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9-11. 世の中に霊魂という概念が確実に存在する?

9-11. 世の中に霊魂という概念が確実に存在する?

 なぜこの世の中には、オカルトと呼ばれる超常現象が存在するのか?


 太古の昔、神や呪いという言葉を使って創造主を崇めて宗教を広めたり、伝染病を祟りとして国民を納得させた道具に使用した。


 今現実の世界では、祖先はアダムとイブではなくサルから進化した説が有力である。未知の伝染病は、顕微鏡や実験によって呪いではないことは立証された。


 これでもなお、未解決な事象が起きているのはなぜか?


 それは、人間が未知のことに対して興味があり、それに金を出すからだ。


 占い、退行催眠、六星占術などなど、証明はされていないが人類が支持して評価されている分野が存在する。


 そして、自殺が起きた事故物件は安い賃料で止まることができるなど、非現実的なことも実際の「金銭」に影響をもたらしているのも事実である。



 人類以外の哺乳類は、占いを信じ、祈り、すがったりするのだろううか?


 これは人類特有の現象だと見てよい。旧人類が墓をつくって祀るなどの発掘がされているが、他の二足歩行の動物にはなかった。



 これらの超常現象をひとくくりに「偶然」と片付けることになったのは、カントの呪いの影響が大きい。実際に観測できないものは科学から外すという一種の宗教に染まってしまったからだ。



 では、イルカが検知できる超音波は人類史では「超常現象」だろうか。虫にしか見えない低い周波の紫外線は「超常現象」だろうか。人類は人体で観測しえないものを道具を経由して観測できるようになった。例えば、はるか何億光年先の銀河を観測し論文に発表すれば認められるし、音波の計測によってイルカとコミュニケーションも取れる。



 人は肉体の観測の限界を道具を媒体に間接的に体感することで、さらなる研究と発展につなった。




 人は肉体の観測の限界を霊魂を媒体に間接的に体感することで、さらなる研究と発展につながると思っている。



 この2つの決定的な違いは何か? それは道具を使用しても過程を観測できないことだ。


 どうやっても観測できず、臨死体験者の記憶だけに残る超常現象は、現代では非科学分野になっている。



 証明できない=再現できないものは存在しない。だから霊魂など存在しないというのが有力だ。

 科学的には立証できない、でも個人が好きに金出すならどうぞ、というスタンスが多いだろう。


 しかし、世の中には偶然を超越したエスパーや透視などごく少数だが存在する。


 その貴重な結果を、オカルトとして扱うのは果たして正解なんだろうか。



 自分の考えは、「霊魂の仕組みはあるけども結果だけが残る特殊な学問」と決めている。

 今の量子力学、超ひも理論の先を行く、特殊なものであると。

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