20241127_カピバラGOという、放置中華ゲーの完成度がすごすぎて日本は負けると直感した
https://altema.jp/capybarago/
話は趣味にそれるが、偶然広告で見かけたかぴパラスマホゲーが面白い! とのことでやってみたら、完成度が高すぎてビビったという話。
中国は今、不景気でリアル商売や住宅関連が厳しいのだが、ゲーム業界はとても強いと思う。
崩壊3rdや、原神は有名だろう。
それ以外に、VIPゲーと呼ばれるものがある。
キノコ伝説とか、そのあたりなのだが、ゲームの型として完成されている。
ARKのシステム、LOLのシステム、APEXのデザインなど、完成されたゲームこそプレイヤーに支持される。
それと同じゲームレイヤーであるのだが、それが「課金させる」に特化したゲームがこの世に多数存在する。
実際にやってみたらわかる。
かぴパラGOには、最初の導入のわかりやすさ、チュートリアル、見てわかるステータスと上昇、そして「負け」を盛り込んでいる。
その負けイベントの後、ちょっとガチャを回して仕組まれた高レア武器を装備したら、さくっと火力が上がってクリアできる。
そして途中で壁を作り、再度負けをプレイヤーに体験させる。
そこで用意するのが「110円」のジュース課金である。
コンビニでは130円、業務スーパーであれば59円などで売っている飲み物と同じ絶妙な価格である。
一度でも課金すると、その特別アイテムやガチャで「無課金の壁」を、指先ひとつ(かきん)でダウンさせられる。
この気持ちよさは、スマホゲー、ガチャゲー、で一度は体験したことがあるだろう。
そんなのどのガチャゲーでもやってるよ!
という意見はわかる。
そして、中華ゲーはテンプレが決まっていてガワだけが違う、安価量産型が多い。
さらに、中国特有の「VIP制度」がお決まりで存在する。
サブスクみたいに、一定額を課金したり、月額パスを一定数購入するとVIPレベルが上がり、より恩恵を受けられる。
一般人からすると、暇で時間つぶしのためのガチャゲーであり、110円だろうが、5900円だろうが金の無駄、と思うかもしれない。
この絶妙な導線をかぴパラGOで体験してい欲しい。
あー、こりゃ少額から微課金、微課金から廃課金になるわーとわかるだろう。
そして、日本のガチャゲーの「古すぎる仕組みによる負け」も知ることができる。
次回、かぴパラGOから学んだ課金誘導と「日本も学べ!」という仕組みを語りたい。