20241226_未解決解決探偵事務所 ~水原の採用試験編~
★三行
大学中退で派遣切りにあった水原潜次は高額バイトの探偵事務所の面接に行って合格する。
社長の合田剛、若手の竹内美穂と3カ月の試用期間中に、探偵稼業を学び最終試験を受ける。
竹内美穂が事故死した後、合田社長は癒着警察に依頼してもみ消し、水原に覚悟があるか聞いてきた。
★一言
→自分の過去を追わないこと。登山と同じ
★五頁プロットと感想
前回の潜魂機を使った未解決解決探偵事務所の別視点の話。
竹内美穂は29歳で中堅社員であったが、とある依頼に合わせてカレカノを追いかけた結果、自分の意志で深いダイブによる探索を行い、水原に情報を伝えた後に途絶えた。
その後、合田社長は水原に事情招集して、彼女自身の意思で行われたことであるが、水原が止めずに実行したことを理由に懲戒解雇を言い渡す。
それに納得できなかった水原は、数日の間に無実の証明と、
合田社長には実は離婚ていないが別居中の妻がいて、彼女が「潜魂機の撲滅」運動をしている幹部になっていたことがわかる。
竹内は、依頼人の分で体が絶えられたのだが、追加2分は自分の過去を知ること、最後に合田夫妻のキーワード(彼女の詳細と理由)を水原に暗号で伝えていた。
水原はメモしたが合田に伝えなかったキーワードをもとに、合田の奥さんの住所を突き止めて、事情を聴く。
そして夫婦が対面して和解、懲戒解雇が取りやめになって、正社員となったのだった。