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記憶の整理  作者: アラママス
2/11

生と死の境界線

生きているのは

生物だけですか

日本の神話を読んだ後

概念さえも生きているのでは

こう考えるでしょう。


概念が生きている

とするならば

「死」も生きていることになります


それはシュレディンガーのように

私には難解でした


死でさえも生きていると

私は信じたいのですが

生と死の境界線が

曖昧になるのです。


道ゆく人は

生きているでしょうか

量子物理学を学んだなら

それも疑わしくなるでしょう


生は死と同時には

存在できますか


生でさえも死が来ると

私は信じたいのですが

生と死の境界線が

消滅するのです。


光なら波と粒子が同時にあるのに

生命はそうもいかなくて

死への恐怖で怯えながら

生きなければならないのか


死でさえも死んでしまうと

私は信じたいのですが

私もそろそろ

時間が来そうです


全ては生きていると

私は信じたいのですが

死体という概念が

それを邪魔するのです


生物の宿命に抗おうとしても

どうにもならないか

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