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犬を拾った

作者: 月緑夢
掲載日:2024/11/04

文字通りの犬を拾って過ごす日常ライフです


こんにちは私咲は突然ですが28才で初の犬を飼う事になりました。

ー数時間前の事ー

私が会社帰りに川沿いの道を散歩していた時

「さて、そろそろケーキ屋に行かないと行けない最近出た新作のケーキが売り切れるあのケーキ屋結構人気だし急がないと」スピードを上げて、ひたすら走っているとなんとダンボールで作られた箱に柴犬がいてそこのダンボール箱には「拾って下さい」と書いてある

しかし早くしないとケーキがずっと楽しみにしていたケーキが売り切れるけど放っておくなんて出来ないし

どうしよう...

「よし飼おう!ドックフードを買ったり、ペットシーツを買ったり、あとおもちゃを買わなくちゃあと名前なんだけどなんか…」ダンボールの裏に何かそこには「しばお」と書かれていたこれってこの子の名前?

けど安直すぎるからタローにしよう「ワン、ワン」どうしたの?タローの新しいお家に行こっか

数十分後

こうして私は犬を飼うことになった。

「タロー、シャンプーしよっか汚れてるし」けど嫌がらないかな?と不安を横目にタローは颯爽とお風呂に入って行った「シャンプー好き?颯爽と駆け込んで行ったね」そして洗い終わりタオルで拭いたところ、何とソファーでブルブルをし、ソファーがびしょびしょになった「最近買ったばかりのソファー…タローに悪気はないし可愛いからいっか」

「ワン」可愛らしい声でなくタローに「そっか、シャンプー気持ち良かった?また洗おうね」

その日は早めに寝たのだった

「おはようタロー散歩行く?」

タローは行きそうに尻尾をフリ、首輪の前で吠えているそれを見て、

「散歩行こうかタロー」「ワンワン」嬉しそうに尻尾を振っていた

散歩に選んだのは川の近くの道で人もあんまり居ないしぴったりだから選んだ

「タロー涼しいねーけど、危ないから川に寄らないでね」

タローは利口で川に寄ろうとしない

「タローはお利口さんだ、偉いね」過ごしやすくいい天候だったためか、暑くもなく寒くもなく涼しかった

帰宅

楽しかった?タロー?」「ワン」足を膝にポンと置きじっと見ている

「構って欲しいのそっかじゃあなでなでするよー」

初めて触った犬の毛皮の感触はすごくモフモフして癒された

そしてそのまま寝たタローには申し訳ない毛皮に手を置いて床で寝るなんて


「朝?あのまま寝てタローは?」

タローの姿が見当たらない

「え?嘘タロー?どこなの?どうしよう」

猛烈に焦り捜索依頼しに1番近くの警察署に駆け込んだ

「すいません犬が行方不明になりました助けて下さい」捜索願いを出したのち

どうしよう私が昨日起きていれば…

けど無事ならまだいいが、事件や事故に巻き込まれていたらいくら拾った犬でももう少し気をつけるべきだった

「タロー…どこにいるの?」


そこから一ヶ月がたった

けどタローは一向に見つからなかったどれだけ探しても私やボランティアの人たち200人で探してもだ

タローはもう居ないんじゃ…いや、ボランティアの人たちはまだ諦めてもないし私が諦めてどうする

必死の捜索が続き、そしてようやく柴犬を見かけたと連絡が入った

私は連絡が入った所へ走って行くと

「タロー…」少し汚れているが間違いなくタローだ

タローは駆け寄ってきて「ワン」と懐かしい、2ヶ月ぶりに聞いた声だ

「無事で良かった心配したんだから」

タローの横に寝ている女の子がいた大体8歳ぐらいでリボンの着いたワンピースを着ている

すると女の子が起き、「あなたってわんちゃんの飼い主さん?」「そうだけど…」じっと女の子がこちらを見て

「怒らないでワンちゃんをこの子は私を助けてくれたのよ」女の子の言葉に目が見開かれる

「私が、迷子になって寒くて震えてたのそんな時に突然来て私を温めてくれたの山だし不安だった時タローがいてくれて良かったありがとうタロー」

するとボランティアの人が何かに気づき「まさか二ヶ月前行方不明になった実理ちゃん?」

その言葉に頷き「そう、私実理、咲葉実理、ここは楽しかったけどやっぱり家に帰りたい」

その後実理ちゃんは家まで警察官にお母さんの元まで送り、その後はお母さんと一緒に帰って行った

そして私は「タロー賢いねあの時出て行ったのは実理ちゃんを助けに行ったんだね」

「ワン、ワン」私は笑顔になり「タロー、おかえり」

タローと過ごした時間はたったの二日けどそのどれもが輝いているだからこれから過ごそう空白の2ヶ月間分を取り戻しにしかしタローは私より短命だ

だからタローの人生が楽しかったと思える物にしていこうと

切実に誓うのだった

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