26-25. ★色失転生 ~色を失った異世界で色を教育して美しさを伝えます~ →カラーコーディネータ
★三行
森色木葉は、自然で食パンを売って生計を立てていた二児の母であったが、台風に巻き込まれて一家溺死し異世界転生する
「色眼鏡」スキルを貰ったが、世界の人は色に関する情報もなく白か黒しか聞こえず宗教がそのように教育していた
森色は元カラーコーディネータであり、自然の素材、食べ物から孤児に色を教えて広めていくのだった
★一言
カラーコーディネータ
★五頁プロット
なろう転生ではなく、恋愛でもなく、スローライフで色を教える転生をやってみる。
色の言葉すらない異世界では、そういう教育で教えられたため、赤や青ではなく、色が濃い=黒か、色が薄い=白の境界線しかなかった。
その代わり、0から9に対応する色の濃さのグラデーション数値「いにさしごろなはく」の文字が色の濃度を分析する指標となっていた。
彼女は色の見る目があり、色眼鏡という「触れた人の視界に希望した色を混ぜ込んで伝える」という不思議能力を貰っていた。
これにより、赤はこれ! 青はコレ! 伝えることができた。
問題は、イロロ協会が教える方針として、カラーではなく濃度だけで教えているため、子供たちは差が分からなくなってしまっていた。
幸い孤児で上ていた子供たちを拾って救っていた彼女は、色の大切さを伝えていく。
彼らは大きくなり、育ち、色チルドレンとして世界に色の素晴らしさを教育していく存在となる。
なお、色は女性の方が識別する要素が多いらしくて、DNA敵にも赤子の顔色の変化を見分けやすい。
男には、リップは全部同じに見えるが、情勢には違うように見える、ホントマジ。




