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この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

追放アウトドア女騎士、王都郊外で私営冒険者ギルドの受付嬢になる 〜婚約者がクズ過ぎたので山に引き籠もっていたら、改装したログハウスがいつの間にかS級実力者達の集まる最強のギルドになっていました〜

作者:KK
「気にする必要はないよ。君が騎士団をクビになるよう、僕が裏から手を回したんだ。全ては君のためなんだよ」
「……は?」
 ある日、王国騎士団分隊長――女性騎士のシルフィアは、理不尽な理由で騎士団をクビになってしまう。
 更にその直後、大型冒険者ギルドを運営するギルドマスターであり婚約者のデザンから、シルフィアがクビになったのは自分が手を回したからだと、衝撃の告白をされる。
 仕事を辞めて家に入って欲しいという、デザンの身勝手な願望からの行動だった。
 そんなデザンに愛想を尽かしたシルフィアは婚約破棄を宣言し、自暴自棄のまま王都を離れ、山に引き籠もることにした。
 心が折れそうなシルフィアだったが、山の中で食べたアウトドア飯とお酒の美味しさに感動。
 加えて、英雄絵物語の中のキャラであり“推し”のランスロット様の言葉を思い出し、生きる気力を取り戻す。
「これからは、趣味と美味と推しのために生きよう!」
 そう決めたシルフィアの前に現れたのは、この山の守り神である、お狐様のリィン。
 シルフィアの作るアウトドア飯の虜になったリィンは、共に暮らさないかとシルフィアに提案する。
 棄てられた山小屋を改装し、そこで一緒に生活を送る事に。
 すると、次々にクセのあるお客達がやって来て……。

 これは、婚約者に愛想を尽かした女騎士が好きに生きることを決意した結果、個性豊かな仲間達に囲まれ自由に活躍する事になる、そんな物語。
 ……一方、有能だったシルフィアが消えた騎士団や元婚約者デザンの経営するギルドは、シルフィア達に功績と名声を奪われて……と、そんな物語。
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