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30-17.  新人類の地ならし止め隊 ~霊感強い嫁と奴隷化される俺~ →100年後のディストピア

★三行

「旧人類の皆さん、武器を捨てて指定した施設に移動してください」21xx年、前世を持つ霊感の強い新人類の1割が蜂起した

長嶋昭ながしまあきらと妻の美咲みさきは包囲される前に脱出し、おなかの子を抱えながら仲間と一緒に脱出を試みる

投降して家畜の安寧となるか、自衛して自由を勝ち取るか、予知能力がある彼らとの交渉を夫婦で始めた


★一言

→100年後のディストピア



★五頁プロットと感想

 100年後に、前世を把握して霊感が優れる新人類が1割を超えるという仮説IF物語である。

 妻は新人類に認定された21歳、旦那は26歳で前世照合を拒否した世代である。

 人口の1割を占める新人類は、寡黙で仕事ができるエリートであり、一般人と大きく才能が違ったため、旧人類と揶揄されるようになる。

 

 妻は蜂起の直前、旦那に何かを伝えるために焦っていたが、わからず、翌日の朝に「新人類の蜂起」を知って脱出することとなる。

 新人類は、直感とテレパシーを使うため、未来の先読みと脳内によるイメージや文字のやり取りが新人類交互にできる。

 脱出する妻は、旧人類に加担する裏切り者であるため、保護ではなく射殺の指示が出る。

 

 

 それでも旦那と妻と、おなかの子のために都心部の混乱に乗じて脱出する。

 その後、旧人類の生き残りはつかまらずに脱走して集まり、新人類とは別の地域で独立宣言を始める。

 

 武力と数で追い詰める新人類、協力してくれる嫁と一緒に脱出と独立を図る夫婦。

 最後は和平で一部の独立が認められて、自治区として生活していくこととなるが、最後には奴隷化した旧人類の国のほうが手厚く豊かになった。

 徐々に独立国家が衰退して、国力を失い、最後はトップの署名によって吸収されて旧人類は淘汰されるのだった。

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