り込まないとダメなんだ。そこで、捕食して解析して隔離。これなら、僕の魔術を発動しなくてもいい。ネズミ隊でも十分、対応可能。それに、解析に関しては僕よりネズミ隊の方がいいと思う。慣れているだろうしね。もう1つの利点は、解析はネズミ隊が持っているスキル“走破”と融合させれば、僕より性能が良いモノになるはずなんだ」

「そんなことができるの?」

「出来る! 僕の“フリーザ”は無属性。誰でも持っている属性なんだ。相性も良いはずだよ。後は解析して、何を無くすかだよね。とりあえず、解析するワン!」


 みんなが頷き魔術を発動させたの。


「魔術“フリーザ・鎖”」

「ウッ! 気持ち悪い」


 そうなの。

 黒いボールがポッコと出てきて。

 触手の様に、5本の鎖がニョロニョロと。

 なかなかの、邪悪っぷりにドン引したわ。

 みんなを見ると、引き笑いしていたの。

 そんな中、忠大・忠吉・忠中・忠末・忠凶に絡みついたわ。

 微動だにせずに、ウネウネを受け入れたネズミ隊。

 耐えてる顔だわ。


「フン……フン……フンフンフン。なるほどワン。……解析完了。属性を無くすのではなく、術を減らせば何とかなる。それぞれに、残す術は僕が決める。一心同体でも、個性があるんだね。面白いワン!」

「どういう事なの?」

「やって見ればわかるワン」

「そうね。もし、ダメでも大丈夫でしょう。なんと言っても、ここはククルの魔術“ヘルシャフト”内ですものね」

「それは違うワン。解析までは、“ヘルシャフト”で戻るけれど分離・融合は僕の魔術“フリーザ”内でするから“ヘルシャフト”の魔力が及ばないんだ」

「? ? ?」


 私がはてなマークだらけにしていると、とんでもない所から、とんでもない横槍が走ったの。


「そうですか! ! そうだったんですね! ! “ヘルシャフト”破れたり! ! ! です」

「「「「「「「「「「「? ? ?」」」」」」」」」」」」


 全員のはてなマークが乱舞したわ。

 叫んだのはルバー様。

 で! 何が? どうしたの?


「僕は、大発見をしたのです! 破れることは不可能と言われた魔術を打破する考査を思いついたのです! これが興奮せずにいられないです! !」


 ワナワナと震えるルバー様。

 やばいわ。

 こうなると収集がつかなくなるのよね。

 お父様を呼んだ方が早いわ。

 私がロクに声をかけようとした瞬間、痛い音が響いたの。


 ゴツ!


「良い加減にしないか! 馬鹿者! ! 今、その時ではないであろうが! 場をわきまえぬか! !」


 ククルの爆裂パンチがルバー様の頭を直撃したの。

 蹲るルバー様。

 目から涙を流しているわ。

 よほど痛かったのね。

 自業自得なんですけれど。

 今度は、諭すような言い方に変わったわ。


「ルバー、時と場所を考えねばならぬ。今はハチの考査と実査が先じゃ。お主の言い方ことも分からぬではない。胸に納め、考査に考査を重ねるんじゃ。さすれば、より確実に実査か行えるじゃろう」

「ククル様、すませんでした。僕としたことが、1つの仮説に興奮しまして申し訳ありません。僕から説明いたしますよ」


 冷静さを取り戻したルバー様。

 いつもの彼でホッとしたわ。


「ハチくんが言ったのは、ククル様の魔術“ヘルシャフト”内であっても、ハチくんの体内魔力まで影響しないという事なんです。もう少し噛み砕いた言い方をするなら……。ポン酢の中にレモンを1個入れても、レモンの中までポン酢の味はしないでしょう。レモンはレモンです」


 ドヤ顔のルバー様。

 首をひねる私たち。

 何となく言いたい事は、理解できたわ。

 本当に、何となくね。

 でも、それが大発見になるのかしら?

 私の疑問が、ロクに移ったのね。


「それが、何なのさぁ。あたしは、“ヘルシャフト”を破る方が気になるね」


 この言葉に、喜んだのはルバー様。

 目をキラキラさせながら、話出そうとしたわ。

 そこに、逆らうことを許さない睨みを効かした横槍が入ったの。


「簡単な事じゃよ。風船の中で風船を膨らましたらどうなる?」

「風船の中で膨らむわ」

「ナナ、正解じゃ。じゃか、外の風船より中の風船を大きく膨らましたらどうなる?」

「外の風船が大きくなるわ。でも、外の風船が魔術“ヘルシャフト”だとすると、膨らまない様に制御できるんじゃないの?」

「たしかにその通りじゃ。制御は簡単じゃな。しかし、中の風船を膨らました魔力までは制御できん。その魔力はどこに行くんじゃ?」

「え? 中の魔力……?」

「どうする事も出来ねぇなぁ。属性でどうなるか不明だか。大方、暴走して外の風船と一緒に……バン! ! だな」


 最後は、トッシュが手を広げて爆発ポーズをしてくれて私の話を掬ってくれたわ。

 なるほどね、納得だわ。

 ククルの魔術“ヘルシャフト”内であっても、ハチの魔術“フリーザ”の魔力は制御できないのね。

 術を止める事は出来ても、魔力までは無理なんだわ。

 面白いわね。

 ルバー様はハチの……解析までは、“ヘルシャフト”で戻るけれど分離・融合は僕の魔術“フリーザ”内でするから“ヘルシャフト”の魔力が及ばないんだ……でピンときたんだわ。

 そして、私とロク以外のみんなも瞬時に理解したの。

 みんなすごいわね。


 モゾモゾ、モグモグ。

 モゾモゾ、モグモグ。


 え! なになに?

 動く物体を見てびっくり。

 鎖の触手に雁字搦め状態の忠凶が、モゾモゾしていたの。

 それに気がついたハチが、緩めてくれたの。


「ハァ〜、ハァ〜。ありがとうございます。ハチ様。その考査には、弱点がございます。ハァ〜、ハァ〜。ククル様の魔術“ヘルシャフト”以上の魔力が必要です。この魔術を破るには、ルバー様の魔力でギリギリなのでは無いでしょうか。それでは、魔術を打破したうちにはならないと考査いたします。如何でしょうか」

「「「! ! ! 」」」


 忠凶の的確な発言に、ビックリまなこの、ルバー様とククルとトッシュ。

 本当に、驚いた顔をしているわ。

 そこに、なぜが鼻が高々のハチが付け加えたの。


「忠凶の言っている事は正解ワン。それに、白属性なら吸収できる。まだまだ詰めが甘いワン。さて、解析も終わったから捕獲・隔離するよ。スキル“闘気功・纏”を展開して」

「「「「「ハッ」」」」」


 何事も無かった様に、ルバー様とククルとトッシュの考査を否定して、ネズミ隊の改革を始めてしまったハチ。

 ルバー様とククルは不満顔で、トッシュは大爆笑。


「アハハハ! アァ〜アハハハ! アハハハハハ! こりゃ〜良いぞ。ククルが1本取られてやんの。アハハハ、アハハハ、アハハハ〜。ヒィ〜、苦しい〜」

「トッシュ、笑いすぎよ」

「良いんだよ、ナナ。ククルは、魔術に関して絶対的な自信があったんだ。それが今、挫かれたんだぜ。こんな可笑しい事はない。高い高い高い、鼻がへし折られたんだ。いつまでも胡座をかいているからだぜ。ククル」

「五月蝿いわ! お前こそ、少しはネズミ隊を見習え! ルバー、考査の見直しをするぞ。妾も加わるぞ。方向は間違っておらぬはずじゃ。今回の魔術“フリーザ”の考査が終わり次第、取り掛かるぞ! 覚悟せい! ! 」


「「「「オー!」」」」

「「「「モゴー!」」」」


 ルバー様は理解できるわ。

 ハチとロクと忠凶、さらに口が塞がれている忠大・忠吉・忠中・忠末が返事をしているのが、おかしいわね。

 全く魔術バカに着ける薬は無いわ。


 さて、そんなこんなあり、スキル“闘気功・纏”を展開したネズミ隊。

 そして、ハチの魔術“フリーザ”に吸い込まれたの。

 いつもの“フリーザ”は、球体で発動させていたハチ。

 それが今回、球体を出さずに自分の中に取り込んだの。

 いろんなパターンがあるのね。

 不思議だわ。


 5分ほどで黒い球体が出現したの。

 そこに現れたのは……。


「……何が変わったの? ? ?」


 どこも変わっていないネズミ隊の姿があったわ。


「ハァ? ? ? ? ? ?」


 ますます、分からなくなったわ。

 何がどうなってんのかしら?

 私のハテナマークが増えていくわね。

遅くなってすいませんでした。

いつもなら、水曜と木曜で書くのですが……。

水曜に具合が悪くなり、病院で点滴を受けていました。

その後、仕事が待っており働いておりました。

お医者様からはストレスや自律神経が狂ったせいでは? との話。

ストレスは……働いている以上、誰もが抱えているモノでしょう。

仕方が無いですよね!

先生! 察してください。


それではまた来週会いましょう!

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