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MAGIC×ARTS(マジック×アーツ)-アルブレア王国戦記- 緋色ノ魔眼と純白の姫宮  作者: 青亀
ここまでのあらすじ【王都編序から読みたい人向け】
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スケッチ1 『城那皐について、明善朗に聞く』

 サツキくんについて?

 なんでも聞いてよ。

 ボクはサツキくんと大の仲良しなんだからさ。



 性格かあ。

 真面目で頑張り屋さん、表面的にはクールに見えるけど、熱い闘志を持った努力の人だと思う。

 剣の修業と空手の修業を毎日一生懸命やってるよ。

 ちょっと時間ができたら本を読んで勉強もするし、なんだか応援してあげたくなるんだよね。

 頑張り過ぎちゃうところもあるから、ボクが笑わせてあげたいんだ。平気で無理しちゃうから心配でさ。



 魔法のこと?

 サツキくんの魔法は《()(いろ)()(がん)》。

 緋色がヒーローって聞こえるし、サツキくんに合ってる気がする。

 人の魔力の流れとか、筋肉の動きとか、身体の重心が見えるんだって。

 魔法道具だと、前にボクとエミがあげた《()(どう)(ぼう)()()(ざくら)》も大事に使ってくれてるよ。

 テレポーテーションみたいに登録した物を出したりしまったりできる『望』の効果とか、四次元空間に物をしまえる『房』の効果は気に入ってるみたい。

 そういえば、ボクの地元の星降ノ村のソウゴさんは、サツキくんのこと気に入って刀をあげたって言ってたな。

 あ、刀は魔法道具じゃないんだけどね。

 他の魔法だと、王都を出たあとに身につけるから、今言えるのはこれくらいかな。



 最後にひと言?

 それは決まってるよ。

 サツキくんは口数が少なめで人付き合いも苦手だけど、礼儀正しくてとっても良い子なんだ。

 だから、サツキくんに会ったら友だちになってあげてね。

 ボクの知り合いだって言えば、にこっとしてくれると思うよ。

 サツキくんをよろしくね。

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