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World's End Online  作者: yuki
第三章 World's End Project
56/83

ラボラトリー-3-

今回は別作品である「果ての世界で」とクロスオーバーしています。

話中にでてくるセシリアは「果ての世界で」のセシリアであり、World's End Onlineのセシリアとは異なります。

片方の作品を読んでいなくとも問題ありませんが、

既読の場合、「果ての世界で」の最新話と合わせると繋がりがわかると思います。

 全ては、一人の少年……いや、少女との出会いから始まった。

 今でもよく覚えている。あれは、研究の区切りが中々つかず、夜遅くまで作業を続けていた日の事だった。

 日付もそろそろ変わろうかという頃合いになっても終わりは見えず、徹夜を見越して近くのラーメン屋で1杯食べてから戻ってくると、明かりのついていない研究室に誰かが立っていた。

「こんばんは、始めまして。それと、これからよろしくお願いします」

 大きな窓から月の優しげな青白い光を背負いつつ、誰かは優雅に一礼して見せる。

 片足を前へ。膝を折って両手でありもしない何かを摘む。

 それを見た瞬間、小柄な少女が豪奢なドレスを身に纏って同じ仕草をする幻影が脳裏を掠めた。

 だが、そんな事はありえない。

 目の前の誰かはドレスなど身につけていないし、そもそも声の質やシルエットからして若い男性だ。

 いや、そんなどうでもいい事よりもっと気にしなければならない事があった。


 ここは大学の研究室で、部外者の立ち入りは禁じられている。

 学生はもちろん、責任者である教授もほどほどにしなさいと残して数時間前に帰って行った。

 新入生が忘れ物でも取りに来て迷い込んだのだろうか。

 否、部屋へ入るには配布されているIDカードが必要になる。

 全自動ロックの設備で施錠のし忘れがあるとは思えないし、拾ったカードを届けるにしては時間帯が遅すぎる。

 かといって、堂々とした佇まいや、自分を待っていたかのような挙動からは、何かを盗みに忍び込んだようにも思えない。

「君は一体誰だ?」

 万が一の際には飛び出せるように身構えながら尋ねると、目の前の影は少し悩む素振りを見せながら言った。

「そうですね……。貴方にはこれからたくさん協力して頂く予定ですし、本名を名乗ることにしましょう。私はセシリア・ノーティス。どうぞ、セシリアでもセシリーとでも好きに呼んでください」


 楽しそうな声色で名乗った名前は、どう考えても本名だと思えない。

 それが馬鹿にされているように感じて、気圧されていた空気が解けた。

 目の前の人影が何者かは知らないが不審者であることに変わりはない。

 これ以上関わり合いになるのは面倒だと誰か人を呼ぼうとした瞬間、目の前の影はまるで心を読んだかのように嗜めた。

「まぁそう怒らないでください。それから、人を呼ぼうとしても無駄です。携帯電話も圏外ですし、備え付けの電話も全て繋がらなくしてあります。今現在、この部屋は現世から隔離されていますから」

 何を馬鹿な、これがいわゆる電波系かと嘆息しながら胸ポケットにしまっていた携帯を取り出す。

 ここは電波の飛び交う都会の真っ只中だ。

 今まで何年もこの部屋で研究を続けてきたが、電波の入らない日などただの一度もなかった。

 だというのに、携帯を開いて番号をプッシュしても全く繋がる気配がない。

 不審に思い表示を確かめると驚くべきことに圏外を示していた。


 背中に嫌な汗が伝う。後ずさるように後退し、出口のすぐ近くに設けられている壁掛け電話を手にとった。

 しかし、本来なら聞こえるはずの電子音が一向に聞こえてこない。

 それどころか、耳に当てた受話器から突然、目の前の人影の声が流れ出したのだ。

『だから言ったじゃないですか。この部屋は、現世から隔離されているって』


 思わず受話器を放り投げると、繋がったコードで跳ね回りながら激しく壁へとぶつかって騒音をまき散らす。

 何がなんだか分からないが、自分が非常に危うい立場に居る事だけはひしひしと伝わってくる。

 目の前の影が急に恐ろしい存在に思えて、咄嗟にすぐ傍にあるドアに取り付いた。

 だが、幾らドアノブを傾けても扉は一向に開かない。

 ならば音を出して外にいる警備員にこの状況を伝えようと、扉に取り付けられている細いガラス窓の外を覗いた瞬間、遂に声にならない悲鳴が喉から漏れた。

 部屋の外には何の変哲もない廊下が広がっていなければならないというのに、眼に見える限り黒一色で塗りつぶされていて何も映っていないのだ。

 幾ら暗いといっても非常灯の明かりがあるのだから、廊下の輪郭くらい見えなければおかしい。

 恐怖に引き攣った顔で彼は背後を、窓際に立つ誰かへ向き直る。

 もしこれが映画なら、きっとすぐ傍に立っているのだろうとどこかで考えながら。

 果たして、誰かは確かにすぐ傍へと移動していた。

 そこへパチン、と乾いた音がする。一瞬の間のあと、暗かった室内に人口の光が灯る。

 ガチガチに緊張した自分の姿を、目の前の少年は呆れるようにして見下ろしていた。

「人を化け物みたいな目で見ないでください。多少事情はありますけど、ちゃんとした人間です。外の景色を踏まえてお話したい事があるだけです。立ち話も難ですし、そこに座りません?」

 何がなんだか分からずにぽかんとしていると、呆れた様子で溜息を一つ、盛大に吐いて見せた。




「つまり君の実態は異世界に暮らす少女で、肉体の移動ができないから精神だけをこちらの世界の少年と交換している状態だ、と?」「理解が早くて助かります。流石は脳科学専攻の学者さん、というところでしょうか」

 目の前の少年、いや、自称異世界から来た少女の精神は楽しそうにころころと笑った。

 彼女(?)の話を要約するとこうだ。

 魔法が蔓延る異世界に生まれた少女は小さな時に父親を亡くし、自分の故郷を攻めてくる兵士によって殺されそうになっていた。

 そんな理不尽な死を受け入れられる筈もない。

 少女は最後まで抵抗し、死の間際に概念魔法という特殊な能力を開花させた。

 本来の魔法は身近な現実をほんの少しだけ書き換える事しかできない。

 しかし概念魔法は代償を必要とするものの、世界の法則や因果律さえ捻じ曲げる事が出来る力を持っている。

 そうして使えるようになったのが、人の魂とでも言うべき、上位世界の情報へ干渉する魔法だった。

 これを応用し、少女は死ぬ間際の自分の記憶を過去の自分へ上書きするタイムリープ魔法を作り上げる。


 未来の情報を過去の自分が知るという事は、未来を知る事と同義だ。

 この能力を使って殺されない様立ち回っていたのだが、所詮は幼い少女。いずれ限界が来て、何をしても殺されてしまう。

 少女の能力は確かに有能ではあるのだが、同時に大きな欠点も抱えていたからだ。

 死ぬ直前まで記憶を蓄えて過去の自分に継承したとしても、未来が過去の自分の記憶通りになりはしない。

 過去は変えられないのは必然だが、未来は幾らでも変わりようがあるのだ。

 その事実に少女は何度も苦しめられることになったが、同時に希望でもあった。

 未来が変わるという事は、自分が死ぬという未来もまた、変えられる筈なのだと。

 とはいえ、自分一人の力では事態を打開するのが難しいとも考えていた。

 そこで編み出したのが、多数の世界に遍在する魂の性質を活かし、異世界の人間の記憶を自分に繋ぎとめる方法だった。

 この世界には存在しない知識や技術を使って、もっと別の解決方法を見出してくれる事を期待しながら、とある少年の魂を自分の身体に招き入れた。


 結論から言えば、少女の選択は正解だったのだろう。

 少年の魂はこの世界に存在しえなかった知識や技術によって、何度も押し寄せる敵の撃退に成功する。

 最終的に少女の目的は達成され、少年は元の世界に帰っていった。

 それでめでたしめでたしかと思ったのだが、つい先日、少女は再びこの世界に干渉し、今度は自分と少年の魂とやらを入れ替えたらしい。

 つまり、今いるのは少年の身体を借りた少女であり、少女の世界には同じく少女の身体を借りた少年が居るのだとか。


 ややこしい上に突拍子もなく、とても信じられるような話ではない。

 彼女の言う現世から隔離された部屋とやらに閉じ込められていなければ話を聞きもしなかっただろう。

 今だって研究途中に寝落ちして見ている夢なんじゃないかと疑っているくらいだ。

 というか、そうであって欲しい。いや、そうであって貰わなくては困る。

 すると自称少女は再び心を読んだかのようにくすりと笑った。

「半信半疑でも、いえ、信じて頂けなくても構いません。大事なのは、私の話の真偽ではありませんから」

 そう言って勝手に淹れたお茶を美味しそうに啜るのだ。


「それで、君はどうしてこの世界に来たんだい?」

 どちらにせよ、夢から覚めるまでは解放されないのだ。ならば暇潰しもかねてこの妄想に付き合うのも悪くない。

 自称少女が思いのほか博識かつ礼儀正しかったことも手伝って、話くらいは聞いてみる事にした。

「協力して欲しいんです。貴方は脳の研究をしていますよね。具体的には、脳の発する神経パルスを解析し、機械言語へ変換する方法の模索。ですが大きな壁があり、なかなか実現できそうにない」

 自称少女の言葉に僕は顔を顰める。

 彼女が口にした研究内容は表に出していない、謂わば秘匿された研究なのだ。

 こんな大学の一室で行われている研究の秘匿性なんてそう高くはないが、一体どこから漏れたのか。

 いや、これが夢であるならそれもまた不思議な事ではないかと無理にでも納得する事にする。


「問題は神経パルスが微弱すぎて、脳に電極を直接差し込みでもしない限り、正確な測定が難しい点でしょう?」

 流石に夢だけあって、指摘は正確だった。

 脳神経パルスは、端的に言ってしまえばただの電気信号である。

 それを頭蓋骨の上に装着したヘルメット型の機器で正確に測定するのはどうしても無理があった。

 間にある頭蓋骨が、頭皮が、血管が、髪が干渉して、どうしても少なくない誤差が生まれてしまう。

 だから彼の研究も、正確に測定するのが目的ではなく、どうすれば多少なりとも精度を上げられるかにあった。

「もし正確に測定する方法があるといったらどうします?」

 そんな方法があるとは思えなかった。いや、ある筈がないと言った方が正しい。

 今の技術ではどうしたって正確な測定は不可能だと既に何度も結果が出ているのだから。

 だというのに、自称少女の問いかけは自信と確信に満ち溢れていた。

「……もし本当にあるのだとすれば、是非とも伺いたいところだね」

「では契約成立ですね。私が貴方にその方法を教えます。代わりに、一つだけ約束してください。」

 自称少女は悪戯っぽく笑うと、僕に向かってわざとらしく指を指す。

「何かな」

「貴方に作り出してほしいんです。世界と世界を繋ぐ術を」

 意味が分からなくとも構わないのだと、自称少女は言ったし、その意図を説明する事もなかった。

 そしてその日から、僕とセシリアによる真夜中の研究会が幕を上げたのだ。




 彼女は夜になるといつの間にか姿を現し、決まって隔離された世界の中で研究をする事になった。

 研究と言っても実に一方的なものだ。

 必要な素材を告げられ、翌日までに全てを揃えて研究室に運んでおく。

 するとセシリアはその材料を使って、何かをせっせと作り始めるのだ。

 作業に集中する横顔は真剣そのものなのだが、僕には一体何を作っているのかさっぱりわからない。

 時々、材料を切ったり、あるいは接着させられたりと細かな手伝いはするのだが、基本的には一人で作業を続けていた。


 作業の合間にセシリアとはよく話をした。

 例えばこの、隔離された世界について。

 セシリアは世界のほんの一部を書き換えた結果だと言っていたが僕にはさっぱり理解できない。

 だというのに、個人差はあれど人は誰しも現実世界に干渉する力を持っているのだという。

 セシリアはそれを魔法と呼んで、実際に何もない所から水や炎を生み出して見せた。

 色々調べてみたけれど種や仕掛けは見当たらない。

 夢の中の世界の出来事に種や仕掛けを求めるのは無粋とは言え、もし本当に魔法なんてものがあったら便利だろうなと口にした。

 しかし実際に魔法を使えるセシリアからすれば、そうは思わないらしい。

 魔法は素質がなければ使えない上に、個人で起こせる干渉もたかが知れている。

 科学的に作り出された大量破壊兵器とは比べるまでもなく、威力的に見れば火縄銃にも勝てるかどうか。

 大昔の事になるが、この世界にもセシリアの言う魔法を使う存在が沢山いたらしい。

 それがだんだんと誰でも使える科学にとって代わり、魔法を教える存在が減り、継承する存在も減り、いつの間にか世界から姿を消した。


 ならば、使い方さえ分かれば僕でも使えるのかと聞いてみたのだが、セシリアは少し笑って無理だと口にした。

 柔軟体操と同じで、ガチガチに固まった身体を矯正するところから始めなければいけないらしい。

 数世代に渡り使っていなかった能力を使うには、それはそれは過酷な訓練が必要になるのだそうだ。

 だが、方法がないわけではないとも告げた。

 どういう事かと尋ねたが、あとで教えると言って以来、答えを聞いていない。

 セシリアとの作業は概ねこのような形で進み、1週間ほどかけて何かを作り上げた。




「これで完成です」

 作り上げた部品を、神経パルスを測定するヘッドセットに取りつけた後、満足げな笑みを漏らしてから頭に乗せる。

「試運転してみてください」

 何を取り付けたのか知らないが、電気系統を弄ったわけではないのだ。

 変化がある筈ないと思いながらもどこか強引なセシリアに言われるがまま装置を起動する。

 そして、信じられない事が起こった。

 送られてくるデータは極めて正確で、本来ならば取得できそうもない情報まで取れている。

 もう一度言うが、電気系統の変更は一切していないのに、だ。

「……ありえない」

「不可能を可能にするのが魔法ですから。大きな事は難しいですけど、こういう細かなものを改変するには魔法の方が有利みたいですね」

 仕組みは理解できなかった。

 セシリアの言葉を信じるなら、脳と電子機器を魔術的に繋ぐ処理を入れた上でノイズの消去と増幅を行っているのだという。

 言うなれば、脳に精緻な電極を幾つもぶっ刺しているのと同じ状態らしい。

 魔術的な物だから肉体には一切害はなく、極めて正確な情報が得られるという訳だ。


「最後の仕上げです。私の脳神経パルスを今から保存してください」

 意味は分からなかったが、もうどうにでもなれと言う物だ。

 PCへ繋いで吐き出される膨大なデータを保存しながら何となく眺めていると、すぐに不自然さに気付いた。

 今まで数多くの人間のデータを見てきたが、こんなパターンは見た事がない。

「それが魔法を使った時のパターンです」

 右手の掌の上で水球を浮かべながらセシリアはそう言った。

「もしもですよ? 今のパターンを何らかの手段で、人の脳に再生させる事が出来たら、その人は魔法を使ったことになるんです」

 唖然としている僕の目の前で、被っていたヘッドセットを取り外す。

「だってそうでしょう? ある人が風景を見た時の信号を保存して、誰かの脳で再生すれば、その人は同じ風景が見れるんですから」

 短距離走世界記録保持者の走行中の神経パルスを保存し、誰かの脳で再生しても同じ動きはできない。

 脳が動かそうとしても、身体がついて行かないからだ。

 だが、景色や匂いと言ったデータは比較的簡単に第三者と共有できる。

 もし魔法もそうだとしたならば、現代人でも魔法を使う事が出来るのだろうか。

「君の言う魔法は僕ら現代人でも使える物なのかい?」

 思案に暮れるより尋ねた方が早いだろうと顔を上げる。しかしそこに、セシリアの姿はなかった。

 驚きつつ辺りを見回すが、いつの間にか隔離された空間から現実世界に戻ってきている。


 ヘッドセットを改めると、セシリアが取り付けた部品は残ったままだった。

 それどころか、観測した不可思議なパルスデータまでそのまま残っている。

 ああ、そうだ。流石にそろそろ認めるしかない。

 あれは夢などではなかった。

 夢ならば毎晩、買ってきた材料が跡形もなく消える筈がない。

 夢ならばここに、改造されたヘッドセットが残っている筈がない。

 何より、理解不能な部品の作り方が掛かれたメモが添えられている筈もない。

 セシリアという自称異世界の少女は実在していて、この意味不明な部品が取り付けられたヘッドセットは理解不能な法則で稼働している。


 それからセシリアはただの一度も研究室へ来ることはなかった。

 僕はこのヘッドセットを活用して神経パルスの解析を進め、やがてフルダイブシステムを完成させる。

 きっかけはあの時のセシリアの一言だ。

 セシリアの残したパターンデータを再現すると、本当に魔法を使う事ができるのか。

 もしかしたら、僕は居なくなってしまった彼女の影を追っていたのかもしれない。

 セシリアの言葉は本当だったのか、どうしても知りたかったのだ。


 実験は自分自身で行った。危険がないとは言えない実験に無関係の誰かを巻き込むわけにはいかない。

 かくして実験は成功した。

 魔法は神経パルスの再現によって扱う事ができる。

 しかし同時にこの技術は秘匿される事となった。

 実験に同伴した研究員の中に国が派遣した諜報員が混ざっていたらしい。

 直後に研究所は処分され、チームは丸ごと半ば誘拐の形で護送された。

 無から有を作り出す魔法は有用である以上に危険な代物でもある。

 特にあの研究所の内外には、僕らの開発した新技術を盗もうと企む組織が取り巻いており、非常に危険な状態だったのだと説明された。

 その上で国の用意する設備で研究を続け、逼迫しつつある資源を生み出す方法を確立して欲しいと告げられ、僕らはそれを呑む事にした。

 今はまだセシリアの残した小さな水球を生み出すパターンしか判明していないが、解析を進める事で魔法の概念が理解できるかもしれない。


 今さらだが、僕は楽しかったのだ。

 セシリアの言う魔法を研究する事が。

 できれば彼女にもう一度会って、もっと魔法の事を訪ねたかった。

 研究が完成すれば彼女に再び会う事ができるかもしれない。

 そんな勝手な願掛けを掛けながら、山に隠された研究室で今日も研究を進めている。

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