31-14. 欠損無双 ~身体を捧げることで超強くなる俺はただ愛する妻のために死ぬ~ →女性の若さ男性版
★三行
近藤一夜は交通事故で半身不随、数年後に感染症で病死して異世界転生する
五体満足で転生して18歳で前世を思い出した彼は、女神から受け取った「欠損バフ」を使い身体を削りながらギルドで活躍する
ミラノと結婚しギルドを引退するが、王都に魔族が攻めてきて、妻や子を守るために全てを使って死ぬのだった
★一言
→女性の若さ男性版
★五頁プロットと感想
主人公が常に削られる物語りなら緊張感あるのでは?
ブレスオブファイア5 ドラゴンクォーター というゲームがあるのだが、竜の力を使うとめっちゃ強い代わりに、使うごとに自分の中に眠る竜の侵略度みたいなのが増えて100%になると強制ゲームオーバーになる。
この仕組み、かなり好き。
基本的に竜の侵略度は戻らない。だからこそ、序盤で使いすぎると積むし、放置しているだけでも進行度が増えていくため、悠長にのんびりしてもいられない。
あれ、それって女性の若さじゃない?
と気づいた。
そう、この竜の進行は失う若さと同じであり、最初は持っているけども年齢という時間が若さを削っていく。
100%になったら死ぬ等いことはないが、30から急減して50になると若さを失う。
今回は近藤が、欠損という形で指、耳、足などの部位を捧げる代わりに超バフがかかる。
使えば使うほど、老いるように包帯やギブスが増える。
大事な所は、前世の地球では自分の過失事故で半身不随になり不自由があった。
しかし転生後は五体満足、自由で最高だったが、能力は普通であり「欠損バフ」を使わないと活躍できなかった。
ギルドの仲間にも明かさず、助ける都度、自分の体の一部を捧げる日々。
最後は妻や子のために全てを使って魔王を倒して終わり。




