30-28. ★異世界涙の使い道 ~枯れたら地球に帰りま100cc~ →超高価涙争奪戦
★三行
齋藤信弘はオタクで涙もろく、社会人3年目で振られて焼身自殺して異世界転生する
スキル「超高濃度魔術涙(枯れる)」を得て、原子力の1兆倍の魔術エネルギーがばれて拉致と拷問を受けるも死んでは元も子もないので魔王側が管理することとなる
人間側もそのエネルギーの危険さから「生死を問わない彼の懸賞金」を出してハーレム大混乱になる
★一言
→超高価涙争奪戦
★五頁プロットと感想
よくあるエロ妄想、自分だけが男で、出したものがとても貴重だからハーレム状態、その涙版。
前に圧倒的チャーム能力があり、蒸発させると洗脳ができる乙女の涙のプロットがあるが、こちらは「超高エネルギー」である。
そして枯れるため、ある一定まで出ると終わり、そのまま自動で地球の焼身自殺の前に戻る。
で、齋藤自身も「まあ金くらいの価値かな?」と思ったら、10ml(トータル100ml)を魔術拡散するだけで世界が取れるほどであった。
そりゃ奪い合いになるよねってことで最初に知った魔王がいきなりボス戦で奪い取って、拷問していく。
なお魔王は女子。
痛みつけて泣かせても純度が急激に下がって使い物にならない。
感動、感情が動く涙こそが超高エネルギーに変換させるため、好きな乙女魔族を用意してハーレムで暮らすことになる。
魔王は裏で、彼が好きになった後に皆殺しにすることで「高純度の悲しみの涙」を得る計画があった。
魔王自身も一応メスなので、同性への哀れみはない。なんなら演じる部下も、その涙のために死を受け入れているのである!
で、最後は魔王の殺戮計画は彼にばれてハーレム逃亡、囲いのつつもたせ数人も彼を愛してしまう。
で、脱走した後に魔族では生きられまいと、人間側の王都で暮らすことに。
でも集団だとバレるので夫婦ペア以外は分かれることに。で、別れ際に選別で涙を流して、彼女たちに渡した。
最後の最後、ハーレム要因だった彼女たちは、夫婦の二人を見送った後に背後の魔王に挨拶するのだった。
彼女自身も逃げたかったが、魔王の手と検索には抗えず、もうころされてこの高純度魔力涙を奪われることがわかっていても、抵抗することなく、死を受けれるのだった。
で、魔王は夫婦となった相方の妻の笑顔を見て、また次、そいつが死んだときに涙を回収しようと静かに立ち去った。
じゃあ王都は彼の価値を知っているか? という話だが、顔までは知らんので偽装して結婚すればばれないよね!
でもし二部をやるなら、魔術師のかわいい子が彼の寝起きの涙ちょろりを見てドン引き、噂だった高純度彼を疑いだして接近する、という話。