31-15. 異世界汚染 ~劣悪すぎて寿命が半分になった異世界でマスク手洗いで長寿します~ →綺麗好きジャパン
★三行
紀霊正は潔癖症で、ふと悩み事で車道に出てしまい轢かれて異世界転生する。
スキルは貰えずガッカリしながら着いた所は大気汚染が異常な異世界だった
綺麗好きの正は、布からマスク、酒からアルコール消毒して「健康グッズ」を売り出すのだった
★一言
→綺麗好きジャパン
★五頁プロットと感想
中国の黄砂、日本の光化学スモッグPM2.0など。
大気汚染が酷い所ほど、肺がんなどで亡くなることが多くなる。
異世界人は、それが当たり前だと思ってマスクも除菌も手洗いもせず平均寿命40歳の短命になっていた。
異世界転生後に、この異常な待機とスモッグに口を覆う。
でも彼らにマスクの重要性を説いても、笑われるだけ。
たった一人、病弱でせき込む少女ノアレだけは彼の本気を信じるのだった。
彼女は貴族の第一令嬢で、王家の中でも重要視されていた一族で、もう助からない兆候だと言われて捨てられる寸前だった。
最初は半信半疑だったが、彼との出会いと遊びから信用して、マスクと手洗いうがいを徹底した結果、徐々に体調が戻って来て健康になった。
そして正は、ノアレ令嬢が「発明した」ことにして、商品を売り出す提案をする。
陰で、商品を創り大きく富を得ながら、宣伝はノアレに任せるのだった。
結果は大儲け。平均寿命は3年で+10年と伸び、国家栄誉賞も貰えた。
というのが、よくある日本の清潔俺らスゲー! である。
なので、欲しいのはバッドエンド。逆恨みから暗殺が増えて、結局最初に助けた男と女に殺されてEND.




