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30-1.  ★★異世界認知転生 ~異世界から来た俺は故郷の存在を広めて研究させて戻りたい~ →リアルなろう流行の火付け役

★三行

 エルフ少年のリファル、竜車に轢かれて死亡し異世界(現代)転生したら、自殺した18歳の近藤卓也こんどうたくやの体だった

 脳裏に「故郷のイセカを認知させて研究させれば戻れる」という託宣を受けて、必死に勉強して「小説カクポリス」を立ち上げる

 100万登録から、とある作家に委託して「異世界のイセカ」を裏で投稿させてアニメ映画化し、ついに日本で転生技術が研究され始めた


★一言

→リアルなろう流行の火付け役


★五頁プロットと感想

 「なんでこんなに異世界転生はやってんの?」


 今はだいぶ下火になった、いや、ブームが過ぎて普通に戻った感があるが、それでもアニメやマンガ枠には「個人投稿のコミカライズ」の割合が非常に増えた。



 それは何故か?  「異世界が日本人の深層心理にあって読みたくなるから!」


 それは妄想ではなく、実際に異世界があり、前世ではそちらに住んでいたから、その記憶が「なろう転生」のなつかしさに繋がりヒットした。(まあコロナの巣ごもり影響もあるけど)



 ということで、リファルは受験勉強に失敗して自殺した18歳の近藤卓也こんどうたくやの血だらけの肉体を再生させて復活した。


 リファルは現代の文化と文明に困惑しながらもとある目的のために働き、貯金し、起業する。


 それは転生時に託宣を受けた「故郷イセカの存在を広めて、日本人に異世界転生探求させること」でああった。


 そう、今なろう転生モノが20年で一気に増えたのは、リファルの行動のおかげだった!!



 で、とある小説投稿サイトの橋がけ(3つまとめた)となり、そこで大量にアニメ化、コミカライズ、映画化されることにより日本の「前世が異世界だった住人」が共鳴して作品を投稿し、読まれるようになった。


 その市場は年間3兆円市場に膨れ上がり、ついに世界の「小説書くポリス」で有名になった。


 そこでリファルは最初から計画していた「故郷を題材とした異世界そのものを別作家に裏で書かせる」ことを実行する。


 それは1200万部売れる社会現象となり、今のポケモンポジにになる。



 その異世界はとある原作者であり、リファルではない(でもリファルは口封じしている)。



 その妄想マンガの「異世界に転生する方法」は小説家作家イシマリの妄想の産物であるが、実はリファルが伝えたリアル転生方法であった。


 とあることから、料理力学、物理学の観点で「異世界ワームホール」を生成するヒントとなることを知った研究者、大江小町おおえこまちは原作者とリファルの存在を追いかけるのだった。



 リファルはそこで初めて、隠していた耳を解放して2人(小町&イシマリ)に全てを話すのだった。



「俺は異世界人で、君たちを通じて異世界転生研究をして、俺を帰して欲しい」


 困難がありながらも結託して、彼を異世界転生で返すことに成功する。


 そして、故郷イセカの技術と魔術から、異世界ワームホールを月に一度手紙レベルで送れるようになり、二人と裏で情報う交換しながらお互いの異世界で幸せに暮らしましたとさ。


 最後にリファルの許可で、コチラの世界で異世界転生モノの本を小説書くポリスで投稿する。


「異世界認知転生」

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