30-6. 心日替わり奴隷飼いました ~ない明日を見送る日々~ →強制禁断の愛
★三行
社畜で奴隷使いを受けていた只野雄一は過労死から異世界転生して、奴隷商人の息子として18歳で前世を思い出す
転生時に授けられた「日替わり奴隷」スキルにより、奴隷契約した物を私物化して何でも言うこと聞させられる代わりに毎日性格や記憶が切り替わる
最初は好き放題していたが、次第に大きく老いていく彼女を愛するようになって、記憶を日記としてつけさせて毎日送別会を送るのだった
★一言
→強制禁断の愛
★五頁プロットと感想
ほぼ毎日記憶をなくしているリアル話を知った時を思い出した。
奴隷契約により好き放題して従わせることができる強力スキルだが、使うと翌日=寝るとそれまでの記憶が完全になくなる。
それをつかわない場合は反抗されたり逃げ出されたりしてどうにもならない。
女神が現れて前世を教えてくれて、洗脳スキルの使い方を教えてくれた。
もちろん副作用も聞いたが只野は無視。
思うがままに遊び、明日になったら忘れていてまたスキルで色々できる。
最高だと思っていたが、徐々に彼女に愛着がわく。
当然年を取るし18歳なのでちょっとずつ成長する。
そしてある時、奴隷彼女に自分をずっと見ていてほしいと思った。
そこから彼はスキルを使いつつ、記憶を残せるように薬を研究する。
さらに彼女に手日記を描かせて、事情を話して翌朝に思い出させようと必死になった。
彼女自身も同じ筆記体で自分が書いた自分にあてた文字なのだが理解できない。だって昨日を知らないから。
そんなこんなで試行錯誤するも、スキルを使う時点で彼女は日替わりの心。
毎日変化して使い捨てる心になってしまう。
彼はスキルを使うのをやめて、拒否して逃げる彼女と接するようになる。
それは毎日が愛で、苦労しながらも彼女は心を開いていく。で、幸せに暮らしてEND.




