28-8. たべなすぎ転生 ~食欲9割減少断食異世界!? 3日に一度の食事で済む断食異世界では俺は異端扱いされたので1日3食を勧めます~ →日本は1日2食から3食へ
★三行
小林辰巳は、イスズエルフに惹かれて異世界転生し、断食異世界にたどり着く
食料の栄養価が高く、3日に1度の軽食だけで消化吸収できる異世界人には、食事の時間はほぼ必要なかった
見て食べる楽しさ、そしてそれを商売にしようと考えた小林は、たべギルドを作って討伐したモンスターを他ギルドから買い取り始めた
★一言
→日本は1日2食から3食へ
★五頁プロットと感想
前回の1日10回過食異世界ではなく、極端に食事しなくても耐えられる因子、栄養素である設定でいく。
これはDNAレベルで食事を反芻して栄養を搾り取るダチョウ設定であるため、排泄は5日に1度、食事は3日に1度でも十分に足りる。
じゃあそんな異世界では食事はどういうことになるか、というとちょっとした娯楽で暇な時にとる感じになる。
それは毎日おなじタイミングで食事をするものではなく、各自で買って食べる。松屋すきやのような食事処は経営が成り立たない。
買って長期保存して、一人で食べるのが異世界の食事である。
うん、つまらないよね。
だから小林は、1日3食の日本の風習を伝えるべく、料理の経験を生かしてみる、たべるたのしさを伝えようとする。
一応魔法ある異世界なので、モンスターが大量に湧いて村を攻めてくる。
だから、狩猟ギルドがあり、討伐後は焼却したりして肥料にする。しかしそれを食べる人はいなかった。
イメージ、毒で死ぬフグを食べて、死んで、また調整しての繰り返しで、ふぐ刺しが生まれた。
それは死を恐れない、食への探究である。
なので小林は、ギルドが狩ったものを他から買い取ってそれを調理して振舞うことにした。
最初は、3日に1度でよくない? という王都の民も、徐々に興味をもつことになる。
なお、ビールやワインなどのアルコールは普通に飲むので居酒屋はある。
たべギルド発足後、お店を開いて他ギルドが狩ったモンスターを買い取って、そのまま調理して振舞うスタイルで人気になり、嫁もできてハッピーエンド!




