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30-22. ★君の明日を別の彼に　～未来１日の受け渡しスキルで、助からない彼を助けて死にます～　→命の前借り

★三行

　渡未来（わたりみく）は、乙女OLで突然好きだった異世界恋愛本に飲み込まれて転生してしまう

　能力は「明日前借」、双方同意という条件である人の１日の時間を無条件で別の人に渡すというもので、病気で余命がない人とその親で使ったりした

　最後は最愛の夫が助からない身になったが、一度使った人は渡せない。最後に渡本人の１日を彼に捧げ、翌日の夜に一緒に飛び降りた

★一言

→命の前借り

★五頁プロットと感想

　最後は後味が悪く、眠れないような展開を考えたらこうなった。

　最愛の夫と一緒にいたい。その願いは彼も同じで、一緒に死ぬことで二人は幸せになったという結末。

　珍しく３行で全部話しているので多くは語らない。

　１日の前借りは、いろいろな場面で使える。ただし、１度受けるか渡した人はもう使えない。

　最後のオチは確定していて、その間連載中は両津やサザエさんのような１依頼１話の完結話でつなげばよいと思う。