32-18. エルフ作家のちきう絶滅化計画 ~なろう令嬢の文字攻略~ →エルフ作家は潰したい
★三行
ワームホールで魔法異世界から日本の横浜市に来てしまったエルフのリアレは、自活しながら「エルフ異世界」への侵略の噂を聞く
詐欺略奪の人類の悪い所を体感した彼女は、別の転生者ドラゴノイドの入れ知恵で「異世界妄想ドラッグ」の出版で少子化を考えて出版を始める
なろう転生、令嬢転生を見てきたリアレは実体験エッセイとして売れ、資金と仲間を集めては妄想作品を出して故郷を守るのだった
★一言
→エルフ作家は潰したい
★五頁プロットと感想
ここ20年、ライトノベルからなろう小説の流行が始まり、転生モノ、魔法物が大量に漫画アニメ化されてきた。
それがもし、「異世界転生者による策略だったら?」と言うSF小説である。
エルフ族のリアレは2203歳で日本で言う18歳頃の女子だが、エルフ異世界で謎ワームホールに巻き込まれて日本の横浜元町中華街に飛ばされてしまう。
戸籍もなく飢えて死ぬときに、とある貧乏出版社「エルフの森」の編集長に拾われて居候しながら、働いて家賃を稼ぐこととなった。
リアレは元異世界住人で、武力はないが器用さと「日本異世界転生者の謀略」を見てきた生き証人でった(長寿であるため)。
編集長の小田正人は、彼女の体験談をエッセイにして漫画に出さないか? と提案して、彼女は助けてくれた恩威もあり、出版確定する。
「おいでよエルフの森」という体験エッセイ話は、日本の読者に刺さり一大ブームに。
それは、リレアが住んでいて「日本人転生者の暴れ体験談」そのものであったが、それが10代20代のなろう転生好きに、考察しがいがある深いなろう小説(妄想)と受け入れられた。
結果、身元が明かせない謎の原作&漫画家として、メディアでも注目された(今のado位)。
当然だが、戸籍がないエルフ異世界人だとバレると終わるので、エルフの森の出版社の編集長の小田は、匿名のしがない横浜作家とだけメディアに伝える。
パパラッチの影響もあり、バレないようにマスクなどで誤魔化す話もあり、結果的にばれるが、それまでの隠密も話に入れる。
リアレは日本人、地球人の詐欺やあくどさ、人間の闇を肌で体感した。
そして、自信を地球と言う異世界に送り込んだワームホール、かつてエルフの異世界にも来させて日本人転生者が暴れまわったことを思い出す。
数年がたったころ、ドラゴノイドのディラもホールに巻き込まれて異世界転生死、リアレと邂逅する。
彼を保護し、裏の戸籍と仕事を与えた彼女は、エルフの森の異世界の惨状を聞く。
それは、徐々に日本人、地球人異世界転生者が故郷に増えて、魔王のように横暴にエルフの民を略奪、ひどい目に合わせる現実であった。
ディラとリアレは悩み、この地球の人類を減らし、エルフの故郷の異世界を守る事を決断する。
それが、「ちきう絶滅化計画」であり、エルフの森編集長の小田にも内緒で、脅威を葬り去る作戦を立てた。
それが、異世界で体験した「転生者の跋扈」を通じて、読者を洗脳して、結婚させない、出産せないことで絶滅させる計画であった。
と言う所を3巻=20話位でやる。
その後の漫画出版社設立の話は別の本で。