表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/24

✒ 嗚呼、奴隷生活


 名前も知らない世界に召喚されて、名前も正体も分からない見知らぬ外国人達から一方的(強制的)に隷属の首輪を着けられて、奴隷にされた42名。

 顧問の先生が7名と生徒が35名。

 男性顧問は4名,女性顧問は3名,男子生徒が9名,女子生徒が26名。

 圧倒的に女子生徒数が多い。

 男性顧問(4名)女性顧問(3名)男子生徒(9名)女子生徒(26名)べつ(べつ)の奴隷牢へ入れられて、生活する事になったの。

 男性顧問(4名)女性顧問(3名)男子生徒(9名)生活を過ごしているのか、アタシ達には一切分からない。

 奴隷牢にはなんの情報も入ってないから────。


 奴隷牢に入れられた日、アタシ達はていた衣服を全て脱ぐように命令された。

 制服,体操着,下着,靴下,上履き──全てを脱がされて、着衣と私物は全て没収された。

 産まれた時の姿──ぱだかにされたアタシ達に対して新たに支給されたのは、にも奴隷が着ていそうな粗末そうな灰色の薄布で作られたワンピース。

 アルプスの少女ハ◯ジが着ていた真っ白い下着(?)みたいな感じの灰色ver.を身に付ける事になった。

 1人1枚のシーツも支給されて、「 このシーツに寝ろ 」って事みたい。


 誰も喋れないけれど、誰もが不安そうな表情をしていて、泣いている女子生徒もる。

 その日はなにごともなく過ぎたんだけど、2日目からは違った。


 朝を迎えると人数分の粗末なパンと水が運ばれてた。

 奴隷牢で粗末なパンで空腹を満たして、水を飲んで喉を潤す。

 お粗末な──だけど、提供してもらえるだけがたい貧しい朝食を終えると、奴隷牢に見慣れない男達がやってた。

 隷属の首輪の効果なのか、男達がなにを話しているのか内容は丸聞こえだった。

 その所為もあるんだと思う。

 みんな身体からだをガクガクと震わせながら泣いている。

 声が出せないから、泣いていても泣き声は聞こえない。

 みんな……怖いんだ。

 これから自分達がなにをされるのか分かっているから……。

 男達の話しているの内容が分からなければ、少しはマシだったかも知れない。

 男達は鼻の下をデロデロに伸ばしていやらしい顔をしながら、自分の相手を誰にしようか品定めをしている。

 下品で不誠実でキモいゲスクズな男達に目を付けられ易いのは──、胸が豊満な子,そこそこ胸が大きくて、肉好きのい子,可愛い系の子,美人系の子,逆らわずに言う事を素直に聞きそうな従順そうで大人しめの子,体育会系で活発そうな子,元気印のボーイッシュな子。

 そんな感じの女子生徒達が選ばれるんじゃないかな──、なんて勝手に思っていたら案の定だった。

 どうやら男1人に対して、奴隷も1人しか連れ出せない決まりみたい。

 8名の男達に指名された女子達が絶望的な顔をして奴隷牢から連れ出されて行く。

 奴隷牢に残っているのは18名。


 昼食の時間になると18名は6名に減っていた。

 夕食の時間になると6名は2名だけになった。

 奴隷牢に残っている女子は、アタシと名前の知らないえている女子。

 肉好きがくて、ふくよかで胸も大きいのに奴隷牢にる男達から一向に指名されない彼女は顔が残念だからみたい。

 異世界でも顔って大事なんだね。

 …………じゃあ、なんでアタシは指名されないんだろう?

 別に指名されて強姦レイプをされたい訳じゃないけど、私だって可愛い筈なんですけど??


──*──*──*── 翌日


 朝方になると奴隷牢の扉が開いて、昨日きのう男達に連れ出されて行った女子達が戻ってた。

 沈んだ表情をしていたり、泣いている女子がる。

 身体からだに傷が付けられていたり、赤いあざが見られる女子もる。

 彼女達が男達になにをされていたのか想像が付いてしまう。

 運ばれてた朝食を食べ終わると、昨日きのうとは違う別の男達が奴隷牢にやってる。

 男達にとってアタシ達は性欲処理に便利な肉便器的な性奴隷なんだろう。

 こんな最低なゲスいクズ野郎どもなんて●●●●(自主規制だぉ)を切り落とさないと助からないようなたいびょうに犯されて苦しめばいのにね!!


 そして今日きょうも多くの女子達が見知らぬ男達に指名されて奴隷牢から連れ出されて行った。











──*──*──*── 5ヵ月後


 奴隷牢へ入れられた日から早、5ヵ月が経過していた。

 アタシにはいまだに、性奴隷としての御呼びは掛からない。

 なんでかは分からないけど、がたい事だと思う。

 アタシと同様に指名が無かったえた女子──にくだけど、とうとう御指名が入って奴隷牢から連れ出されて行った。

 奴隷牢にて、にくを指名した男はなんと──、超絶美形な翠髪のエルフだった。

 なんで超絶美形のエルフがにくを指名したのかは分からないけれど、にくは満更でもないような顔をしていた。

 ファンタジー世界で誰もがうらやむ絶世の超絶美形のエルフから、にくはズコバコされるって事??

 ………………それはそれでなんか怖いかもね??


 5ヵ月も経過すると、奴隷牢に戻ってない女子も増えている。

 いまだに指名の無いアタシも含めて奴隷牢に戻ってて、寝泊まりしているの女子は全部で9名。

 あとの17名は奴隷牢には戻ってない。

 なんの情報も入ってないから、彼女達がだれから事を要求,強要,強制をされて、どんな目に遭わされているのか一切分からない。

 無事だと──生きてればいんだけどね?











──*──*──*── 半年後


 一方的に異世界へ召喚されて強制的に奴隷とされてしまった日から、11ヵ月が経過した。

 妊娠が発覚して一時的に奴隷牢から出される女子が6名もて、現在は3名しか残っていない。

 男達と●●●●していれば、妊娠するのは仕方無いとは思う。

 奴隷相手に避妊なんてしないと思うし……。

 奴隷が産んだ子供も奴隷として生きる事になるのかな??

 それはそれで可哀想かも知れないね。


 今日きょうもアタシは1人で奴隷牢の中にる。

 どうしてアタシは指名されないのかな??

 11ヵ月も指名されないって、一寸ちょっとさぁ……おかしくないかな??

 尋常じゃないよね?

 異常じゃない??

 ミステリー??

 とうとう誰も奴隷牢へ戻ってる女子がなくなってしまった。


 毎日、朝,昼,夕と欠かさずパンと水が運ばれてるから、アタシの存在は “ 忘れ去られていない ” って考えてもいのかな?

 奴隷牢の中で1人ぼっちになってから1週間ぐらいが経った日──、とうとうアタシを指名する男が奴隷牢にやってた。

 アタシは奴隷牢から連れ出されると、見ず知らずの男の背中を追って歩くのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ